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FORTUNE

2022.05.20

「勿忘草」の花言葉とは? 種類や育て方、由来である悲恋のエピソードも紹介

可憐なブルーの花を咲かせる「勿忘草」。その花言葉は、「私を忘れないで」「真実の愛」。あるドイツの悲恋の物語が由来となっています。そこで今回は、「勿忘草」の特徴や種類、育て方、花言葉などをまとめて紹介します。

小さなブルーの花を咲かせる「勿忘草」。どこか儚くけなげなイメージを持つことから、物語やラブソングの曲名に使われることも多い植物です。今回は、「勿忘草」の特徴や花言葉、代表的な種類などを紹介します。

「勿忘草」ってどんな花?

(c)Shutterstock.com

「勿忘草(わすれなぐさ)」は、ムラサキ科の多年草。4月から6月にかけてブルーの小さな花をたくさん咲かせます。ヨーロッパ原産で、19世紀にパリで恋人への贈り物として親しまれていたそう。本来は多年草ですが、暑さに弱く開花したあと枯れてしまうことが多いため、日本では一年草として扱われます。

ブルーのイメージが強い「勿忘草」ですが、白やピンク色、薄紫色もありますよ。花壇に植えたり、切り花としても使われる植物です。英名は「forget-me-not」で、和名の「勿忘草」は英名の訳です。欧米諸国では、古くから友愛や誠実の象徴として親しまれ、アメリカではアラスカ州の州花となっています。

ワスレナグサの学名は、「myosotis alpestris(ミオソティス・アルペストリス)」。属名である「ミオソティス」は、ギリシャ語の「mys(ハツカネズミ)」と「ous(耳)」が語源です。葉の形が細いことが、ハツカネズミの耳に似ていることに由来するといわれています。

ドイツ語で「Vergissmeinnicht」、英名では「forget-me-not」と書き、直訳すると「私を忘れないで」となります。明治時代に、植物学者である川上滝弥が「勿忘草」と訳し、以来この名前で呼ばれるようになりました。

「勿忘草」の花言葉とは?

(c)Shutterstock.com

「勿忘草」の花言葉は、「私を忘れないで」と「真実の愛」。これらは中世ドイツの悲恋の物語が由来していると言われています。

ある日、ドナウ川のほとりを若い騎士ルドルフと恋人ベルタが散歩していました。そしてベルタは川辺に咲く可憐な花を見つけます。ルドルフは、彼女のためにその花を摘もうと岸を降りましたが、強い川の流れに飲み込まれてしまったのです。ルドルフは最後の力を振り絞ってその花を投げ、「Vergiss-mein-nicht!(私を忘れないで)」という言葉を残し、死んでしまいました。

一人残されたベルタは、亡き恋人を思いながら生涯この花を身につけ、やがてその花は「勿忘草」と呼ばれるようになったと言われています。

「勿忘草」の主な種類

「勿忘草」は、アジアやヨーロッパ、ニュージーランドなどの温帯地域に50種類ほど自生しています。ここでは、代表的な品種をピックアップして紹介しましょう。

1:ブルームッツ

「ブルームッツ」は、花の大きさが1cmととても小さいのが特徴。青紫色をしており、草丈が30cmから40cmほど。切り花におすすめの品種です。

2:ミオマルク

他の品種よりも花が大きく咲くのが「ミオマルク」。咲き始めはピンク色ですが、次第に淡い水色の花びらに変化していきます。繁殖力があるので春になると一面に花を咲かせます。花屋やホームセンターでは、ポット苗として売られることが多いようです。

(c)Shutterstock.com

3:シルヴァチカ

「シルヴァチカ」は、アジア・ヨーロッパに生育する品種です。草丈が50cmと「勿忘草」の中では大きいタイプに属します。水色の花びらが一般的ですが、園芸用として白やピンク色もあるようです。

4:アルペストリス

ヨーロッパのアルペン山脈やピレネー山脈など、標高の高い草原に生える品種です。草丈は10cmから20cmほどで、濃い青色の花を咲かせます。卵形の葉には、ふわふわとした綿毛が生えているのが特徴です。

5:ノハラワスレナグサ

日本で最も普及しているのが「ノハラワスレナグサ」。4月から5月頃になると、淡青色で中心が黄色の小花を咲かせます。高さは15cmから20cmほどで、秋に種をまく一年草となっています。

6:エゾムラサキ

主に、日本の中部地方や北海道の湿地に生えている品種。水辺に咲く植物で、湿り気のある場所を好み、水切れをすると傷みます。花は青色で、中心が白・黄色になっていることが特徴です。

7:シンワスレナグサ

「シンワスレナグサ」は、花序がサソリの尾のように曲がっている品種です。ヨーロッパ原産で、淡い青色で10cmほどの花を咲かせます。

「勿忘草」の育て方

(c)Shutterstock.com

「勿忘草」は、可憐な見た目と裏腹に、こぼれ種でたくさん増える繁殖力が強い植物です。基本的には、9月〜10月の秋の時期に種をまき、4月〜6月の春の時期に開花します。寒さに強く暑さに弱い品種なので、日本では一年草とされています。

日当たりと風通しがいい場所を好むため、庭や花壇に植える際はそのような場所に植えてあげましょう。水切れを嫌うので、土の表面が乾いてきたら、たっぷりと水やりをします。ただし、花壇で水はけが悪いと腐りやすくなるので注意。水はけと水もちに優れた市販の草花培養土を使用するのがおすすめです。種がつきやすいので、花が終わったら花茎の付け根から切り取りましょう。

花壇で寄せ植えをする時には、他の花との組み合わせも楽しみたいですね。パンジーやビオラ、ムスカリなど同色系統の花と一緒に植えると、ブルーの色合いが美しいアレンジが楽しめます。また、あえて小菊などの黄色系の花と組み合わせてコントラストを楽しむこともできますよ。

「勿忘草」の贈り方

林に自生していたり、花壇や鉢植えで育てるイメージのある「勿忘草」ですが、花束にしてみるのもおすすめです。花がとても小さいので、たくさん集めて束にして、まるで小花が群れて咲いているようにアレンジしてみましょう。他の葉と組み合わせて、色味を足してもいいですし、「勿忘草」のみの素朴なブーケにしても良さそうです。ロマンチックな花言葉を添えて、恋人へのプレゼントにしてみてはいかがでしょうか。

最後に

淡いブルーの色合いが可愛らしい「勿忘草」。その花言葉や名前の由来には、悲しい恋の物語があったのですね。「勿忘草」は開花時期が長く比較的育てやすい品種なので、庭や花壇に植えるのもおすすめです。白やブルー、ピンクなど様々な色合いを寄せ植えして、自分好みのアレンジを楽しんでみてはいかがでしょうか?

TOP画像/(c)Shutterstock.com

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