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LIFESTYLE

2026.01.21

伝える力の鍛え方|30代からの5つの習慣

“伝える力”は生まれつきの才能ではなく、鍛えられるスキルのひとつ。ちょっとしたコツを押さえるだけでも日常や仕事がスムーズに動き、信頼や好印象も自然とついてきます。アラサー世代が今から身につけておきたい「伝える力の鍛え方」を、失敗談も交えながら解説します。

並木まき

「伝える力」が重要な理由

30代に入ると、仕事でもプライベートでも“言葉の質”ひとつで印象が大きく変わります。
人間関係におけるトラブルの多くは“すれ違い”から生まれる傾向もあるために、情報を正しく届ける力があると、不要な衝突を避けられ関係性が安定するメリットは大きいでしょう。

また、ビジネスシーンでは定番の「報連相」や資料説明、メールの書き方のどれも伝える力が土台になる行為。「この人は話が早いな」と感じてもらえるだけで、信頼も上がります。

アラサー世代が「伝える力」を鍛えるシンプルな5つの方法

(c)Adobe Stock

伝える力を鍛えるのに、難しいトレーニングは必要ありません。
今日から取り入れられる“小さな習慣”こそが、伝える力を伸ばしていく確実な方法です♡
アラサー世代がすぐに実践しやすいシンプルな方法をお伝えしましょう。

♦︎1:「結論ファースト」を意識して話す

会話やコミュニケーションでは、最初に「一番言いたいこと」を出すだけで、内容は一気に伝わりやすくなります。
ビジネスでもプライベートでも、聞き手はまず「相手は何を言いたいのか?」を知りたいもの。曖昧な伝え方や“もったいぶった”話し方はせずに、結論を簡潔に伝えられると趣旨が伝わりやすいのです。

♦︎2:主語を省かない

主語が曖昧なコミュニケーションは、意図がよくわからないだけでなく誤解のもと。
「この話題では、誰が(何が)どうなのか」が明確になると、相手は理解しやすくなります。

♦︎3:ひとことで要約する習慣をもつ

文章をまとめる力は、伝える力にも直結します。
日頃から、会議の議事録やニュースを読んだときに自分なりに“ひとことで要約”するクセをつけておくと、誰かに何かを伝えるシーンでも役立つスキルに◎。

♦︎4:相手が理解しやすい言葉を選ぶ

コミュニケーションの目的は、自己満足ではなく相手に正しい情報が伝わること。
専門用語や抽象的表現を多用すると伝わるまでに時間がかかってしまうので、相手の知識量や状況に合わせて言葉を調整する心がけも大切です。

♦︎5:伝える前に、相手にどう理解してもらいたいのかシミュレーションをする

実際に話し始める前に「相手にどうしてほしいのか」を自分の中で明確にしておくと、言葉のブレがなくなるだけでなく、要点を絞った伝え方が容易に。
意見を聞きたいのか、判断してほしいのか、お願いをしたいのか…、話の目的によっても伝え方は変わるのです。

【アラサーあるある】伝わらない話し方

(c)Adobe Stock

本人は伝えようと頑張っていても、空回りしてなぜか趣旨が正しく伝わらない…。
それは伝え方の悪いクセが影響しているのかも。
アラサー世代にありがちな伝わらない話し方を整理しておきましょう。

♦︎NG:情報を盛り込みすぎている

伝えたいことが多すぎる、または関連した情報を捕捉しすぎる… など、話が脱線しそうなほど情報量を詰め込んでしまうと、聞いている側は話の趣旨がわからなくなってきます。
言いたいことはひとつに絞るのが、わかりやすいコミュニケーションの鉄則です。

♦︎NG:曖昧な表現を多用してしまう

「多分」「とりあえず」「いい感じに」などの曖昧な言葉は、断定を避けたいときほど使いがち。自信がないときにも無意識に口をついて出やすい言葉です。
しかしこれこそ、伝わりにくさを招くNGワードたち。聞き手によって解釈が変わる可能性があるので、正しく伝わらないリスクが潜みます。

♦︎NG:相談なのか報告なのかわかりにくい

上司や先輩など、アラサー世代が目上の人に話すときにありがちなのが、相談なのか報告なのかがわかりにくい話し方。
話を聞いている相手は、意見がほしいのか、判断してほしいのか、ただの共有事項なのかよくわからずにストレスを感じながら話を聞いているパターンも珍しくありません。

伝える力が弱すぎて… アラサーが経験した残念な展開

(c)Adobe Stock

「伝える力」にまつわる失敗談は、リアルなビジネスの現場でも生じがち。
筆者が見聞きした実例のうち、アラサー世代にありがちな残念事例を紹介します。

♦︎残念事例1:ちゃんと話したのに「聞いてない」と言われてしまう

詳細を説明する前に前置きが長すぎると、肝心な部分が伝わりにくくなりがちに。
アラサー世代は「丁寧に説明しないと」という気持ちが先走ってしまい、想定外に前置きが長くなる人も少なくありません。
長々と続く話を聞いている相手は、必要な情報がどれか分からないまま聞き流してしまうもの。
本人はちゃんと話したつもりでも、あとから「それは聞いていない」と言われてしまうケースは多々あります。

♦︎残念事例2:意図と違う反応が返ってくる

口頭よりもメールでありがちな残念事例に、文章中に結論が入っていなくて要点も分かりにくくなっているパターンが挙げられます。
読み手は「結局、何が言いたいの?」「こちらに、何をどうしてほしいの?」などと混乱してしまい、トラブルに発展するケースは珍しくありません。

♦︎残念事例3:相手を責めているように受け取られる

言葉足らずな伝え方をしてしまうと、気持ちを伝えたかっただけでも相手を責めているように感じさせがちに。
たとえば後輩に対して「なんでこれ、こうなってる?」と尋ねてしまうと、本人は“なぜこういう事態になったのか”を尋ねているだけでも、言われた側は責められたと感じがちです。
この場合は主語が抜けているのも、誤解を招く要因のひとつ。「確認したいんだけど、この部分はどんな意図?」などと聞くだけでも印象は変えられます。

「伝える力」はコツを掴めば改善できる

伝える力が鍛えられると、職場での評価や人間関係、自分の気持ちの整理や誤解を減らすコミュニケーションができるなどメリットはたくさん♡
そしてなによりも、言いたいことが上手に伝えられるようになると自分自身のストレスも減らせます。
伝える力は訓練次第で簡単に磨けますので、コツを掴んでコミュニケーション上手を目指していきましょう◎。

TOP画像/(c)Adobe Stock

並木まき

ライター、時短美容家、メンタル心理カウンセラー。企業研修や新人研修に講師として数多く携わっている。シドニー育ちの東京都出身。28歳から市川市議会議員を2期務め政治家を引退。数多くの人生相談に携わった経験や20代から見てきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様を活かし、Webメディアなどに執筆。

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