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フィジー旅、ホテルはちょっぴりラグジュアリーに!
開放感あふれる南国が好きな人はもちろん、旅でリフレッシュしたい、でも円安が気になる… という人に断然おすすめしたい旅先がフィジー! 前回の記事では「フィジーでしかできない! スペシャルな5つのこと」をお届けしましたが、今回は旅のベースとなるエア情報とおすすめホテルをレポートします!
私、門司紀子は国内外をアクティブに旅している弾丸トラベライターですが、南太平洋への旅は久々! これまでにニューカレドニア、ニュージーランド、バリなどには行ったことはありましたが、フィジーはハッキリ言って盲点でした。が…、円安でなかなか海外に出かけるのを躊躇しがちな今、癒やしの南国気分を堪能するのにフィジーは最高に過ごしやすい旅先だと実感!
コロナ禍以前はもうちょっと気軽にハワイに行けていた気がするのに… ハワイ旅行に行った友人の話を聞くと「もうさくっと行けない場所になってしまった…」と悲しくなっていたのですが、ブランドものを買うという目的を除けば、フィジーでも同じような南国気分を味わえるし、癒やされるし、なんともお財布に優しいし…。あくせく働く毎日から逃れて、しばし心満たされるフィジータイム、本当に最高でした♡
フィジーは南太平洋に浮かぶ300以上の大小の島々からなる楽園。オーストラリアの東側、ニュージーランドの北側に位置しています。「遠いのでは!?」「乗り継ぎで何時間かかるの⁉」という心配をよそに、成田から直行便が週に2便出ているのでアクセスにもさほどストレスなし!
フィジーへは直行便就航のフィジーエアウェイズで!
2018年に日本からフィジーへの直行便が就航したフィジーエアウェイズ。成田国際空港からフィジーのナンディ国際空港間の所要時間は約9時間。夜に日本を出発する便を利用すれば、朝には現地に到着し、効率的に旅が楽しめるのも嬉しいところです(8月からは復路便が夜にフィジー発、朝に日本戻り)。
〈フィジーエアウェイズ 日本/フィジーの就航スケジュール〉
・2024年7月30日(火)まで
FJ350 成田-ナンディ(火曜日、金曜日)21:30-9:30(翌日)
FJ351 ナンディ-成田(火曜日、金曜日)13:15-19:30
・2024年8月2日(金)より
FJ350 成田-ナンディ(水曜日、土曜日)16:30-4:35(翌日)
FJ351 ナンディ-成田(火曜日、金曜日)23:55-6:10(翌日)
クッションやブランケットが癒やしの南国・フィジーっぽくてかわいいい! 機内に入った瞬間から一気にテンションが上がりました。
機内食はこちら!
フライト中の機内食は行き帰りともに2食。味付けは優しく、美味しく完食させていただきました! 食事をいただいて映画を見て、ウトウトしていたら9時間はあっという間!
フィジーエアウェイズは燃油サーチャージがかからず、比較的リーズナブルな料金設定なのも嬉しいポイント。コスパもホスピタリティ的にも満足なので、フィジーへはフィジーエアウェイズの直行便以外選択肢がないかもしれません! フィジーへの旅をプランニングする際は、ぜひチェックしてみてくださいね。
おすすめホテル1:ヒルトン・フィジー・ビーチリゾート&スパ
フィジーへのエアは比較的抑えめなので、ホテルは少しラグジュアリーに楽しみたいもの。最初に紹介するおすすめホテルは、ナンディ国際空港から車で約20分でアクセスできる「ヒルトン・フィジー・ビーチリゾート&スパ」。
空港から近いのに、客室はほぼ全室からガーデン&ビーチが望め、リゾート感満載な雰囲気が魅力のホテルです。約1.5kmにもおよぶデナラウビーチが目の前に広がっており、滞在中にはダビングや水上バイクなど有料アクティビティのほか、ウィンドサーフィン、カヤック、カヌーなど無料のアクティビティも充実。
広大な敷地内にはいくつかレストランがあり、日用品が購入できるお店、プール、バー、アイスクリームショップなども。街に出なくてもホテル内で暮らすように旅を満喫できてしまうのでは!? というくらいの充実度です。
ホテルのエントランスに到着すると、歌とダンス、ウェルカムドリンクのおもてなしが! 臨場感があり、旅気分がぐんぐん盛り上がっちゃいます。
ヒルトンというと巨大な高層ホテルをイメージしがちですが、こちらのホテルは一棟が4~8部屋、部屋は1階か2階に位置しており、お部屋も約40㎡~なのでかなりゆったりとしたつくり。
全室バスタブ完備なのも魅力のひとつ! 南国とはいえ、やはり旅先でもバスタブにつかって癒やされたいですよね。
ベッドメイキングにもフィジーらしい陽気なおもてなし精神がたっぷり!「BULA」とは「HELLO」のような、いつでも使えるカジュアルなあいさつ。
客室は1階でも2階でも、開放感ありまくり! 青と緑のコントラストがまぶしいリゾーティな景色に、滞在中何度も何度も幸せを噛み締めました♡
プールサイドでぼーっとする贅沢時間も満喫して
子供も含め家族で楽しめるプールと、大人専用プール、プールは敷地内にふたつありました!
夜はライトアップされてまた異なる雰囲気に。昼も夜も、眺めているだけでもキラキラと心が満たされていくのを実感。
ホテルステイのお楽しみ、朝食ビュッフェも大充実!
食べることが大好きな私。ホテルの朝食ビュッフェが好きすぎて、旅に出ると朝から胃袋をアグレッシブに酷使してしまいます。「ヒルトン・フィジー・ビーチリゾート&スパ」では、ニーズに合わせて2ヶ所のレストランの朝食ビュッフェが利用可能。
野菜やフルーツが豊富! ヘルシーな朝食をプールやビーチを眺めながらいただけば、旅の充実度がますますアップします! 欲張りすぎているのでヘルシーとはいえないかもですが(笑)。
ホテル内にはもちろんスパもあります! オープンエアのカジュアルなスパと、屋内の本格派スパ、気分に合わせて選べる楽しみも。海を臨む絶景のロケーション「ヒルトン・フィジー・ビーチ&リゾート」で過ごす休日は、心にたっぷりの栄養をチャージして、ありきたりの日々のモチベーションを上げてくれること間違いなし!
フィジーのおすすめホテル2:シャングリ・ラ ヤヌザ アイランド フィジー
こちらもホテルから1歩も出ずに、コンフォータブルでラグジュアリーなリゾートステイが叶うホテル「シャングリ・ラ ヤヌザ アイランド フィジー」。フィジーの本島から橋を渡ったヤヌザ島という島全てがこちらのリゾートで、東京ドーム9個分の広大な敷地を誇るそう。
お部屋は32㎡~、さまざまなタイプがあり、人数やニーズに合わせて選べます。
フロントロビーに到着すると、トロピカルなウェルカムドリンクのおもてなしが。ロビーのインテリアは南国リゾートな印象はありつつもシックでスタイリッシュ。期待感が高まります!
こちらのリゾートは海に囲まれた島にあるので、もちろん全室がオーシャビュー。さまざまなアクティビティが用意されており、レストランは高級~カジュアルビュッフェまで6つも。カップル、女子旅、2~3世代にわたる家族旅… それぞれのニーズに合った大充実の滞在が叶います。
インフィニティープールを眺めながらカクテルで乾杯!
家族で楽しめるプールや海にへり出したウォーターパークのほか、美しい海が臨めるインフィニティープールも。17時から18時の間には無料のカクテルタイムもあり、フィンガーフードとともにフルーティでトロピカルなカクテルを楽しめるのがスペシャル!
私はプールにプカプカ浮かんでまったり過ごしつつ、プールサイドでPCを開いて仕事をして、カクテルタイムを楽しむという欲張りな時間を過ごしました。リゾートに来たら仕事のことは一切忘れたいという気持ちもありますが、リゾートに来たからこそ、また違ったマインドで仕事に向き合えるという側面もあるのかな… と思います(笑))。今回は1泊だったので、翌朝はなんと3時に起きて部屋で原稿書きをしましたが、リゾートで心癒やされて頭もクリアになったからか、2時間半集中してサクサクと想定以上に効率的に仕事がはかどりました!
リゾート内に9Hのゴルフ場も! 朝食前に欲張りプレー
広大な敷地内には9Hのゴルフ場も。チェックイン時にフロントまで向かう道中でゴルフ場の横を通るのですが、ゴルフ好きな私は「どうにか取材の隙間時間で、ここでプレーできないものか…」と画策しておりまして…、翌朝その夢が叶いました! スタートは陽が昇り始めた朝6時。クラブをレンタルして、人生初の黙々とひとりラウンドです(笑)。やや距離が短めのためドライバーを思い切り振れるホールは少ないですが、見たことがないユニークなフォルムの南国の木々に囲まれ、徐々に明けてくる空を眺めながらのラウンドは格別の思い出に。ゴルフは要予約ですが、スニーカーさえあればクラブをレンタルして気軽に楽しめます。
運動後はテラス席でおいしい朝食を!
朝から頭を使って仕事をしてゴルフをして… フル稼働した後は、朝食でエナジーチャージ。また欲張りに食べちゃいます(笑)。こちらの朝食は、その場で作ってくれるオムレツのサルサソースがクセになる味で、ビュッフェの品数も多く、クオリティは大満足でした!
リゾートウェディングもステキ!
リゾート内には海を望むチャペルも。温かみがありながらも洗練されてクリーンな雰囲気がステキでした。とっておきのリゾートウェディングを検討している方にもおすすめ!
ホテル内にあったウェザーステーション。濡れているか、乾いているかなど、ココナッツの状態で天気を判断してね、という南国らしいアイデアにほっこり。
「シャングリ・ラ ヤヌザ アイランド フィジー」はナンディ国際空港から少しだけ離れていて、島まるごとのリゾートということでスペシャルな隠れ家感がたっぷり。よりクラス感のあるプライベートなリゾート空間で、ゆったりと癒やしステイを堪能したい人におすすめです。
取材協力:フィジー政府観光局
写真・構成/門司紀子
弾丸トラベライター 門司紀子
大学在学時からCanCam編集部にて編集アシスタントとして“雑誌づくり”のキャリアをスタート。約20年、フリーランスエディター&ライターとして活動。趣味は弾丸旅と料理とゴルフ。コロナ禍以前は月イチで台北にごはんを食べに台北への日帰り弾丸旅を敢行。昨今は食べまくり飲みまくり動きまくり充実の国内旅を堪能中。著書に『台北日帰り弾丸旅食べまくり! 1年12回』『弾丸トラベライターの台湾妄想旅ごはん』『たった2コの食材でキレイになれる 魔法のニコサラダ』(すべて小学館刊)。