3位:一緒に食事をしたとき
3位は「一緒に食事をしたとき」。
一緒に食事をしたときに、自分は金額を気にしているのに相手は気にせずに注文しているのを見てしまったり、その反対もあったり…。
「食」にかけるお金には個人差があるので、価値観の違いが露呈しやすい部分のひとつ。
食事に関するシチュエーションとしては、メニューを選んでいるときだけでなく、食事をするお店を選んでいる段階でも、金銭感覚の違いが発覚しやすいかもしれません。
寄せられたコメントには「仲が良かった友人が結婚をして節約主義に。ランチに行くにも安いお店じゃないとダメって言われて困るときがある」(30歳・女性/東京都)、「割り勘で食事をするときに自分だけ高いものを頼みまくっている友人がいて、割り勘額が上がってしまうのに本人はなんとも思っていないないみたいでモヤモヤ」(34歳・女性/神奈川県)などがありました。
2位:一緒に買い物に行ったとき
2位は「一緒に買い物に行ったとき」。
友だちとのショッピングは楽しいひとときだけれど、金銭感覚の違いがわかってしまうと一気にテンションが下がったりモヤモヤした気持ちを抱えたり… もありがちです。
ファッションやコスメにかける金額も個人差が大きいことから、一緒に出かけた友人が自分と似た感覚でお金を使うとは限らないのも現実でしょう。
「たまたま一緒に買い物に行った友人がハイブランド店で爆買い。しかも支払いがカードの分割払いやリボ払いだそうで、私はそこまでして買わない主義だから感覚が違うなって思いました」(35歳・女性/千葉県)、「アウトレットに一緒に行った友人が『たいして安くないね』って文句ばかり言っていて何も買わないから、私は買いたいのに買えなくてストレスでした」(35歳・女性/東京都)などの声もありました。
1位:生活スタイル、生活習慣の話題になったとき
1位は「生活スタイル、生活習慣の話題になったとき」。
友人といっても他人の生活スタイルまではなかなか見えないだけに、生活にまつわる話題になったときにたまたま金銭感覚の違いが発覚! というパターンも珍しくないのかも。
友人が自分よりもいい生活をしていると知って、モヤっとした気持ちを抱えてしまう場合もあるかもしれません。
「同じくらいの稼ぎだと思っていた友人が実は私よりも稼いでいて、家事代行を依頼しまくっていると知ってちょっと悔しかった」(37歳・女性/東京都)、「そんなに生活に困っていそうに見えなかった女子会仲間が実は極貧生活をしているとわかり、なんて言っていいのかわからなかったです」(34歳・女性/大阪府)などのコメントが寄せられました。
金銭感覚の違いから疎遠になってしまうことも…
仲良くしていた友人でも、金銭感覚に大きな違いが発覚するとこれからの交流について考えてしまうもの。人によって何にお金を使いたいのかが異なるため、収入が同じくらいであっても金銭感覚が大幅に異なることもあります。
今回のリサーチ結果をグラフで見てみると、旅行などの特別なシーンよりも食事や買い物、雑談といった日常的なシーンで感覚の違いが発覚するケースが多い実態がわかります。
友人との金銭感覚の違いが判明しても、上手にお付き合いができればベストですよね。けれど、一緒にいて自分が惨めな気持ちになったりモヤモヤが強まったりするならば、無理は禁物。お金のことはストレスにもつながりやすいので、上手に距離を置きながらストレスを感じない付き合い方を模索していきましょう。
【調査概要】
調査方法:2024年8月にOggi.jp編集部にてテーマと設問を設定し、Oggiのメルマガ会員にアンケートを行い、その結果を集計したものです。
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構成・文/並木まき
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