“How about a rain check?”ってどんな意味?
こんにちは。英語講師のmachiです☆
今回ご紹介するのはこんな表現!
“How about a rain check?”
「雨が降るか確認したらどう?」という意味になりそうですが… 実は別の意味に!
注目したいのは“rain check”というフレーズですね。
これは元々、野球の試合などが雨で中止になったときにお客さんに渡していた、「雨天順延券」、つまりは、別の日に試合観戦を振替できるチケットのこと。
【例文】
“It started pouring during the fourth inning, so we got rain checks.”(4回のとき雨が激しく降ってきたので、雨天順延券をもらったよ)
それを踏まえて、“How about a rain check?”がどんな意味になるか考えてみてくださいね^^
正解は?
年末年始、何かとお誘いを受ける機会もあると思いますが、都合が悪かったり気乗りしなかったりという理由から、断ることもありますよね。
そんなとき、「その日はダメなのだけれど、また別の機会にぜひ」なんて答えたりするのではないでしょうか。
“rain check”は、まさにそんなシーンで使われる表現なのです^^
「雨天順延券」から転じて、主にアメリカ英語のカジュアルな表現として、「またの機会」というニュアンスで使われています。
そのため、“How about a rain check?”は、「別の機会にしない?」という意味に!
“rain check”の使い方を見ていきましょう~!
【例文】
A:“Can you give me a rain check on our meeting? I’m too busy.”(忙しすぎて会合に出席できないんだ。またの機会に)
B:“Can’t you make it? That’s too bad.”(君来られないの?残念だなぁ)
A:“How about going for a drink tomorrow night?”(明日の夜、飲みに行かない?)
B:“How about a rain check? I have another plan.”(別の機会にしないかい? 他の予定が入っているんだ)
・“I’m sorry I can’t join tonight’s party. Can I take a rain check?”(残念だけれど、今夜のパーティーに行けないんだ。また今度行かせてもらうね)
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machi
小学生~社会人を対象とした英語教室を運営する英語講師。英検1級/国家資格・通訳案内士/TOEIC 900点以上
生徒のリクエストによっては、数学や化学まで教えることも。○十年前の記憶を引っ張り出し奮闘中。
ただいま周回遅れで韓ドラがブーム! 本当は仕事も家事もせず1日中韓ドラを観てぐ~たら過ごすのが理想。最近、手相占いの勉強も始めました!