「攻撃的な人」ってどんな人?
仕事やプライベートにおいて、特に理由はないのに、人から攻撃を受けたことはありませんか? 多くの人がそういった経験を一度や二度はしているのではないでしょうか? 他者を攻撃する人の背景には、何があるのでしょう。本記事では、攻撃的な行動を起こす人たちの心理や、そのような態度を取る理由を探ります。
攻撃的な人のことを理解しておけば、無駄に傷ついたり、精神的なダメージを負うことを避けられるようになるかもしれません。そして、彼らの攻撃性の根源に迫り、理解と対処の糸口を見つけていきましょう。
「攻撃的な人」の心理・性格とは?
攻撃的な人にはどのような特徴があるのでしょうか? 攻撃の種類には、言葉の攻撃や態度の攻撃、ネガティブな感情をぶつけてくるスなど、様々考えられます。攻撃的な人の被害を被らないように、まずはその心理状態や性格を理解しましょう。
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支配欲がある
攻撃的な人は、他人を支配しようとする傾向が見られます。彼らは自分の主張を優先し、他者の意見や考えを軽視する傾向があるのです。その一方で、「他人に支配されたくない」という気持ちが強い面も。本当は自分に自信がなく、そんな自分を相手に悟らせないために、支配しようとするのです。
負けず嫌い
親に叱られたことがないなど、幼少期の環境が原因の場合も。甘やかされて育ち、子どもっぽい負けず嫌いがこのタイプです。いつも周りがチヤホヤしてくれ、世界の中心が自分であるかのように育った人に、よく見られる特徴です。
自分に自信がない
自分に自信がないゆえに、人に対して攻撃的な態度をとる人もいます。本来の自分よりも「大きく見せたい」、「認めさせたい」という心理が働き、他者を攻撃することで自分を守っているのです。
情緒不安定である
感情の起伏が激しい人も、攻撃的になってしまうケースが多く見受けられます。怒りやイライラなどの感情が急激に湧き上がり、制御することが困難になると、結果的に周りを振り回してしまうのです。
実は弱い
攻撃的な人は、実は弱い人である場合も多いようです。自己防衛本能が強く働いていたり、承認欲求が強かったりします。そういった心理が無意識に攻撃的な態度に繋がっているようです。
良好な対人関係を築くのが苦手
攻撃的な人は、しばしば対人関係の問題を抱えていたりします。その背景には、他者と信頼関係を築いたり、他者の思いに共感をすることが難しいことが挙げられます。したがって、周囲の人々との摩擦や衝突が生じやすいのです。
問題解決能力がない
何か問題が起きた時、攻撃的な人は他者を攻撃して、抑圧することがよくあります。これは、問題に対処し、解決するための建設的な方法を見出せないためです。だから、他者を責める安直な手段を取るのだと考えられます。
「攻撃的な人」への対処法とは?
攻撃的な人に遭遇してしまった場合、できる限り穏便にやり過ごしたいものです。具体的にはどのように対処すればいいのでしょうか?
適度な距離を置く
「関わらないようにする」ことは、対処法のひとつです。あからさまに避けるのではなく、適度な距離を置くのも賢い方法でしょう。距離を置くことで、あなた自身を不必要なストレスから守ってあげてください。
攻撃的になるきっかけを理解する
よく観察していると、攻撃的な人には攻撃的になるきっかけがあったり、パターンがあったりします。相手が、攻撃的な行動を引き起こす可能性のある引き金を理解しておきましょう。「引き金」さえわかっていれば、回避することもできるはずです。
共感を示す
攻撃的な人は、「自分は理解されていない」とか「認められていない」などという感情を持っている人が多いものです。ですから、まずは彼らに寄り添い、共感を示して相手の気持ちを落ち着けましょう。落ち着いたところで、あなたの意見を伝えてみてはいかがでしょうか?
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攻撃的な性格を直すには?
あなたがもし「攻撃的な性格だ」と言われたり、そう自分で感じるのであれば、以下の項目を試してみることをおすすめします。
自分の攻撃的な心理を理解する
ここまで読んで、「自分は攻撃的な人なのかも…」と心配になった人もいるでしょう。そう感じたのであれば、自分の行動や言動が他の人にどのように影響を与えているかを振り返って見ることが有用です。
「攻撃的な人は弱い人が多い」ということは、先述しました。では、あなたは一体何を恐れているのでしょう? 自問自答してみてください。実際には、取るに足らないことに怯えていたりするものです。恐怖心から解き放たれれば、相手をむやみに攻撃することもなくなると思いますよ。
リラックスする
攻撃的な行動は、ストレスが原因であることが多いものです。あなたがストレスを感じたなら、リラックスするための時間を取りましょう。例えばオフィスでデスクワークをしていたとしたら、ちょっと外の空気を吸うだけでもストレスを軽減できるはずですよ。
自分を褒めてあげる
綺麗事を言うのは簡単ですが、自分の性格や行動を変えるのは難しいものです。例えば、相手に物申したかったけれど我慢できた時などは、自分自身を褒めてあげましょう。小さな改善だとしても、それを積み重ねることが大切です。継続的な努力が必要にはなりますが、自分自身が周囲とよりよい人間関係を構築するための重要なステップとなりますよ。
「攻撃的な人」の末路は…?
当然ながら、攻撃的な人の末路は、かわいそうなものばかりです。
友人が去り、孤独になる
攻撃的な言動が過ぎると、周囲の人は遠ざかり、友人ですら離れていってしまいます。ひどい時には、社会的に孤立してしまうことも…。孤立することで、さらなる怒りや不満が生じ、ますます攻撃的になってしまうといった悪循環を引き起こします。
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仕事にも悪影響が生じる
職場でも攻撃的な態度を取っていたとしたら、どうしても評価は低くならざるを得ないでしょう。当然、昇進の機会もなく、最悪の場合は、パワハラなどを理由に解雇されてしまうかもしれません。攻撃的な言動は瞬間的に自己の感情を発散することができるかもしれませんが、長期的な視野に立って考えてみると自らに害を及ぼします。
心の健康を損ねる
攻撃的な言動を繰り返していると、冷静になった時、罪悪感や後悔の念に苛まれることもあるでしょう。他者の目が、後から気になってくることもあるかもしれません。結果的にストレスや不安が増大し、情緒不安定になりかねません。
最後に
できれば「攻撃的な人」とは遭遇したくないものですね。職場など接触が避けられない場所にそのような人がいる場合は、紹介した対処法などを一つの参考にしてみてください。
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