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電子レンジ調理でラップはかけるべきか

電子レンジ調理をするとき、食品にラップはかけるべきなのでしょうか? 使用できるラップの特徴や、効果的なかけ方を紹介します。
耐熱性があるラップならかけてもよい
電子レンジのメーカー公式サイトでは、耐熱温度が140℃以上のラップであれば使用可能と記載されています。
メーカーによって説明が異なる可能性があるため、取扱説明書やラップの耐熱温度を確認し、電子レンジで使用できるかをチェックしましょう。
なお、耐熱温度が140℃以上であっても、食品の種類や加熱時間によっては高温になることがあります。また、油分の多い食品や食品を直接包むといった使い方の場合、溶けてしまうリスクもあるでしょう。
電子レンジ使用可能とされている商品であれば、多少溶けても品質に問題ないとされることがありますが、心配な場合は加熱しすぎに注意してください。
ラップの効果を高めるかけ方
電子レンジでラップを使う場合は、上部をふんわりと覆いつつ、容器の縁には密着させるのがおすすめです。全体をぴったり包みすぎると、水蒸気によって破裂のリスクが高まります。
また、ふんわりかけるだけだと水蒸気がもれ出てしまうため、食品を柔らかく蒸したような状態にしたい場合には適していません。
せっかくラップを使うのであれば、効果を高めるかけ方を覚えておきましょう。
電子レンジ調理でラップをかけた方がよい食材・料理

どのような食材・料理の場合、ラップをかけた方がよいのでしょうか? 一般的な判断の目安を解説します。電子レンジ調理の際にラップをかけることで、おいしく味わえるように工夫しましょう。
しっとり柔らかい食感にしたいもの
電子レンジで食品を加熱すると、水蒸気が発生します。ラップをかけることで水蒸気を閉じ込め、しっとりと柔らかい食感を保つことが可能です。
蒸したような質感になるため、ご飯やゆで野菜、蒸し料理などはラップをかけて温める方がおいしく仕上がるでしょう。
特に、冷凍ご飯はラップに包んで保管し、そのまま電子レンジで温めることで冷凍によるパサつきや劣化を防げます。水分を逃したくない食品には、なるべくラップをかけて電子レンジで加熱しましょう。
飛び散りやすいもの
電子レンジで温める食材の中には、庫内に飛び散りやすいものもあります。飛び散ると清掃に手間取るだけでなく、中身が減ってしまうことにもつながるでしょう。
例えばカレーやシチューなど油分の多い液体は、加熱すると飛び散りやすい料理です。
ほかにも食材自体の密度が高いものは電子レンジ使用が向いていませんが、ソーセージなどの場合、切れ目を入れたり穴を開けることで加熱可能なケースもあります。
密度が高い食品の場合、対策をしたとしても蒸気が逃げにくく、多少飛び散る恐れがあるため、ラップをかけておく方が安心です。
電子レンジ調理でラップをかけない方がよい食材・料理

電子レンジ調理の際に、ラップをかけない方がよい食材や料理もあります。一般的に、ラップをかけずに温め・調理する食材・料理についても把握しておきましょう。
さっくり仕上げたい揚げ物や炒め物
ラップをかけると水蒸気が食品とラップの間に溜まるため、さっくり仕上げたい食品には不向きです。
揚げ物や炒め物など、食感を残したい食品の場合はラップをかけずに温めましょう。特に油分が多い食品は加熱による乾燥も防げるため、基本的にラップをかける必要はありません。
ただし、油の飛び散りを防ぎたい場合や、揚げ物・炒め物であっても柔らかく仕上げたい場合にはラップをかけることも検討しましょう。
水分の多いスープ類
水分が多い食品は、温めても乾燥しないため、基本的にラップは不要です。飲み物や油分の少ないスープ類を温めるときには、ラップなしでも問題ありません。
ただし、加熱しすぎて沸騰すると液体や中の具材が飛び散る可能性はあります。吹きこぼれるときにはラップをしていてもあふれ出す可能性が高いですが、気になる場合はラップをかけておいてもよいでしょう。
飲み物やスープを温めるときには、温めすぎに注意が必要です。量が多いなどの理由でムラが出やすい場合は、鍋での再加熱も検討してみてください。
電子レンジ調理でラップの代わりに使えるもの

電子レンジ使用不可のラップしかないときや、ラップを使い捨てにしたくない場合、代わりに使えるものはあるのでしょうか? 主な代用品を紹介します。
シリコン製のフタやラップ
シリコン製のフタやシリコンラップは、電子レンジで使えるものも多くなっています。耐熱温度や電子レンジの使用可否を確認し、問題がなければ繰り返し使えてエコです。
温める容器の大きさごとに、いくつかサイズを用意しておくと役立つでしょう。なかでもシリコンラップは密着性が高く、電子レンジ使用のほかに冷蔵庫での保管時にも活用できます。
お皿
身近なものでラップの代用を考えているなら、お皿を被せて電子レンジ加熱することも検討してみてください。
ただし、温めると被せたお皿が高温になるうえ、割れ物の場合は取り扱いに注意が必要です。
お皿は一時的な使用にとどめ、電子レンジ加熱対応容器やシリコン製のフタ・ラップなどを準備しておくと、ラップが切れたときも対応しやすくなります。
まとめ
- 耐熱性のラップであれば電子レンジ調理に使ってもよい
- ラップをかけた方がよい食材・料理と、かけない方がよい食材・料理がある
- ラップの代用として使えるものを用意しておくと、切らした際もスムーズに調理可能
電子レンジを使うときは、ラップをかけて温めたり、調理することも多いでしょう。使用してもよいラップの種類や、かけた方がよい食材・料理を把握しておくことが大切です。ラップをうまく活用して、温かくおいしい料理を楽しんでくださいね。
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Oggi編集部
「Oggi」は1992年(平成4年)8月、「グローバルキャリアのライフスタイル・ファッション誌」として小学館より創刊。現在は、ファッション・美容からビジネス&ライフスタイルテーマまで、ワーキングウーマンの役に立つあらゆるトピックを扱う。ファッションのテイストはシンプルなアイテムをベースにした、仕事の場にふさわしい知性と品格のあるスタイルが提案が得意。WEBメディアでも、アラサー世代のキャリアアップや仕事での自己実現、おしゃれ、美容、知識、健康、結婚と幅広いテーマを取材し、「今日(=Oggi)」をよりおしゃれに美しく輝くための、リアルで質の高いコンテンツを発信中。
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