“I’m dead.”ってどんな意味?
こんにちは。英語講師のmachiです☆
本日も、勘違いするとちょっと困る英語表現をお届け!
“I’m dead.”
直訳すると「私は死んでいる」ですが… 実はスラングとして別の意味で使われるのです!
さて、どんな意味でしょうか?
日本語でも「死ぬほど~だ」なんて言いますよね。そこから考えてみてくださいね^^

正解は?
“I’m dead.”には、「くたくたに疲れ切った」または、「おもしろすぎて死にそう」という意味合いが!
日本語でも「死ぬほど疲れた」と言いますが、元々、“I’m dead tired.”(死ぬほど疲れ切って)という口語表現があります。
そこからスラングとして、“I’m dead.”だけで「くたくたに疲れ切った」というニュアンスになっているわけですね。
【疲れ切った の例文】
・“I have been working late for three nights in a row, so I am literally dead.”(3日間連続で残業しているから、それこそ疲れ切っているよ)
※“in a row”:連続して、“literally”:本当に
・“I’m dead! All I want to do now is just sleep as long as possible.”(もう、くたくた! 今はただできる限り寝たいだけよ)

【おもしろすぎる の例文】
・“The movie is the funniest you’ll ever see. I’m sure you’ll be dead.”(こんなにおもしろい映画はこれからも観ることはないよ。きっと死ぬほど笑うよ)
・“Last night’s skit by the comedians was so hilarious that I was literally dead.”(そのお笑い芸人の昨夜のコントはあまりにもおかしくて、それこそ笑い転げて死にそうだったよ)
※“skit ”:寸劇、“hilarious”:とても楽しい

★今日のひとこと★
「おもしろすぎて死にそう」という意味では、“I’m dead.”だけでなく、以前ご紹介した“I’m dying.”という表現を使うこともありますよ!
詳細はこちらから
***
勘違いするとちょっと困る英語イディオムは、こちらでも紹介しています!
この連載「大人の英語塾」では、意外と知らない英単語の意味や、勘違いしやすい英語のイディオムなどを、サッと隙間時間にでも読める内容でお届けしています。思わずクスッとしてしまう英語ならではのユニークな表現から、海外ドラマでよく登場するあのセリフまで盛りだくさん! Oggi.jpにて定期的に配信していますので、ぜひチェックしてみてくださいね♡
TOP画像/(c)Adobe Stock

machi
小学生~社会人を対象とした英語教室を運営する英語講師。英検1級/国家資格・通訳案内士/TOEIC 900点以上
生徒のリクエストによっては、数学や化学まで教えることも。○十年前の記憶を引っ張り出し奮闘中。
ただいま周回遅れで韓ドラがブーム! 本当は仕事も家事もせず1日中韓ドラを観てぐ~たら過ごすのが理想。最近、手相占いの勉強も始めました!