ワースト3位:彼氏や夫の惚気
ワースト3位には「彼氏や夫の惚気」がランクインです。
SNSでありがちな惚気としては「いつもありがとう♡」と公の投稿で彼や夫への感謝の言葉を記していたり「ハイブランドのプレゼント♡ ウチの夫って、ほんと男気ある〜!」など直接的な褒め言葉が書かれていたり。
不意打ちで他人の惚気に遭遇するときほど妙にしらけた気分になってしまうのも“あるある”だけに、リアルな知り合いの惚気投稿には、わざわざSNSに書かないで家庭内(カップル内)で勝手にやって…! といった冷ややかな感情を抱く人も少なくないのかもしれません。
ワースト2位:忙しいけど充実していますアピール
ワースト2位は「忙しいけど充実していますアピール」。
仕事で多忙を極めているときほど、忙しいなかでも充実した時間を確保したくなりがち。けれど、それをわざわざSNSでアピールすると、わざとらしさだけでなく“私は求められているの”的なマウント感や自慢に見える投稿にも…。
見た側も「大変だね」くらいしかリアクションしにくい面もあって、モヤつきを生む投稿になりやすいのでしょう。
自己陶酔型の投稿に見えやすいのも否めず、モヤモヤを招く投稿になって不思議ではありません。
ワースト1位:子どもが可愛いアピール
ワースト1位は、2位と1票差という僅差で「子どもが可愛いアピール」でした。
子どもが可愛い気持ちそのものは尊い感情ながら、あえてそれをSNSでアピールする様子には冷ややかな目を向ける人も少なくないのが実態のよう。
「うちの子、本当に可愛くて♡」的な表現は、自慢や綺麗ごとに見えてしまう場合もありますよね。また、子どもが苦手な人や子育てにストレスを抱いている人ほど、素直に共感しにくくモヤっとしてしまうのも現実でしょう。
共感を生まない「一方通行な投稿や要求」ほどモヤつかれる?

今回のリサーチ結果を見てみると、回答はほとんどが僅差であらゆる場面で「モヤっ」を生んでいる実態も浮き彫りに。
本人に悪気はなくても投稿を見た側がモヤモヤするシーンは思っている以上に多そうですし、SNSがきっかけで自分勝手だと思われるリスクもありそうです。
ワースト3に選ばれた投稿の共通点は、見た側の状況や心理状態によっては共感どころか反発を招きやすい内容である点です。閲覧者に媚びる投稿までする必要はなくても見た側が比較意識や違和感を抱かないよう、一方通行の内容と受け取られる投稿を避けるだけでも、印象が変わるかもしれません。
モヤモヤ投稿が増えるほどミュート・アンフォローにつながる
見るたびに「なんか嫌な気持ちになる」や「どう反応すればいいかわからない」と思われる投稿は、静かにフォロー解除やミュートをされやすいのも現実。
本人は気づかないうちに“見てもらえないアカウント”になってしまう末路を避けたい場合は、投稿前に「これを見た人は、どう思うかな?」とひと呼吸置くクセをつけるのもおすすめです◎。
【調査概要】
調査方法:2025年3月にOggi.jp編集部にてテーマと設問を設定し、Oggiのメルマガ会員にアンケートを行い、その結果を集計したものです。
対象者数合計:269人
構成・文/並木まき
TOP画像/(c)Adobe Stock
Oggi編集部
「Oggi」は1992年(平成4年)8月、「グローバルキャリアのライフスタイル・ファッション誌」として小学館より創刊。現在は、ファッション・美容からビジネス&ライフスタイルテーマまで、ワーキングウーマンの役に立つあらゆるトピックを扱う。ファッションのテイストはシンプルなアイテムをベースにした、仕事の場にふさわしい知性と品格のあるスタイルが提案が得意。WEBメディアでも、アラサー世代のキャリアアップや仕事での自己実現、おしゃれ、美容、知識、健康、結婚と幅広いテーマを取材し、「今日(=Oggi)」をよりおしゃれに美しく輝くための、リアルで質の高いコンテンツを発信中。
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