理論派スタイリスト・渡辺智佳さんがワードローブの悩みに答えます!
スタイリスト・渡辺智佳さん

大手銀行の総合職からスタイリストに転身。働く女性のリアルな視点とトレンドをバランスよく取り入れた装いはもちろん、システマティックな仕事術でも編集部から一目置かれている。
Instagram/@nabechikas
30代の服選びって難しい…スタイルはいつか定まります。だけどおしゃれに近道はありません
過去の私自身もおしゃれ迷子でした
おしゃれプロと呼ばれる人たちが自分らしいスタイルを確立しているのは、ファッション好きゆえの〝紆余曲折〟や〝トライ&エラー〟を猛スピードで経験してきたから。かくいう私も、スーツばかり着ていた銀行員時代の反動か、スタイリストになった後はいろいろなテイスト、トレンドの服をとっかえひっかえしていました。さまざまなファッションを試した先に、自分らしいおしゃれが見えてくるのではないでしょうか。
服の組み合わせに迷うなら、食事のつくりおきのようにコーディネートもつくりおきを
組み合わせに迷ったら『Oggi』を読みましょう
「なかなかスタイリングが決まらない…」というお悩みの解決方法は簡単。悩まずにすむように、事前にパターンをつくってしまえばいいのです。組み合わせ方がわからない人は、今読んでいる『Oggi』をもっと読み込んでみてください。自分の手持ち服に似ているアイテムにどんなものを合わせているか? さまざまな答えが見つかるはずです。
ちなみに私は、春夏は白T×デニム、秋冬は黒ニット×スラックスという超ベーシックコーデが日々のおしゃれのベース。あとはその日の予定や天候に合わせて、味つけするだけ…という状態にしているのでらくちんです。
ぴったりサイズの収納ケースが見つかる!「はこピタ」

クローゼットの収納スペースをムダなく使いたいという人におすすめなのが、「はこピタ」というアプリ。サイズ(高さ・幅・奥行き)を入力すると、無印良品やイケア、ニトリなどのサイトからぴったりサイズの収納棚や収納ケースを検索・提案してくれるので本当に便利!
何が似合うかわからないなら、「こうなりたい」憧れる人を見つけて
自分が好きなファッションを真似しましょう
そもそも好きなファッションのテイストはありますか? 自分が「したい」おしゃれを理解するところが、すべてのスタート地点。まずはお手本にしたいと感じるファッションアイコンを探してください。その人のファッションのどこに憧れるのか? どんなところが好きなのか? ひかれる理由を見つけて、その人が持っているアイテムやコーディネートを真似することから始めてみましょう。
アイテムが似合っているか不安、お気に入りの着映え服を着がち…人は人のことをそんなに見ていません。好きな服を着ましょう
他者目線ではなく自分目線で楽しんで
おしゃれは自分の気分をアップしてくれるもの。TPOをわきまえていれば、だれに迷惑をかけるものでもない。好きな服を好きなように着たらいいんです。他人の目に縛られず、自分のルールで楽しんでください。似合っていないなんて思わず、好きな気持ちを大切に、自信を持って着ていれば、そのスタイルがあなたらしさになっていくはずです。そして、着映え服は、たいていがトレンド服。旬のうちにとことん着倒しましょう!
これが辿り着いた私らしさ!毎日同じテイストでいいんです
自分が心地よくて、私らしいと感じるものを着ればいい。特にトップスは「これ!」と決めたものを複数枚購入し、制服化。冬から初春にかけては、ひたすらにスローンの黒ニットを着回しています。洋服は冒険しない分、ジュエリーや時計に投資するのがセオリー。着こなしもメガネやレオパード柄のキャップなど、小物をポイントに。
装いのハズしは柄小物で

デニムで程よくカジュアルに

セットアップできちんと

着こなしのベースをつくるアイテムはこちら!
いろいろなファッションに挑戦して行き着いたのは、ハンサムなきれいめトラッド。このような服・小物が日々の着こなしのベース。ジャケットはビューティー&ユース、ニットはスローン、パンツはイレーヴ、ローファーはセリーヌです
黒ニット

ジャケット

ワイドパンツ

ローファー

●掲載した私物は現在、取り扱いのない商品もありますので、ご了承ください。また、各ブランド・店舗への直接のお問い合わせはご遠慮ください。
2026年Oggi3月号「クローゼット&ワードローブの誌上お悩み相談室』」より
撮影/目黒智子(人物)、清藤直樹(静物) 構成/旧井菜月
再構成/Oggi.jp編集部
Oggi編集部
「Oggi」は1992年(平成4年)8月、「グローバルキャリアのライフスタイル・ファッション誌」として小学館より創刊。現在は、ファッション・美容からビジネス&ライフスタイルテーマまで、ワーキングウーマンの役に立つあらゆるトピックを扱う。ファッションのテイストはシンプルなアイテムをベースにした、仕事の場にふさわしい知性と品格のあるスタイルが提案が得意。WEBメディアでも、アラサー世代のキャリアアップや仕事での自己実現、おしゃれ、美容、知識、健康、結婚と幅広いテーマを取材し、「今日(=Oggi)」をよりおしゃれに美しく輝くための、リアルで質の高いコンテンツを発信中。
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