澄んだ秋の朝、キッチンにお茶の香りが漂ってくる。それだけで、いつもの朝が少し特別な時間に感じられるものです。仕事に育児に、目まぐるしく過ぎていく毎日。だからこそ、一日の始まりくらいは、自分のための心地よい時間を大切にしたい。そんな思いから、キッチンに立つとまずはほうじ茶や緑茶を淹れ、慌ただしくなる前の束の間のひとときを愉しむようにしています。
さて今回ご紹介するのは、小麦粉を使わず、米粉の軽やかな食感を活かした「抹茶のヘルシースコーン」。「お菓子作りは時間と手間がかかりそう」と心配な方にもおすすめしたいのが、このレシピです。
材料をボウルの中にどんどん混ぜ合わせていき、形を整えて、切り分けて焼くだけ。そんな単純な工程で、外はサクサク、中はほろりとした食感に仕上がります。フレーバーには、香り豊かな抹茶をセレクト。そもそも緑茶というのは抗酸化作用が高く、カフェインによる集中力とリラックス効果を期待できる食品だといいます。抹茶はそんな健康食品である茶葉を丸ごと粉末にしていただくので、食物繊維が豊富で、お茶の栄養成分を効率よく摂取できるところも魅力的です。

【材料】
米粉:150g
抹茶:6g
グラニュー糖:40g
ベーキングパウダー:小さじ1
無塩バター(冷たいもの):40g
卵:1個
生クリーム(牛乳や豆乳でも代用可):50g
ホワイトチョコレート:適量
【作り方】
1. 米粉と抹茶、ベーキングパウダーをふるって合わせておく。

2. ボウルに1とグラニュー糖、7mm角程度に切ったバターを入れ、カードでバターを細かく切るようにサクサクと混ぜ、全体がサラサラとした状態になるまで馴染ませる。

3. 中央にくぼみを作り、あらかじめ混ぜ合わせておいた卵と生クリームを加える。カードで切るように混ぜていきます。

4. 少し生地がまとまってきたら、小さくカットしたホワイトチョコレートを加え、生地をひとまとめにしていきます。

5. 生地をひとまとめにして厚さ2cmほどの長方形に調え、冷蔵庫でできれば30分程度休ませます。まとめる際に、ボウルの中で生地を少し薄く伸ばして三つ折りにするという作業を数回繰り返すと層のある食感に仕上がりやすくなります。

6. 5の生地をナイフで小さめの三角形に切り分け、シルパン(またはクッキングシート)を敷いた天板に並べる。175度に予熱したオーブンで約20分ほど焼きます。

7. 表面に焼き色がつき、香ばしい香りが立ってきたら焼き上がり。天板の上で粗熱をとって完成です。

焼き上がったスコーンは、バスケットに盛りつけたり、サラダなどと一緒にワンプレートに仕立てたり。盛り付けを少し工夫するだけで、いつもの朝食がグッと華やかになります。


食欲を誘う抹茶の香り漂う焼きたてスコーン。野菜スープなどを添えて、ヘルシーで満足感のある朝をスタートさせて。
平日の朝はハードルが高い、という方は、是非週末の朝にトライしてみてください♪ 工程もシンプルなので、食欲の秋、お子さんと一緒にブランチやおやつ作りを楽しむのもいいですね。
こちらのレシピも一緒にチェック!
撮影・構成・レシピ作成/渡邊和泉
出版社にてファッション雑誌の編集者として働いた後、NYで製菓学校のディプロマを取得、現地のフレンチレストランでインターンを経験。帰国後はOggiなどのメディアでエディター/ライターとしてレシピ執筆をする傍ら、食空間プランナーとしてテーブルコーディネートと絡めたスイーツレッスンなどを不定期開催。



