乳がん検診ってどんなことするの? 痛いってホント?と、初心者には不安がいっぱい。そこで、イラストレーターのCHILL CHITTAさんが受診した様子を体験ルポでご紹介!
乳がん検診、私が受けました!
イラストレーター CHILL CHITTAさん
胸にしこりがあるのが気になっていて乳がん検診を受けようと思っていたところ。結婚1年目で妊娠・出産も考えているが、生理痛がひどく子宮や卵巣の病気も心配。
訪れたのは……濱岡ブレストクリニック
乳腺専門のクリニック。●東京都世田谷区桜新町2-9-6 3F ☎03・5426・2848 診療時間 9:00~12:30、14:30~18:00 土曜 9:00~13:00 休診日:木・日曜、祝日 乳がん検診(マンモグラフィ+超音波検査)¥13,500
1 問診
まずは待合室で問診票を記入。家族に乳がんの人がいるか、生理周期など月経の状況、妊娠や分娩、授乳の経歴などを問診票の質問にそって記入する。
2 マンモグラフィ
放射線技師の元で、左右それぞれの乳房を圧迫板で縦と斜めから挟んで押しつぶして撮影。痛みの感じ方には個人差がある。生理後のほうが痛みは少ない。
3 触診
医師が乳房に触れて、しこりがないか、リンパ節が腫はれていないかなどを観察。触診で発見できるのは、ある程度の大きさになったしこりのみ。
4 超音波検査
超音波検査ではしこりが良性のものか悪性のものかを確認。温かいゼリー状の液体を塗り、プローベ(探触子)を当て、モニターに映して解説してくれる。
5 検査結果説明
検査後に結果を説明。CHILL CHITTAさんのしこりは良性のもの(のう胞)と判明。異常が見つかった場合、細胞診や乳房針生検などの精密検査を行う。
2016年Domani11月号「先手必勝!初めての女性検診虎の巻」より。
【本誌掲載時スタッフ 撮影/長谷川梓、松原敬子 イラスト/CHILL CHITTA 構成/和田美穂】
初出:しごとなでしこ