「サッカーの情熱」と「ワイン造り」を融合させた、トルシエ監督
元サッカー日本代表監督のトルシエ監督こと、フィリップ・トルシエ氏。サッカーへの情熱を、現在はフランスのボルドー近郊 サン・テミリオンで営むワイナリーに注いでいます。今回はその美しいワイナリーへ伺った様子をご紹介します。

サッカー日本代表チームのシグネチャーカラー・サムライブルーをまとったワインボトルと、トルシエ監督。
サン・テミリオンに美しく佇む、トルシエ氏のワイナリーへ

パリからTGVとレンタカーを利用して到着。ミニマルデザインな美しいワイナリーと広大な葡萄畑を眺めていると、まるで時の流れがゆるやかになるようです。

圧巻の葡萄畑の様子。秋に伺いましたが、春夏は眩しいほどの緑が広がるのだそう。
ワインにまつわるアートで彩られて

醸造責任者であるルドヴィック・ヴァヌロン氏に温かく迎えていただき、ワイナリーの中をゆっくり見せていただきました。

著名なアーティストの顔が描かれたアートは、ワインコルクで作られたもの!こちらはアンディ・ウォーホルですね。
テイスティングをしっかりと堪能!

テイスティングの作法を教えてもらいながら、味わいました。一つ一つにかなり違う個性がありました。ワインの種類は下記のようなラインナップで、サッカーにちなんだ名前がウィットが効いていますね。
COUP DU CHAPEAU(ハットトリック)
COUP DU FRANC(フリーキック)
GRAIN BLEU(グラン・ブルー)
SOL BENI(祝福された土地 /センター)
EXTRA TIME(延長戦)
トルシエ氏のワイン造りのフィロソフィーについて、教えてもらいました。「偉大なワインのブレンドは、チームセレクションとかなり似ている。才能を融合させ、力強さと繊細さのバランスをとり、個よりも集団を優先させる必要がある。」
「フラット3」と呼ばれる、高度に構造化された 「3 – 4 – 3フォーメーション」に基づくプレースタイルを導入した彼。ワイン銘柄のラインナップも、日本代表サッカーチームを導いた際の想いが反映されていますね!
代表ワインであるSOL BENI(ソル・ベニ)は、ワイナリーがあるサン・テミリオンが歴史的に「祝福された土地:SOL BENI」と呼ばれていることを大切に、名付けたのだそう。各ワインの詳しい情報はこちらをぜひ参考にしてください。
新たなワイン「FLAT3」が日本でもうすぐローンチに

2002年W杯で日本代表をベスト16に導いた戦術「フラット3」の名のワインが登場しました。2026年W杯に向けて、日本サッカーの精神とフランスのエレガンスを繋ぐ「架け橋」と言えるワインだそうです。5月16日に日本発売記念のトークイベントがあるので、ぜひチェックしてください。トルシエ監督はもちろん、元日本代表キャプテン 森岡隆三氏、トルシエ監督の通訳を務めていたフローラン・ダバディ氏も登場されます。
トルシエ監督は「セラーは私の控え室であり、サッカーで培った規律をワイン造りに応用している」と言います。日本中を熱狂に導いた監督は、ワイン造りでもやはり、真摯にチャレンジを続ける人なのだな…と感じました・「FLAT3」は近々に日本で購入可能になるので、ぜひ日本とフランスの繋がりを感じながら、楽しんでいただきたいです。
Ayami Okura
在仏スタイリスト・ライター。パリで日々見つける、ロマンティックなファッション&ライフスタイルをご紹介していきます。
instagram:@ayamiokura



