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FORTUNE

2022.05.19

「ルピナス」ってどんな花? 色別の花言葉や由来、種類、育て方を紹介

藤にそっくりな花を咲かせる「ルピナス」。白や黄色、ローズ色など色合いが豊富なことが魅力です。そんな「ルピナス」の花言葉は、「貪欲」「想像力」「空想」など。今回は、「ルピナス」の特徴や花言葉、代表的な種類、育て方を紹介します。

「ルピナス」ってどんな花?

「ルピナス」という花を知っていますか? 名前を聞いたことがなくても、花壇や植物園で見かけたことがある方も多いはず。今回は、「ルピナス」の特徴や、色別の花言葉、主な種類や育て方を紹介します。

(c)Shutterstock.com

意味

「ルピナス」は、藤の花に似た小さな花をたくさん咲かせるマメ科植物。藤の花といえば青紫色が定番ですが、「ルピナス」の花色は、赤やピンク、紫、黄色などとバリエーションが豊富です。もともとは南北アメリカ原産で、世界中に200種類以上分布しています。

春から初夏にかけて開花しますが、暑さに弱いので日本では一年草扱いになることが多いようです。一般的に庭植え用としてポット苗で販売されることが多いですが、個性的な見た目を生かして切り花として利用することもできますよ。

「ルピナス」は、藤の花に似た花がつくことから「ノボリフジ」や「タチフジ」「サカサフジ」などの別名も。また、葉の形がうちわにそっくりなので、「ハウチワマメ(葉団扇豆)」と呼ばれることもあります。花のあとにさやに入った豆が生えることから名づけられたそうですよ。

由来

「Lupinus(ルピナス)」は、オオカミを意味するラテン語「lupus(ループス)」に由来しています。荒地でもたくましく育つ「ルピナス」の生命力を、オオカミの強さにたとえたのだとか。

また、「ルピナス」の英名は「ルーピン」。世界的に有名な推理小説『アルセーヌ・ルパン』シリーズにも「ルピナス」の花が登場します。「虎の牙」という話の中で、怪盗ルパンが自分の名前にちなみ、「ルピナス」を庭に植えるシーンが描かれているんですよ。

「ルピナス」の花言葉

「ルピナス」全般の花言葉は、「貪欲」「想像力」「空想」。古代ヨーロッパでは、「ルピナス」を食べると、気持ちが明るくなったり、想像力が高まる効果があると言われていたそう。薬草やビールのおつまみにして食べていたという説も。このことから、「想像力」や「空想」といった花言葉が付けられたのかもしれませんね。

カラーバリエーション豊富な「ルピナス」には、色によって異なる花言葉があるので詳しく紹介します。

(c)Shutterstock.com

1:白い「ルピナス」の花言葉

白い「ルピナス」の花言葉は、「つねに幸福」。詳しい由来は定かではありませんが、「ルピナス」を食べると気持ちが明るくなることから名づけられたのかもしれません。また、フランスでは薬草や牧草として使われることにちなみ、「感謝」「あなたは私の心に安らぎを与える」などの意味を持っています。

2:黄色の「ルピナス」の花言葉

黄色の「ルピナス」の花言葉は、「多くの仲間」。「ルピナス」は、花が茎の先に密集して咲くのが特徴的。この花姿が仲間同士が集まって仲良くしているようにみえてこの花言葉が付けられたと言われています。

3:青い「ルピナス」の花言葉

青い「ルピナス」の花言葉は、「母性愛」。「ルピナス」は時に肥料として使われることもあるため、大地に栄養を与える姿が母親のイメージと重なったのかもしれませんね。

4:ローズ色の「ルピナス」の花言葉

「ルピナス」には、ピンク色を濃くしたようなローズ色も。ローズ色の「ルピナス」の花言葉は、「珍奇」。普通とは異なる、珍しいという意味です。青や白、紫などの寒色が定番カラーの「ルピナス」の中で、赤みを帯びたローズ色は一際目を引いたのでしょう。めったにない色ということで、そのまま「珍奇」と名づけられています。

「ルピナス」の種類

続いて、「ルピナス」の代表的な種類をチェックしてみましょう。ガーデニングで「ルピナス」を植えてみたい方は参考にしてみてくださいね。

(c)Shutterstock.com

1:ラッセル・ルピナス

「ラッセル・ルピナス」は、「ルピナス」の定番品種。成長が早く花色も豊富で、「ルピナス」といえば、この種類をイメージする人が多いはず。草丈は80cmほどと大型で、品種名のラッセルは、イギリスの園芸家ジョージラッセルが品種改良して作り出したことにちなみます。ただし、暑さに弱いので、暖かい地域では育ちにくく、一年草として扱われることもあるようです。

2:ピクシー・デライト

「ピクシー・デライト」は、北アメリカ原産の一年草。草丈が40cm程度と比較的小柄なタイプです。よく枝分かれし、ボリューム感があるので花壇やコンテナなどにおすすめ。ほんのりと甘い香りがあるので、切り花にしてプレゼントしてみるのもいいでしょう。

3:キバナルピナス

「キバナルピナス」は、ヨーロッパ南部や北米原産の一年草。ハウチワマメ科の品種です。その名の通り鮮やかな黄色の花で、ほんのりと甘い香りを漂わせます。日本に入ってきたのは明治時代の頃で、当時は肥料作物として利用されていたそう。見た目が華やかなことから、のちに花壇に植えられるようになりました。花が咲いた後は緑肥として活用できますよ。

4:カサバルピナス

まるで傘を広げたような葉の形が特徴的な「カサバルピナス」。南ヨーロッパ原産の一年草で、「カサザキ(傘咲き)ルピナス」とも呼ばれています。気温が低い時期には葉が白銀色に変化することも。他の品種よりも大型で、草丈が60cmにまで成長します。

「ルピナス」の育て方

(c)Shutterstock.com

「ルピナス」は耐寒性があるため、より冷涼な気候でよく育ちます。10月〜11月頃植え付けると、4月〜6月あたりに花が咲きますよ。「ルピナス」は、日当たりがよく、水はけのいい場所を好みます。酸性の土壌を嫌うため、植え付ける際は苦土石灰などを散布し、酸度を調整しておきましょう。また、過湿も苦手なので、鉢植えの場合は表面が乾いてからたっぷりと水をあげてください。

水はけと通気性水もちにいい土が適しているので、市販の草花培養土に軽石を少し加えるか、赤玉土6:腐葉土3:軽石1の割合で作ってみましょう。花が咲き終わったら、花茎の付け根を切ります。するとわき芽が伸びて、2番花、3番花と続けて開花しますよ。

最後に

藤にそっくりな花を咲かせる「ルピナス」。藤と同じマメ科の植物ですが、色合いが豊富で庭で育てやすいことが嬉しいポイントですね。色鮮やかで存在感のある「ルピナス」を植えれば、お庭を見るたび気持ちも華やぐことでしょう。気になる種類を見つけて、花壇や鉢植えに植えてみていはいかがでしょうか?

TOP画像/(c)Shutterstock.com

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