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LIFESTYLE

2026.05.19

「得意満面(とくいまんめん)」は得意そうな様子を表す四字熟語|使い方や言い換え表現は?

「得意満面(とくいまんめん)」とは、得意な様子が隠し切れず、顔中にあふれていることです。本記事では、言葉の正しい意味や使用例などをわかりやすく解説します。また、シーンに応じた言い換え表現もご紹介します。使用例なども、ぜひ参考にしてください。

「得意満面」の意味と読み方

「得意満面」は「とくいまんめん」と読み、得意な気持ちが顔いっぱいに表れた様子を意味します。

そもそも「得意」は誇らしい気持ち、「満面」は顔全体のことです。それらを組み合わせることで、顔じゅうに得意げな表情が広がった状態を表現できます。

おもにポジティブな意味で使われる言葉ですが「自慢げ」や「少し調子に乗っている」といった、やや皮肉的なニュアンスで使われることも。

状況により印象が変わる可能性があるため、使用時は注意が必要です。特にビジネスシーンでは、失礼のない言い回しが求められます。

文脈次第では「彼は目標を達成して、得意満面だったよ」と同僚の業績を称えたつもりが「自慢気な様子だったんだな」と否定的に受け取られてしまうかもしれません。

「得意満面」には複数のニュアンスがあることを理解しつつ、状況を見極めて活用しましょう。

とくい‐まんめん【得意満面】
[名・形動]得意そうな気持ちが顔じゅうに満ちあふれること。また、そのさま。「得意満面な(の)笑えみを浮かべる」

出典:小学館 デジタル大辞泉
喜んでいる人々のイラスト
(c)AdobeStock

「得意満面」の使い方と例文

基本的に「得意満面」は、第三者の様子を表す言葉です。自分自身に使用する機会は少なく、他者の様子を伝える場面に適しているといえるでしょう。

使用時は、褒め言葉として使うのか、やや皮肉的なニュアンスで使うのかなど、意識することも大切です。基本的には、以下のように日常会話からビジネスまで、さまざまなシーンで活用できます。

・プレゼンが成功し、彼は得意満面の表情を浮かべていた
・資格試験に合格したと、彼女は得意満面で報告してきた
・難しい案件をまとめ上げ、彼は得意満面だった
・彼は得意満面な様子で、取得したスキルを披露した
・表彰式で名前を呼ばれた彼女は、得意満面に微笑んだ

「得意満面」の類語や言い換え表現

「得意満面」には、似た意味を持つ言葉も多く存在します。

・鼻が高い
・したり顔
・鬼の首を取ったよう
・水を得た魚(うお)のよう
・天狗になる
・血気盛ん

これらを使い分ければ、より細かなニュアンスを表現できます。ここでは、それぞれの意味や使用例について、みていきましょう。

ポジティブな意味合いが強いものもあれば、やや皮肉や批判を含むものもあるため、文脈に応じた使い分けを意識してください。

嬉しくてジャンプする男女3人のイラスト
(c)AdobeStock

「鼻が高い」

「鼻が高い」は、誇らしく思う気持ちや自慢したい気持ちを表す言葉です。「得意満面」と似たニュアンスを含みます。

異なるのは、自分自身の感情に対して用いる点です。具体的には、自分と関係する物を誇りに感じたり、自分の行動で満足いく結果が得られたりした場合などに使用できます。

・有名企業への就職が決まったことを告げると、親として鼻が高い思いだと父は笑った
・チームの成果に貢献できて、とても鼻が高い気分だ
・彼女の成功は、周囲にとっても鼻が高い出来事だった

「したり顔」

「したり顔」は、「うまくやった」という顔つきや、得意そうな様子を表します。「得意満面」に比べ、やや皮肉的なニュアンスを含むといえる表現です。

そのため「得意満面」と同じ意味合いで使用すると、相手に不快感を与える可能性も。特にビジネスシーンでは、失礼のない使い方を心がけてください。

・必ず成果を上げると息巻いていた彼は、したり顔で結果を報告してきた
・彼女は、まるで1人で成功したかのように、したり顔を見せた
・彼女は誰よりも先に彼のミスを指摘すると、したり顔になった

「鬼の首を取ったよう」

「鬼の首を取ったよう」は、まるで大きな成果を上げたかのように、自慢げに振る舞う様子を表します。「得意満面」よりも、誇張や皮肉のニュアンスが強い言葉です。

「実際には大した成果を上げていない」という意味合いが強く、相手を否定したり皮肉ったりする言い回しに当たります。

・彼女より1つ多く契約を取っただけにも関わらず、彼はまるで鬼の首を取ったようだった
・その程度のことで、鬼の首を取ったように話すのは大げさだと、先輩は彼女に注意した

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「水を得た魚(うお)のよう」

「水を得た魚のよう」は、自分の得意分野で生き生きと活躍する様子を表します。「得意満面」に比べ、行動や活発さに焦点を当てた言葉です。

皮肉的に使うことはなく、ポジティブ場面で使用する点も特徴です。以下のように、他者の行動を評価する際に活用できます。

・得意分野の仕事を任されると、彼女は水を得た魚のように活躍した
・希望の部署に配属された彼は、まるで水を得た魚のようだった
・普段は寡黙な彼女だが、好きな分野になると水を得た魚のように話し出す

「天狗になる」

得意げに自慢することは「天狗になる」と言い表します。「得意満面」と比べると、ネガティブなニュアンスが強い言葉です。

そのため、「得意満面」のように相手を褒める場面で使うことはありません。以下のように、他者の行動を批判したり、自分の行動を戒めたりする場面に適しています。

・少し成功したからといって、天狗になってはいけないよ
・実力以上の評価を受けると、天狗になる可能性がある

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「血気盛ん」

「血気盛ん」は、意気込みが強く活発な様子を表す言葉です。若さや勢いを感じさせる表現で、得意な気持ちが表情にあふれる「得意満面」に比べ、積極性に焦点を当てた語句といえます。

・若手社員は血気盛んで、積極的に意見交換していた
・血気盛んな時期こそ、挑戦する意識が大切だ
・彼女は実に血気盛んで、新しい企画に次々と取り組んでいる

得意な様子は「得意満面」と言い表そう

「得意満面」は、誇らしさや喜びが表情にあふれるさまを表す言葉です。単に「うれしそう」と表現するよりも、気持ちの充実度が伝わり、文章や会話に深みが生まれます。

ただし、文脈によっては「自慢げ」のようなニュアンスで受け取られる可能性も。そのため、使用時は状況に応じた使い分けが必要です。

より円滑なコミュニケーションが図れるよう、言い換え表現なども参考にしながら「得意満面」を会話に取り入れてください。

メイン・アイキャッチ画像:(c)Adobe Stock

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