3位:学歴関係
3位は「学歴関係」。
社会に出ると学歴なんて関係ない! と感じるシーンもある一方で、環境によっては学歴が高い人がやたらに威張っているという場合もありますよね。
実際に学歴マウントを受けた人の話を聞いてみると、次のようなコメントがありました。
「学生時代からの友人に、自分の学歴ではなく夫の学歴でマウントをされた。私は夫になる人の学歴は気にせず人柄で選んだので十分に幸せ。ほっといてほしい!」(33歳女性/サービス)
「同僚でひとりだけ周りよりも高学歴な人がいて、職場でいちいち大学の話をしてくるのが鼻につきます。もう卒業して何年も経っているんだから、学歴よりも仕事で勝負してほしいのに」(38歳女性/不動産)
学歴に自信がある人のなかには、周囲にマウントを取ろうとするタイプもいますよね。
2位:仕事関係
2位は「仕事関係」でした。
仕事の内容や業種など、仕事にまつわる話でマウントの被害を受けた読者は意外と少なくない模様。
どんな仕事をしていようとも誰かに見下されれば不愉快になって当然ですし、仕事のマウントはモヤモヤの度合いも強まりがちです。
仕事関係のマウントは幅広く、被害を受けたことのある人からは次のようなコメントが集まりました。
「昔からの友人に、勤務先の売上高や規模でマウントをされる」(28歳女性/建設関係)
「フリーランス同士での集まりで、みんなが暇な時期にひとりだけ仕事が忙しいアピールが激しい人がいる。事実かどうかは知らないけれど、周囲を焦らせたいのかと思うと性格の悪さにイラッとします」(35歳女性/イラストレーター)
「同僚に仕事のスピードでマウントされています。早くてもミスが多ければ意味ないと思うのですが…」(30歳女性/サービス)
仕事関連のマウントがひどすぎると、仕事そのものへのモチベーションにも影響しそう…。自分が「シゴデキ(仕事ができる人)」だと思われたい人ほど、こういったマウントの常習犯かもしれません。
1位:恋愛関係
1位は「恋愛関係」でした。
恋愛は個人差が大きい分野ながらも、充実した恋愛模様をのろけながらマウントする人っていますよね。
恋人や恋愛に不満を抱えているときほど、他の人からの恋愛マウントにイラッとしがちな面は否めません。
実際にマウントされた人の声を聞いてみると、バリエーションが多くありました。
「彼氏のスペックでマウントをする女子会仲間には、毎回イラッとさせられている。でもその子は彼氏をコロコロ変えるので羨ましいと思ったことはない」(30歳女性/保育士)
「長く付き合っているほうが偉いとばかりにマウントをしてくる友人。交際7年なことをいつも過剰にアピールしてくる」(35歳女性/サービス)
「マッチングアプリの“いいね”の数を競ってくる子がいて、自分のほうが多いと自慢げに話してきます。いいねの数といい出会いは比例しないと思いますが、自分はモテると言いたいみたいでイラッとします」(33歳女性/飲食)
自分はモテる、自分の彼氏は周りよりも優れている… といったマウントは、聞いているだけでも疲れますよね。
収入や家柄でマウントをされた被害者も
マウントが行われるテーマは多岐にわたっていて、今回のリサーチでは4位に「収入関係」、5位に「家柄など実家に関すること」が続きました。
自分ではどうしようもないことにまでマウントされるとイライラするだけでなくずっとモヤモヤが残りやすく、人間関係にも大きな影響を与えがちです。
マウントをする人とは精神的に距離を置く
マウントをする人が身近にいる場合には、接点をもつたびにイヤな気持ちになってしまう話も少なくありません。
仕事の関係者など縁が切れない間柄の相手であっても、精神的に距離を置けば相手の言葉への不快感が和らぐ術にも。また昔からの友人など以前は親しかった間柄であっても、それぞれの環境が変わったことによってマウントが起きるようであれば、そっと距離を置くのが正解でしょう。
会うたびにイヤな思いをしてまで会い続けてしまうと、知らないうちに心に傷が蓄積されることもありやすいですよね。無理をしすぎない人間関係を心がけていきましょう。
【調査概要】
調査方法:2024年8月にOggi.jp編集部にてテーマと設問を設定し、Oggiのメルマガ会員にアンケートを行い、その結果を集計したものです。
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構成・文/並木まき
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