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「烏丸御池」駅から徒歩約4分の京都観光に最適な好立地

観光やビジネスの拠点で京都の中心地である三条エリア。「三井ガーデンホテル 京都三条プレミア」は京都市営地下鉄「烏丸御池」駅に近く、京都観光で欠かせない「二条城」や「錦市場」、感度高いショップが集う「新風館」、大人気の老舗喫茶店「イノダコーヒー本店」をはじめ、近隣には話題のお店が点在していたり、京都散策になにかと便利な立地。明治時代に建てられたレンガ造りが象徴的な京都文化博物館や中京郵便局にも隣接しています。古き良き趣のある老舗店だけでなくモダンでおしゃれなショップなども立ち並ぶ三条通りに面したホテルは、街並みになじむシックでモダンな外観が目印。

三条通りに面したエントランスから入り、活気あふれるレストランを抜けたところにロビーラウンジが。「プレミア」シリーズだけあり、一般的な三井ガーデンホテルよりも空間が贅沢に使われていて上質感が漂っていました。滞在中は散歩がてら友人とごはんや買い物に出かけたり、近くのレンタサイクルを利用して自転車でも京都散策を存分に楽しんできました!(京都のおすすめスポット&お土産は、また別記事でご紹介しますね♪)ここからは実際に泊まって感じた「三井ガーデンホテル 京都三条プレミア」の魅力をまとめていきます!
魅力1:平均30㎡以上のゆったり客室で心穏やかな滞在が叶う!

客室がとにかくゆったりとしたつくりで、心穏やかに過ごせるのも嬉しいところ。全185室ある客室の約4割が、ゆとりある居住スペースを設けたキングルームになっているそう。客室のデザインは京都伝統の着物・織物からインスピレーションを得た「かさねの色目」がテーマ。日本の伝統色「梅鼠」で仕上げた壁紙や「青鈍」を意識したカーテン&カーペットなど、落ち着きがありモダンな印象ながらも、日本ならではのクラシカルな美しさを感じる空間に。

今回はありがたいことに、54.9㎡の広さを誇る「ジュニアスイート」に滞在させてもらいました。坪庭があり、窓の外には京都文化博物館を臨むことができ、一歩足を踏み入れただけでテンションが上がるお部屋。アクティブに出かけたい気持ちもありながら、居心地がよすぎる部屋で過ごすおこもり時間をどうにか捻出しようと必死でした(笑)。こちらのお部屋はデイベッドを利用して、4名まで滞在可能。
お皿とカップはシンプルで使いやすい「1616 / arita japan」

部屋内にはお皿やグラス、カトラリー類も充実。お皿とカップはシンプルで使いやすく人気の高い「1616 / arita japan」のもの。テイクアウトしてきた料理やおやつをつまみながら部屋で1杯、なんて時間を過ごすのも最高の贅沢!
「イノダコーヒー」のドリップパックや「一保堂茶舗」の紅茶ティーバッグも!

京都の老舗喫茶店「イノダコーヒー」のドリップパックや「一保堂茶舗」の紅茶ティーバッグなどが、客室内に用意されているのも粋な計らい。随所にこだわりが感じられます。
シンプルで広々としたバスルームは使いやすさ◎

バスルームはこんな感じ。シンプルで清潔で、ゆったりと一日の疲れを癒やすことができそうです。

洗面スペースも広さがあり、使いやすい工夫がなされていました。が… 三井ガーデンホテルといえば大浴場があるのも大きな魅力ですよね! 今回は1泊の滞在だったのでお部屋のお風呂は使わず、朝も晩も大浴場へGO。
ニーズに合わせて選べるさまざまなタイプの客室が!

デイベッドを活用して3名で泊まれる客室や、洗濯機・ワークデスクなどが設置されていて中長期滞在にも便利な客室も。さまざまなタイプの客室を見学させてもらいましたが、窓からの採光がたっぷりで心地よく、バスルームと洗面の境界がなく解放感のあるつくりも魅力的。とにかく「部屋にずっといたくなる」居心地がよすぎる空間でした。
魅力2:旅の疲れを癒やす大浴場に加え、貸し切りのプライベートバスまで!

B1Fには約90㎡の大浴場と、ゲスト専用のプライベートバスが。大浴場は洞窟のようで、心穏やかにととのうような空間。浴槽内に壁が配され視線を遮ることができるので、大浴場でありながらよりプライベート気分でくつろげるのが魅力です。
完全予約制のプライベートバスも!

こちらが完全予約制のプライベートスパ。中庭を借景とした浴場とリビングエリアがシームレスに繋がっているプライベート空間。お風呂に浸かりながら、リビングルームにいる家族や友人とコミュニケーションがとれたり、テレビやNetflixなどの鑑賞をしたり、他人の目を気にせず自由気ままに至福のリフレッシュタイムが過ごせます!(2時間貸し切り¥13,000)
滞在中無料で利用できるジムも本格派!

ゲスト専用のフィットネスジムでは、世界中のセレブリティやトップアスリートに愛されてきたヨーロッパ最大級のフィットネスマシンメーカー「テクノジム」社のダンベルやバイクなどの用意も。旅に来ると終始食べ過ぎてしまうので、私は頑張って早起きして、20分ですがウォーキングに励んでみました! おかげさまで気持ちだけは、カロリーゼロ(笑)。
魅力3:朝ごはんの幸福度が半端ない♡

個人的には国内旅の場合、朝ごはんのクオリティの高さもホテル選びのハズせない条件だと思っています。「三井ガーデンホテル 三条プレミア」の朝ごはん… 魅力的なものがありすぎて、完全に食べ過ぎてしまいました!

朝食は、ホテルのエントランスがある三条通りに面した光あふれるダイニング「curd (カード)」で。朝食だけでなく、ランチやカフェ、ディナータイムにも利用可能。メニューは地域食材をベースとした多国籍なイタリアンで、宿泊ゲストだけでなくレストラン利用だけでもOKとのこと。昼間はカフェ利用の方や、ノマドワーカーで賑わいを見せていました。
朝食ビュッフェには極上のフレッシュチーズも!

こちらのホテルの朝食、なにが一番の魅力かというと… 併設するチーズ工房でできたてのフレッシュチーズをいただけること! チーズは、モッツアレラ・ノディーニとリコッタの2種。「ノディーニ」とはイタリア語で「結び目」の意味で、モッツアレラチーズをギュッと結ぶことで水分が絞られ、よりもっちり弾力のある歯ごたえと濃厚なミルク感を味わえるチーズ。こちら、筆者の大好物なんです! 好きなだけいただけるなんて幸せすぎ♡ ふわっとして酸味のあるリコッタチーズもさすがつくりたて、おいしかった~!

ホテル内に店を構える、京都初のフレッシュチーズラボラトリー「GOOD CHEESE LABORATORY」では、チーズの購入も可能。京都・丹波の牧場から届く搾りたて生乳でつくるフレッシュチーズは絶品。レストランではこちらのチーズを使ったアペタイザーやパスタ、デザートもいただけます。
朝食はメインディッシュを選んでオーダーするハーフビュッフェスタイル

朝食は5種のメインディッシュの中から1種を選び、サラダやチーズ、ハム、ヨーグルト、デザート、ドリンクなどは食べたいものを自由によそってくるハーフビュッフェスタイル。メインに京風うどんが用意されているのもさすが。海外からのゲストにはやはり、うどんのニーズが高いそう。チーズはもちろん、そのほかの内容も充実していて楽しかったです!

個人的に嬉しかったのは、朝食のL.O.が10:30ということ。一般的なホテルは9:30 L.O.が多い気がするのですが、前夜に食べ過ぎていたりすると、なるべく朝食をゆっくり遅めの時間に食べたかったりしますよね。なので1時間後ろ倒しにできることで、心にも胃腸にも余裕が生まれ、心置きなく食べられます!
魅力4:レアな日本酒バーで1杯! 夜時間も大充実

三条通りからホテルの敷地内を通るまっすぐ細い路地を進むと、知る人ぞ知るスタイリッシュなバーが。ホテル内からも入り口があり、いったん屋外に出た隠れ家的な場所にあるのがまた乙! 京丹後で江戸時代から続く行待酒造場をルーツにもつ「竹野酒造」の、国内にはあまり出回らない希少銘柄を中心とした日本酒バーで、日本酒を使った彩りも美しいオリジナルカクテルが人気だそう。

試泊取材日には、京都在住の友人と夕飯を食べに四条方面まで行き、歩いてホテルに戻ってきて、その後バーで大人な時間を楽しみました♪ 京都在住の友人曰く「竹野酒造さんのこのお酒は、京都でも飲めるところがなくかなりレア。すごい体験!」とのこと。

日本酒カクテルのメニューがこちら。頭で想像するだけでワクワクが止まらず… 実際に味わってみると、食材のユニークで計算し尽された組み合わせが秀逸な入魂の一杯でした! 京都でバーに行くというと、なんとなくハードルが高いイメージですが、滞在ホテルの中のバーということもあり、ドキドキしすぎずリラックスして食後の一杯を楽しめました。貴重なお酒をいただき、京都の夜の充実度がさらに増し増しに。
魅力5:バゲージサービスを利用すれば観光もラクラク楽しめる!

三井ガーデンホテル 京都三条プレミアをはじめ、京都新町 別邸、京都四条、京都河原町浄教寺のいずれかのホテルの宿泊者向けに「バゲージサービス」を実施中(1個¥500)。チェックイン前、チェックアウト後、どちらも利用できるのですが、今回はチェックアウト時に利用してみました。
11:00までにフロントに荷物を預けると、14:00以降に京都駅中央口から徒歩3分の「三井ガーデンホテル 京都駅前」で受け取れるというサービス(11:00~15:00に預けた場合は18:00以降に受け取り可能)。
チェックアウト後に観光などをしたい場合、泊まったホテルにそのまま預けて帰りにピックアップしに再度ホテルに寄るか、京都駅までいったん行きコインロッカーに入れるか、の二択だと思いますが、京都駅前まで運んでもらえるのは願ったりかなったりのサービス。写真でお分かりの通り、紙袋は増えた荷物なので、身軽になってつい買い物しすぎてしまうという難点もあるかもですが…(笑)。
「三井ガーデンホテル 京都駅前」に到着して荷物を受け取ったら、コーヒーや紅茶、ソフトドリンクなどが楽しめるラウンジサービス(12:00~24:00)も利用でき、新幹線までの時間はPCを開いて仕事したり、荷物の整理をしたり、有意義に使えるのも◎。ちなみに到着日に京都駅からそのまま観光や買い物に向かいたい場合は、到着してすぐに三井ガーデンホテル 京都駅前に荷物を預け、宿泊するホテルに届けてもらうことも可能(同様に1個¥500。12:00までに預けると、15:00以降にホテルで受け取り可能)。

泊まった翌朝の京都はなんと雪! 深々と寒かった~。朝食前に大浴場で温まり、10:30前にダイニングに駆け込んで朝食をとり、部屋に戻って12:00のチェックアウトまではしばしお部屋に用意されたイノダコーヒーをドリップして飲みながら、ゆっくりとおこもりを…。チェックアウトして街歩きの際にもちらほら雪が舞って足元も悪かったので、バゲージサービスはかなり助かりました。人が多すぎて普通に歩くのも大変な錦市場、細い路地裏のお店も、さらに夏は暑く冬は寒い京都、荷物のわずらわしさがないだけで、ストレスなく旅が楽しめるはず!

三条通りとの出会う「オモテ」と「オク」がコンセプトのホテル。三条通りに面したエントランスやダイニングなど憩いの場「オモテ」を通り抜けると、シックなインテリアで心からくつろげるロビーラウンジや客室などの「オク」へ。「オモテ」と「オク」を緩やかにつなぐ3つの中庭もステキで、思わず京都の中心にいることを忘れてしまうほど…。
旅先に来ると「ホテルは寝るだけだから…」とコンパクトな客室のホテルを選ぶ人も多いと思います(実際、私も時と場合によりけりですが、ひとりで泊まる場合はとくにコンパクトなホテルを選ぶことも多いです)。しかし、五感が揺さぶられ、何度来ても新たな発見と魅力にあふれる京都に来たからこそ、こだわりのホテル滞在なら満足度・充実度が倍以上になる、と実感しました! 京都には三井不動産グループのホテルがいくつかあるのですが「三井ガーデンホテル 京都三条プレミア」はアジア圏よりも欧米からのゲストが比較的多い模様で… そのグローバル感も旅気分が刺激されて楽しかった! 次はプライベートでも泊まってみたいと思います♪
写真・構成/門司紀子

弾丸トラベライター 門司紀子
大学在学時からCanCam編集部にて編集アシスタントとして“雑誌づくり”のキャリアをスタート。約20年、フリーランスエディター&ライターとして活動。趣味は弾丸旅と料理とゴルフ。コロナ禍以前は月イチで台北にごはんを食べに台北への日帰り弾丸旅を敢行。昨今は食べまくり飲みまくり動きまくり充実の国内旅を堪能中。著書に『台北日帰り弾丸旅食べまくり! 1年12回』『弾丸トラベライターの台湾妄想旅ごはん』『たった2コの食材でキレイになれる 魔法のニコサラダ』(すべて小学館刊)。