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餅とり粉の基本と代用品の選び方

「食用の粉であればなんでも餅とり粉の代わりに使える」と考えがちですが、すべての食用粉が餅とり粉の代用品に適しているわけではありません。まずは、餅とり粉の特徴と代用品を選ぶ際のポイントを確認しましょう。
餅とり粉とは?
餅とり粉は、餅が手や作業台にくっつくのを防ぐために使う粉のことです。手につけることが多いため、「手粉」とも呼ばれます。
つきたての餅を小分けにしたり形を整える際は、餅とり粉が不可欠です。手や作業台に餅とり粉をまぶせば、つきたての餅の扱いやすさが格段にアップします。
餅とり粉の主原料は現在コーンスターチ(トウモロコシデンプン)が一般的です。以前は米粉が多かったのですが、近年ではコーンスターチや片栗粉を使うメーカーが増えています。
餅とり粉の代用品選びのポイント
小麦粉などの小麦を含む粉は、水分と合わさることでグルテンが発生し、餅の表面に粘りが移りやすくなります。その結果、べたつきが増すほか、食感や舌触りが悪くなる恐れもあるため、餅とり粉の代用品としては不向きです。
また、ホットケーキミックスも餅とり粉の代用品には不向きです。小麦粉に加えて砂糖や膨張剤が含まれており、甘みやざらつきが出やすくなってしまいます。そのほか、白玉粉はもち米由来で風味は合いますが、粒が粗い場合は砕いてから使わないと均一にまぶせないでしょう。
餅とり粉の代用になるもの6選

餅とり粉がない場合も、家庭によくあるさまざまな食用粉で代用可能です。ここからは、餅とり粉の代用になるおすすめアイテム6選を紹介します。
片栗粉
片栗粉は、ジャガイモ由来のでんぷんを主成分とする粉です。とろみづけや揚げ物などで普段から使われることが多く、常備している家庭も多いでしょう。
粒子が細かくサラサラしているため、餅の表面にまぶすと均一に広がり、餅が手や作業台にくっつくのを抑えやすくなります。加熱しない状態ではダマになりにくい点もメリットです。
原材料は餅とり粉とは異なりますが、同じでんぷん質であるため、代用品として問題なく使用できます。使い方も餅とり粉と同量でよく、特別な調整は必要ありません。
コーンスターチ
コーンスターチは、トウモロコシから抽出したでんぷんを主成分とする粉です。においがなく粒子が細かいので、餅とり粉として使うと餅の表面がベタつきにくくなります。片栗粉よりも軽い質感で、薄くまぶすだけでも十分に効果を発揮する点が特徴です。
主成分が餅とり粉と共通しており、基本的には同じ使い方で代用できます。ただし、量が多いとざらつきやわずかな苦みを感じやすくなるため、つけすぎには注意が必要です。和菓子用の餅を仕上げる場合は、使用量を控えめに調整すると口当たりを損ねにくくなります。
上新粉
うるち米を原料とした上新粉は、和菓子作りに幅広く使われています。うるち米はもち米に比べて加熱後の粘りが少なく、普段食べているごはんと同じ性質を持つ点が特徴です。
餅に少し多めについてしまっても、口当たりや味への影響が出にくいため、餅とり粉の代用品として使いやすい粉だといえるでしょう。
粒子の細かさによって上新粉と並新粉に分けられますが、どちらも原料は同じ米であり、餅とり粉の代用として使えます。
米粉
米粉は、うるち米やもち米を細かくひいた粉の総称です。原材料が餅と同じ米であるため、餅とり粉の代わりに使っても餅本来の風味を損ねにくい点が特徴です。
粒子が細かくサラサラしており、手や餅の表面に付着しにくく、作業をスムーズに進められます。もち米100%の米粉を使えば、柔らかい食感に仕上がりやすいでしょう。
製菓用米粉
製菓用米粉は、お菓子作りやパン作りに使われる米粉です。原材料は米であり、餅とり粉の代用品として問題なく使用できます。
超微細にひかれているため餅の表面に均一につきやすく、軽くまぶすだけでもベタつきを抑えやすい粉質です。ただし、製品によっては小麦粉がブレンドされている場合がある点に注意しましょう。
団子粉
うるち米ともち米を原料とする団子粉も、餅とり粉の代用品として使いやすい食用粉です。粒子が比較的しっかりしており、餅の表面へ均一に付着しやすくなります。
うるち米が含まれている分、餅とり粉を使う場合よりやや硬めに仕上がる傾向があります。使用する際は、水分量を調整しながら仕上がりを確認するとよいでしょう。
まとめ

餅とり粉がない場合でも、家庭によくある粉で代用できます。でんぷん質や米由来の粉を選べば、餅のくっつきを抑えることが可能です。
小麦が含まれる粉や砂糖入りのミックス粉は、べたつきや風味低下につながるため餅とり粉の代用には向きません。代用品の特徴や注意点を理解し、用途や仕上がりに合わせて使い分けましょう。
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Oggi編集部
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