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チリペッパーの基本
チリペッパーの性質を知ることで、使いどころや代用品の選び方が見えてくるはずです。まずは、基本的なポイントを確認していきましょう。

チリペッパーとは
チリペッパーは、赤唐辛子の実を乾燥させて作られる香辛料です。舌にヒリヒリと残る強い辛み味を特徴に持ちます。
カイエンペッパーやレッドペッパーと呼ばれることもありますが、原材料はいずれも赤唐辛子であり、基本的には同じものといえます。
麻婆豆腐・カレー・チリソースなど、辛味を付けたい料理全般に使われている香辛料です。世界各地の料理に欠かせない存在となっているほか、スパイスや調味料の原料としても用いられます。
チリペッパーを代用する際の注意点
チリペッパーと名前が似ているチリパウダーは、赤唐辛子に加えてにんにくやクミンなど複数の香辛料が配合されており、料理の香りや味わいを変える場合も。
また、レッドペッパーは原料こそ赤唐辛子ですが、焙煎による香ばしさが加わる点が特徴です。チリペッパーの代わりに使うと、料理にアクセントを加えられるでしょう。
ほかの代用品も辛味の強さや香りの出方が異なるため、加える際は少量から試し、味を見ながら調整すると失敗を防ぎやすくなります。
チリペッパーの代用品6選
チリペッパーを切らしている場合も、家庭によくあるさまざまなもので代用可能です。チリペッパーのおすすめ代用品6選を紹介します。

一味唐辛子
一味唐辛子は、赤唐辛子を乾燥させて粉末にした香辛料です。ほかの香辛料をブレンドしていないため、余計な香りがなく、ストレートな辛味が特徴といえます。
チリペッパーと同じく原料は唐辛子ですが、粒がやや大きめで、口に入れたときに風味が残りやすいという違いがあります。辛さの強さはチリペッパーに近く、代用する場合の分量もチリペッパーと同量が目安です。
一味唐辛子を入れすぎると刺激が強くなるため、少量ずつ加えながら味を見て辛さを調整しましょう。
粉唐辛子
粉唐辛子は、おもに韓国料理でよく使われています。辛味の中にほのかな甘みと香りを感じられる点が特徴です。
原材料はチリペッパーと同じ赤唐辛子ですが、加工方法の違いにより、刺激はやや控えめです。微粉末のため料理全体になじみやすいこともあり、使いやすさ重視の人に向いているといえます。
チリペッパーの代用品として使う場合、同じ辛さを目指すなら量をやや多めに調整すると、バランスを取りやすいでしょう。
七味唐辛子
七味唐辛子は、唐辛子を主原料とし、山椒・陳皮・ごまなど複数の薬味を加えて作られる日本の複合スパイスです。配合される薬味の種類や比率は製造元や地域によって異なり、それぞれの個性的な風味があります。
粒が大きめで存在感があり、料理にふりかけると辛味以外の香りも立ちやすい点が特徴です。チリペッパーの代わりに使う場合は、辛さを足す目的よりも風味付けに近い使い方になるでしょう。
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鷹の爪
赤唐辛子を乾燥させて作られる鷹の爪は、チリペッパーに近い辛さを持ち、代用品として使いやすいスパイスです。
丸ごと使うと辛味は控えめですが、切れ目を入れたり輪切りにしたりすると内部のわたが刺激を与え、辛さを調整しやすくなります。パスタ・きんぴら・麻婆豆腐など幅広い料理に使え、辛味付けだけでなく見た目のアクセントとしても役立ちます。
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パプリカパウダー
パプリカパウダーは、パプリカを乾燥させて粉末にした香辛料で、スペイン料理によく使われます。辛味はそれほど強くありませんが、唐辛子に近い甘みと香りを持ち、料理にコクを与えられる点が特徴です。
チリペッパーの代用品として使う場合は、辛さを補う目的ではなく、風味付けとして取り入れるとよいでしょう。鮮やかな赤色が出るため、仕上げの色付けやトッピングにも向いているといえます。
パプリカパウダーは辛味が強くないため、辛味を重視する場合は他の香辛料と組み合わせて使うのがおすすめです。
豆板醤
中華料理によく使われる豆板醤は、ソラマメと赤唐辛子に塩やこうじを加えて発酵させた調味料です。刺激的な辛味に加え、発酵由来のコクやうま味を持ちます。
チリペッパーの代用品として使えますが、塩気があるため分量には注意が必要です。加えすぎると辛さだけでなく味全体が濃くなりやすいため、少量ずつ調整するとよいでしょう。
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まとめ
チリペッパーは、赤唐辛子由来の強い辛味が特徴的なスパイスです。切らしている場合も、一味唐辛子・粉唐辛子・七味唐辛子など身近な香辛料で代用できる場合がほとんどでしょう。
代用品ごとに辛さや香り、塩気の有無が異なるため、用途に合わせて選ぶことが大切です。いずれも少量から加えて味を確認しながら調整すると、料理の仕上がりを整えやすくなります。
Oggi編集部
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