「ピュアな人」の代表的な特徴5選からわかる心の清らかさ

ピュアな人には、独特の共通点があります。
代表的なものをチェックしていきましょう。
♦︎嘘がつけないorつかない
正直で、思ってもいないことを口にしないのはピュアな人の典型的な性分のひとつ。自分を大きく見せようとせずに自然体で周囲と接します。
見栄を張ったり、話を盛りすぎたりすることもないので、周りは安心してコミュニケーションが取りやすいでしょう。
♦︎他人を疑わない
基本的に他人を信じるスタンスを貫く姿勢をもち、目の前の相手やその場にいない他者を思いやる気持ちも強め。
考えが浅いわけではなく、他人を信じることで良い関係が構築させていくという信念をもっているタイプが少なくありません。
♦︎喜怒哀楽をナチュラルに表現できる
嬉しいときは心から笑い不快なときには意見を言うなど、喜怒哀楽を隠そうとせずに自然体で表に出すのも共通点です。
感情に任せて暴言を吐いたり暴走をしたりするのではなく、ナチュラルな感情表現で、周りにも不快感を抱かせずに伝わりやすいスタイルを心得ています。
♦︎小さなことに感動できる
日常のなかに幸せをいくつも見つけ出せる感性をもち、「空がきれいだね」や「この言葉は心に響くね」といった感情を周囲に共有しようとします。
わざとらしくない振る舞いであるほど、周りも穏やかな気持ちになりやすいでしょう。
♦︎「ありがとう」「ごめんなさい」を適切に口にできる
プライドよりも誠実さを優先でき、感謝や謝罪の言葉が素直に口にできるのは心が清らかだからこそ。
投げやりに口にするのではなく心を込めた言葉として相手に伝えるので、トラブルが起きてもこじれにくく、人間関係がスムーズにキープしやすい面も備えています。
ピュアな人の魅力って?

ピュアな人の魅力は、「人として信頼できる」「心が惹かれる透明感」といった部分にもあります。これは、外見の美しさや知識の多さとは異なる“根本的な人間力”によるもの。
内面・対人関係・恋愛・社会的な観点から、魅力を掘り下げてみましょう。
♦︎素直さが生む“安心感”が大きい
喜びや悲しみを素直に伝えるので、相手も心を開きやすくなることから「何を考えているか分からない人」ではなく「わかりやすくて誠実な人」という印象が強まります。
言葉と行動にブレがないので周囲からの信頼も得やすく、安心感をもって交流できるのは大きな魅力でしょう。
♦︎自分らしさを守る自立心がある
駆け引きではなく「やりたいからやる」「好きだから伝える」という行動ができるので、周囲にはその正直さに心を打たれる人も少なくありません。
また、周りに流されにくいのでトレンドや他人の評価に振り回されず、自分の信じるものを大切にする姿勢も周囲からは高評価になりがち。
他人に媚びず、自分の軸があるけれどそれが嫌味には映らずに芯の強さが魅力に映りやすいでしょう。
♦︎透明感を感じさせる
透明感は目にみえるものではないけれど、一途な気持ちや周囲に見返りを求めない純粋な姿勢に透明感を感じる人は少なくないもの。
安心感や深い愛情をもって周囲と接する様子には、裏表がない振る舞いに好感を抱くと同時に透明感をまとっている雰囲気を感じさせやすいでしょう。
ピュアな人になるには? 必要な心がけ

ピュアな印象は生まれつきの性格ではなく、日々の振る舞いや行動の選びかた、心の在り方によって育まれます。
ピュアな人を目指すにあたって心がけたいことを解説します。
♦︎自分の感情をごまかさない
嬉しい・悲しい・感動した・寂しいなどの自分の感情を、素直に認める習慣をもちましょう。喜怒哀楽を言葉にできるようになると、心がやわらかくなるメリットが期待できます。
ただし感情をむき出しにするのは、周囲を不快にさせるリスクがあるためNG。素直な気持ちで周りや他者を傷つけない言葉を選び、“誰か”や“何か”を責める口調は避けましょう。
♦︎他人を疑わない
「どうせ裏切られる」や「みんな自分だけが大事なんでしょ」などと思いながら生きていると、どんどん心が硬くなってしまいます。
ピュアな心は相手の良い面を見ようとする姿勢によっても育まれますので、まずは信じて傷つくことを恐れるよりも信じたことで得られる関係性に目を向けてみましょう。
たとえ望む結果にならなかったとしても、“信じる力”を手に入れたことが自分の魅力へとつながります。
♦︎打算よりも思いやりを重視する
誰かに何かをしてあげるときに、打算があると周囲にも見透かされがちです。反対に「見返りを期待しない」ポリシーは、ピュアな行動に映りやすいでしょう。つまり「自分がそうしたいからする」というシンプルな動機は、心を美しく磨きます。
たとえ、自分が直接得をしない結果になったとしても「あの人が嬉しそうでよかったな」と思えれば、ピュアな心が育まれるでしょう。
「ピュアな心」は守るよりも育てて
年齢を重ねたり傷ついた経験が増えたりすると「もうピュアじゃいられない」と思いがち。でも実は、経験を経たうえでピュアな心を育むほうが澄んだ精神が育まれます。
「信じたい」「優しくありたい」といった心のあり方は、“ピュアな心”の土台となるもの。今ある「ピュア」を守ることも大事だけれど、それ以上に「育み続ける意識」が求められると言えるのではないでしょうか。
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並木まき
ライター、時短美容家、メンタル心理カウンセラー。シドニー育ちの東京都出身。28歳から市川市議会議員を2期務め政治家を引退。数多くの人生相談に携わった経験や20代から見てきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様を活かし、Webメディアなどに執筆。