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クミンとは
クミンはセリ科の一年草「クミン」の種子から採れるスパイスです。独特な清涼感のある香りに加え、苦みや辛みなどを感じる味わいで、カレーによく使われます。形状に応じて異なるクミンの使い方を確認しておきましょう。

クミンシードとクミンパウダーは使い方が異なる
クミンは種子そのまま(ホール)で使うとクミンシード、粉末状に加工したものがクミンパウダーです。どちらも同じクミンですが、香りを活かすには使い方が異なるため注意が必要です。
クミンシードを使うときには、低温のオイルでじっくり加熱して香りを引き出します。一方、クミンパウダーはじっくり加熱すると香りが飛びやすいため、食材に下味を付けるときや調理の途中で加えるのがよいでしょう。
2種類のクミンをそれぞれの代用として使うことはできるのでしょうか? ここからはクミンシードの代わりにクミンパウダーを、クミンパウダーの代わりにクミンシードを使う方法を紹介します。
クミンシード代わりにクミンパウダーを使う場合
レシピの材料にクミンシードと書いてある場合に、クミンパウダーで代用するには、クミンを入れるタイミングに注意しましょう。
クミンシードを使うレシピでは、クミンを入れるのは油を熱するタイミングです。クミンパウダーを使うときに同じタイミングで投入すると、香りが飛んでしまいます。調理の途中で加えるようにすると、クミンの香りを楽しめる仕上がりになるでしょう。
クミンパウダー代わりにクミンシードを使う場合
今あるクミンシードでクミンパウダーを代用するときには、ミルでクミンシードを挽いてパウダー状にして使うとよいでしょう。クミンシードをパウダーにして使う場合には、調理の途中に加えればおいしく仕上がります。
クミンシードをそのまま使う場合には、オイルでじっくり加熱して、クミンの香りを引き出しましょう。
クミンの代用品をチェック
「あると思っていたクミンがなかった」「クミンを買い忘れてしまった」という場合に、クミンの代用品として使えるスパイスには、どのようなものがあるのでしょうか? クミン代わりに使いやすい4種類のスパイスを紹介します。

カレー粉
カレー粉は複数のスパイスをブレンドしたミックススパイスです。ターメリック・コリアンダー・フェネグリーク・コショウなどのスパイスに加えてクミンも含まれています。
クミンのみの場合と比べると香りも味も濃厚ですが、クミンがないときには代用品としても使用可能です。加えるときには、クミンパウダーと同じように調理中のタイミングで入れるとよいでしょう。
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ガラムマサラ
ガラムマサラもカレー粉と同じように複数のスパイスをブレンドしているミックススパイスです。配合はメーカーによってさまざまですが、一般的にはクミンの他に、ブラックペッパー・カルダモン・コリアンダー・シナモン・クローブ・ナツメグなどが含まれています。
クミンを含むため、カレー粉と同様にクミンの代用として使うこともできます。パウダー状のスパイスのため、調理をするときにはクミンパウダーと同じタイミングで加えるとよいでしょう。
ナツメグ
ナツメグはハンバーグをはじめとするひき肉料理と好相性のスパイスです。クローブ・シナモン・ブラックペッパーとともに「世界四大スパイス」と呼ばれることがあります。
クミンと比べると甘みが感じられるため、同量のナツメグで置き換えるだけでは味わいの違いが目立つかもしれません。甘みが気になる場合には、ニンニクやショウガをプラスするとよいでしょう。
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キャラウェイシード
キャラウェイシードはクミンと同じセリ科の植物から取れるスパイスです。ザワークラウト・シチュー・パン・ケーキなどによく使われます。
見た目や清涼感のある香りはクミンと似ていますが、甘い香りがある点は異なります。そのままクミン代わりに使うと甘い香りが気になる場合があるため、ショウガやニンニクを加えるとよいでしょう。
まとめ
カレーによく使われるクミンは、独特な清涼感のある香りと苦み・辛みが特徴のスパイスです。クミンシードは低温の油でじっくり熱して香りを引き出しましょう。クミンシードを粉末にしたクミンパウダーなら、下味や調理の途中で加えると香りが飛びにくくなります。
自宅にクミンがないときには、他のスパイスで代用してもよいでしょう。クミンを含むミックススパイスであるカレー粉やガラムマサラの他に、ナツメグやキャラウェイシードでも代用可能です。
ただしナツメグやキャラウェイシードは甘みや甘い香りが特徴的なスパイスのため、そのままではクミンの代わりとして使いづらいかもしれません。ショウガやニンニクを加えて味を調整するとよいでしょう。
代用品を知っておけば、クミンがなくてもおいしく仕上げられるはずです。
Oggi編集部
「Oggi」は1992年(平成4年)8月、「グローバルキャリアのライフスタイル・ファッション誌」として小学館より創刊。現在は、ファッション・美容からビジネス&ライフスタイルテーマまで、ワーキングウーマンの役に立つあらゆるトピックを扱う。ファッションのテイストはシンプルなアイテムをベースにした、仕事の場にふさわしい知性と品格のあるスタイルが提案が得意。WEBメディアでも、アラサー世代のキャリアアップや仕事での自己実現、おしゃれ、美容、知識、健康、結婚と幅広いテーマを取材し、「今日(=Oggi)」をよりおしゃれに美しく輝くための、リアルで質の高いコンテンツを発信中。
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