1泊2日の新島巡りは、2日目も盛りだくさん♡ さらに延泊に!?
前回の記事では、島素材のおにぎり、絶品と噂のどら焼き、パワースポットの神社めぐり、モヤイ像探しのドライブ、新島ならではのサウナ、海の幸などなど盛りだくさんでお届けしました! あっという間に2日目、夕方には東京本土に帰るのか… と寂しい気持ちでいましたが、トラブルが発生してしまいました!
6:30|早起きして海辺の「湯の浜露天温泉」へ

まるで古代ギリシャ神話の世界に迷い込んだよう! 海を臨む絶景ロケーションにそびえたつこの建物、24時間いつでも無料で入れる露天温泉なんです!

こちらの建物にも新島の特産品であるコーガ石が使われています。エントランスを入ると男女別に更衣室があり、水着に着替えてからいざ入場!

温泉は大小6つ、岩場を上ったところにも浴槽があり、エンタメ感満載。24時間入れる温泉なので、夜の満天の星空を見ながら入るのも気持ちよさそう♪

開放感が半端ない! 水平線に臨む夕日を眺めることもできるとのこと。夕暮れどきに来るのもロマンティック!
残念ながら今回は定休日にあたってしまいいけませんでしたが、島内にはもうひとつ「まました温泉」という施設もあり、屋内風呂に露天風呂、サウナ、さらに白砂に包まれる砂風呂まで体験できるそう。
【湯の浜露天温泉】
港から南へ徒歩4分ほど。駐車場あり
営業時間:24時間
年中無休

実はこの日、天気は大荒れ…。荒々しい波を目の当たりにしながら温泉に入っていました(笑)。1泊2日予定の旅取材は前途多難。どうなることやら…。
8:00|素朴な味にほっこりする人気店「かじやベーカリー」で朝パン

新島は素泊まりの宿も多いため、観光客から絶大な人気を誇るベーカリー。

取材日には見かけなかったのですが、魚フライやハンバーグが挟まったボリューミーなサンドイッチが名物の模様。ベーシックなサンドイッチやパンは手作りならではのほっこりと温かみのあるおいしさでした!
【かじやベーカリー】
新島村本村1-8-6
営業時間:7:00〜18:30
定休日:火(8月は無休)
12:00|おしゃれな隠れ家カフェ「POOL」でランチ

実は午前にSUPをする予定が、荒天のため中止に。ちょっと嫌な予感(汗)。果たして東京本土に、帰れるのか…!? 不安に煽られながら宿でPC作業をこなし、おなかもすいてきたところでランチをしにおしゃれカフェへ。

こちらは、一度島から出たもののUターンしてきた新島出身の女性店主さんが切り盛りするお店。ガパオやグリーンカレーなど、週替わりのランチプレートがいただけます。彩りよく、栄養バランスもよく、おいしかった~。
【POOL】
新島村本村2-9-23
営業時間:10:00〜16:00(ランチ 11:00〜14:00)
定休日:木・金
13:00|ドライブしながら夏を感じに行ってみる… が、まさかのトラブル発生!

風がさらに強くなってきて… 16:10の帰りの飛行機が飛ぶのか飛ばないのか… 不安が募りつつも、貪欲に旅を楽しもうと海を見にドライブ。

車外に出てみたら… 飛ばされそうになるほどの暴風!! その直後なんと飛行機が欠航、さらに東京本土に戻るもうひとつの選択肢であるフェリーも欠航と知り、愕然…。幸い翌日の予定はどうにか調整できたので、翌日無事に帰れることを祈るしかありません!
新島に限らず島旅はとくに、1泊2日でさくっと来ようと思っても、天気次第では帰れなくなる可能性があることを心得るべし! 国内外いろいろな場所に出向いていますが、飛行機が欠航になったり、台風に巻き込まれたりしたことがなかったので、甘く見ていました(笑)。旅の計画は余裕をもってすべし。学びました!
13:30|気を取り直し「新島ガラスアートセンター」でガラス絵付け体験

帰れなくなってしまった… そんなの、さらに島を満喫するしかない! ということで、元々予約をしていたガラス絵付け体験をしに「新島ガラスアートセンター」へ。グラスたちも実は、新島特産のコーガ石を使ったもの。コーガ石は高熱を加えることで、オリーブグリーンの美しいガラスへと変化するのです。こちらの「新島ガラス」は島の特産品にもなり親しまれているのだとか。そういえば昨晩の居酒屋さんでお刺身がのっていたガラスの器、新島ガラスでした!

元々は吹きガラス体験もしていたそうですが、コロナの影響もあり、現在はコップへの絵付け体験教室を実施中。油性ペンで下絵をガラスに描き、電動のリューターで下絵をなぞっていきます。オリジナルの絵柄が刻まれたオリーブグリーンのグラデーションが美しいコップ、旅の思い出になりますね!
【新島ガラスアートセンター】
新島村間々下海岸通り
営業時間:10:00〜16:30
定休日:火
15:30|映え写真を撮りに「羽伏浦メインゲート」へ

滞在していた宿の近くにある新島のシンボル「羽伏浦メインゲート」へ。風はまだ少し強かったのですが、青空が出てきて心地いい写真が撮れそう! ということで、記念撮影。

ギリシャのサントリーニ島みたい!?(行ったことないですが)

海が荒れていたので海岸には行かなかったのですが、この下にある海岸は長い白浜が続き、真夏の晴天時はとくに絶景だそう。新島は波がいいことでも有名で、サーフィン上級者でも果敢に挑戦したくなる海コンディションなのだとか。
18:00|島内で人気のお寿司屋さん「栄寿司」で“島寿司”を味わう

急遽延泊となったしまったからこそ、ごはんはやっぱり妥協したくない! すぐに予約をとってもらい島内でも人気のお寿司屋さん「栄寿司」で夕飯を。

目鯛、かんぱち、平目を漬けにした「島寿司」とお酒を楽しみました。大きめのしゃりに、しっかり味が染みねっとりとコクのあるネタの組み合わせ。おいしゅうございました!
【栄寿司】
新島村本村5-2-9
営業時間:11:30〜14:00(ネタが無くなり次第終了)、18:00~状況により変動
定休日:不定休
トラブルがありつつも全力で楽しんだ旅2日目! 次回の記事は、急遽追加となった旅3日目。お土産を買って、無事東京本土に帰れるのか、最後まで見届けてください♡
取材協力/Hyundai
写真・文・構成/門司紀子

弾丸トラベライター 門司紀子
大学在学時からCanCam編集部にて編集アシスタントとして“雑誌づくり”のキャリアをスタート。約20年、フリーランスエディター&ライターとして活動。趣味は弾丸旅と料理とゴルフ。コロナ禍以前は月イチで台北にごはんを食べに台北への日帰り弾丸旅を敢行。昨今は食べまくり飲みまくり動きまくり充実の国内旅を堪能中。著書に『台北日帰り弾丸旅食べまくり! 1年12回』『弾丸トラベライターの台湾妄想旅ごはん』『たった2コの食材でキレイになれる 魔法のニコサラダ』(すべて小学館刊)。