冬の寒い日、「美味しいスープ」と「素敵な器」と♡
教えてくれたのは…
料理家 牧田敬子さん
シンプルな素材と簡単な手順で美味しくできあがるレシピは、料理家やカメラマンなどプロからも評判が高い。
スタイリスト 西﨑弥沙さん
雑誌や料理本のスタイリングに加え、広告などでも活躍。大人っぽくシックな器のチョイスには定評が。
飲むほどに芯から体を温めてくれるスープ。もっと美味しく味わうために、この冬は器にこだわってみるのはいかが?
「器に手を添えてスープを飲むと、外からも中からも体が温まります」 と言うのは料理家の牧田敬子さん。このカップは『マッド・オーストラリア』というブランドの器で牧田さんの私物。薄く繊細な縁の口当たりが、なめらかなポタージュを飲むのにぴったり。
「スープの色を考えて器を決めるのも楽しみのひとつ。かぼちゃのコクのあるオレンジ色と、器の深い紫色は相性がよいので、今日はこのカップを選びました」(牧田さん)
スタイリストの西﨑弥沙さんも、白ではなく色付きや柄の器を推薦。
「みなさん白い器を選びがちですが、実はグレーや黒の器はどんな色や質感の食材ともなじみやすく、食卓がこなれた雰囲気に。また柄の器はスープを注ぐと景色が変わって見た目も楽しい。おすすめです!」(西﨑さん)
いつものスープもリムがあるとごちそう感が。
リムとは皿の縁についた幅広い余白のこと。器にリムがあることで料理のまわりに余白が生まれ、盛り付けが美しく見え、こぼれにくいという利点も。
「リムのある器はテーブルを少しかしこまった印象に演出してくれるので、カジュアルなスープでも、ごちそう風に見せてくれるところが魅力です。ディナーで献立の中にスープを入れて飲むときとか、またフォークとナイフで具材を崩しながら食べるようなスープにもおすすめ。佇まいとしては優雅なのに、パンも置けるといった物理的な便利さもあるのがいい。リムの幅が広くなればなるほどおもてなし感が高まるので、幅が狭めのものからそろえるのがいいと思います」(西﨑さん)
くすんだ菫色のような、独特の色合いが素敵
![スープ皿[吉村和美/鳩羽/M 直径21×高さ4.2cm]¥8,800(ラ・ロンダジル)](https://oggi.jp/wp-content/uploads/2026/01/DMA-_G8A8839-1.jpg)
リムに少し角度がついている形。「カラフルさもありつつ、大人っぽいシックな色味。緑がきれいな豆のポタージュなどが映えそう!」(西㟢さん)
スープ皿[吉村和美/鳩羽/M 直径21×高さ4.2cm]¥8,800(ラ・ロンダジル)
万能グレーはどんな料理とも相性抜群な色
![ボウル[Sara 7"BOWL/グレー/直径17.7×高さ5.2cm]¥2,640(作山窯〈SAKUZAN〉)](https://oggi.jp/wp-content/uploads/2026/01/DMA-_G8A8837-1.jpg)
美濃焼の器。「今回紹介したリムの器の中で、いちばん日常使いできそうなのがこちら。グレーは食材を選ばないのでおすすめ」(西㟢さん)
ボウル[Sara 7"BOWL/グレー/直径17.7×高さ5.2cm]¥2,640(作山窯〈SAKUZAN〉)
ザラッとした土の質感を楽しみたい
![リム6寸皿[Mintama /黒/直径18×高さ5.5cm]¥6,050(器 暮らしの道具 フクギドウ〈陶器工房 壹〉)](https://oggi.jp/wp-content/uploads/2026/01/DMA-_G8A8835-1.jpg)
沖縄の〝やちむん〟(焼き物)。「スンドゥブのような、色のはっきりしたスープが似合いそうな質感の器」(西㟢さん)
リム6寸皿[Mintama /黒/直径18×高さ5.5cm]¥6,050(器 暮らしの道具 フクギドウ〈陶器工房 壹〉)
木の器は熱くならないので実はスープと相性よし
![名古路英介 20.21 リムパスタボウル[ウォルナット/直径24.7×高さ4.8cm]¥12,100(うつわ shizen )](https://oggi.jp/wp-content/uploads/2026/01/DMA-_G8A8842-1.jpg)
「パスタやサラダにと汎用性抜群。使いながら色や風合いを育てていく楽しさがあるのは、木の器ならでは」(西㟢さん)
名古路英介 20.21 リムパスタボウル[ウォルナット/直径24.7×高さ4.8cm]¥12,100(うつわ shizen )
麺もスープもたっぷり。小丼ならその夢叶います。
たとえば夜遅い時間。スープ一杯で済ませたいけれど、もう少しだけ食べたい…。そんなときにベストなのが、春雨など麺的なものを入れたスープ。
「少し深みがありスープがたっぷり入るどんぶり型の器は、麺入りの汁物にうってつけ。春雨や煮麺のような細い麺には小さめの小丼型、食いしん坊気分でうどんを入れたりスープパスタが食べたいときは、より広口のタイプを選ぶといいでしょう。磁器タイプであれば電子レンジOKのものも多いので、前日のスープを温めたり、材料をそのまま入れてチンして作ったり… といった使い方も可能。最後は器に両手を添え、温かさを実感しながら飲み干してください」(西﨑さん)
デザイナーは北欧出身、有田で作られるプロダクト
![ボウル[ アクセルボウル/グレー/L 直径20.5×高さ6.5cm]¥4,950(dieci online shop〈Jonas Lindholm〉)](https://oggi.jp/wp-content/uploads/2026/01/DMA-_G8A8833-1.jpg)
外に広がるフォルムがユニーク。「手仕事で作られているのですが、電子レンジ、食洗機ともに利用可能」(西㟢さん)
ボウル[ アクセルボウル/グレー/L 直径20.5×高さ6.5cm]¥4,950(dieci online shop〈Jonas Lindholm〉)
リーズナブルで丈夫、容量もたっぷり。日常の強い味方。
![ボウル[L 直径17.7×高さ5.5cm]¥1,760(ザッカワークス〈サタルニア チボリ〉)](https://oggi.jp/wp-content/uploads/2026/01/DMA-_G8A8829-1.jpg)
イタリアの食器メーカーが手がける器。「縁が広いので少し太めの麺を入れても大丈夫。複数購入できる価格も魅力」(西㟢さん)
ボウル[L 直径17.7×高さ5.5cm]¥1,760(ザッカワークス〈サタルニア チボリ〉)
おみそ汁も、洋風のスープにも合う究極の黒
![瓦器碗[熊谷幸治 /直径14×高さ5.5cm]¥5,500(AELU)](https://oggi.jp/wp-content/uploads/2026/01/DMA-_G8A8823-1.jpg)
表面に炭素を染み込ませ、仕上げた器。「一見素朴に見えますが、口縁の薄さや有機的なラインが美しく、中も外も表面に独特の質感が。使いながら育てたい器」(西㟢さん)
瓦器碗[熊谷幸治 /直径14×高さ5.5cm]¥5,500(AELU)
柄と同じ色の食材を盛ると意外としっくりくる!
![ボウル[キュリアス マインド オブ オイバ トイッカ ヘレ/ピンクグリーン/直径15×高さ5.5cm]¥4,180(free design〈iittala〉)](https://oggi.jp/wp-content/uploads/2026/01/DMA-_G8A8827-1.jpg)
「ビーツのスープやグリーンカレーなど、柄と近い色味の料理に似合います」(西㟢さん)
ボウル[キュリアス マインド オブ オイバ トイッカ ヘレ/ピンクグリーン/直径15×高さ5.5cm]¥4,180(free design〈iittala〉)
AELU info@aelu.jp
器 暮らしの道具 フクギドウ(陶器工房 壹)
うつわ shizen
作山窯(SAKUZAN)
ザッカワークス(サタルニア チボリ)
dieci online shop(Jonas Lindholm)
free design(iittala)
ラ・ロンダジル
2026年Oggi2月号「冬の寒い日、『美味しいスープ』と『素敵な器』と♡」より
料理作成/牧田敬子 撮影/山崎智世 スタイリスト/西﨑弥沙 構成/河野友紀
再構成/Oggi.jp編集部
Oggi編集部
「Oggi」は1992年(平成4年)8月、「グローバルキャリアのライフスタイル・ファッション誌」として小学館より創刊。現在は、ファッション・美容からビジネス&ライフスタイルテーマまで、ワーキングウーマンの役に立つあらゆるトピックを扱う。ファッションのテイストはシンプルなアイテムをベースにした、仕事の場にふさわしい知性と品格のあるスタイルが提案が得意。WEBメディアでも、アラサー世代のキャリアアップや仕事での自己実現、おしゃれ、美容、知識、健康、結婚と幅広いテーマを取材し、「今日(=Oggi)」をよりおしゃれに美しく輝くための、リアルで質の高いコンテンツを発信中。
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