“ASAP”の意味は? 何の略?
今回は、ビジネスシーンでもよく使われる英語の略語についてお届け!
まずは、タイトルの言葉。
“ASAP”
日本語では「アサップ」などと読まれたりしますが、聞いたことはありますか?
「Mail me ASAP.」
のように使います。
では、この“ASAP”とは何の略でしょうか? そしてその意味とは……?
前回の記事はこちら>>知らないと危険かも…「Who are you?」は正しい? それとも…【連載 大人の英語塾】
正解は?
“ASAP”は、“As Soon As Possible”の頭文字を取った略語。つまり意味は「できるだけ早く」ということです!
相手に何かを依頼するとき、日本語でも「なる早でお願い!」なんて言うことがあると思いますが、そのニュアンスと近いですね!
ex. 「Mail me ASAP.」(できるだけ早くメールして)
ちなみに“A.S.A.P.”のようにドットを付けたり、“asap”のように小文字で表したりする場合も!
このように便利な言葉なので、英文のメールなどで使わることも多いですが、相手を急かしてプレッシャーを与えてしまう可能性がありますし、そもそもカジュアルな表現なので使う相手やシーンには注意が必要。
特に目上の人などには、使うのは控えたほうが良いでしょう!
さて、他にも英語の書類などでは、こんな略語がよく使われます。
“N/A”
これは何の略だかわかりますか?
実は、主に2種類の意味があるのです!
【1】“Not Applicable”=適用外、該当なし
ex. 「Please write N/A in this column.」
:この欄に該当なしと記入してください。
【2】“Not Available”=利用不可
ex. “fried oysters N/A”
:レストランのメニューで上記のような表記を見かけたことがあるかもしれません。oysters=カキは、英語で“R”がつく月(つまりSeptemberからAprilまで)に食べよ、なんて言われたりもしますが、このように季節的な理由などで商品を提供できない、在庫がないというときにも“N/A”が使われるのですね。
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machi
小学生~社会人を対象とした英語教室を運営する英語講師。英検1級/国家資格・通訳案内士/TOEIC 900点以上
生徒のリクエストによっては、数学や化学まで教えることも。○十年前の記憶を引っ張り出し奮闘中。
ただいま周回遅れで韓ドラがブーム! 本当は仕事も家事もせず1日中韓ドラを観てぐ~たら過ごすのが理想。韓国語も習得したい。