“Don’t sweat it.”ってどんな意味?
こんにちは。英語講師のmachiです☆
本日ご紹介するのはこんなフレーズ!
“Don’t sweat it.”
“sweet”ではなく、“sweat”ですよ^^
“sweat”には「汗をかく」という意味があるので、文字通り訳すと「汗をかかないで」となってしまいそうですが…
それだと“it”という目的語が必要なくなってしまいますよね。
さて、どんな意味になるでしょうか?
正解は?
実は“sweat it”には、口語で「心配する」「思い悩む」という意味があるのです!
心配しているときや焦っているときに汗をかいた経験、みなさんにもありますよね?
そう考えると、“sweat it”がこのような意味になるのも理解できるかと思います。
ということで、“Don’t sweat it.”は「心配するな」「気にしないで」という意味に!
“Never mind.”や“Don’t worry.”、“Take it easy.”などと近い表現ですね。
【例文】
A:“I might have hurt his feeling.”(彼の気持ちを傷つけてしまったかもしれない)
B:“Don’t sweat it. He’ll understand your true intensions later.”(あまり気を揉まないで。後から彼はあなたの真意をわかってくれるよ)
A:“I failed at work today.”(今日、仕事で失敗しちゃったんだ)
B:“Don’t sweat it! You should snap out of it.”(くよくよ考えないで。気持ちを切り替えたほうがいいよ)
※“snap out of it”=「気分転換する、早く立ち直る」
また、“Don’t sweat the small stuff.”(細かいことにくよくよするな)というフレーズもありますよ!
“Don’t sweat the small stuff! It’s your bad habit. Tomorrow is another day, right?”(つまらないことをくよくよ考えないで。君の悪い癖だよ。明日は明日の風が吹くだろう?)
★今日のひとこと★
… とはいっても、人間、どうしてもくよくよ気にしちゃうことってありますよね。
アメリカのストレスコンサルタント、リチャード・カールソンさんの本のタイトルが、まさに『Don’t Sweat the Small Stuff, and It’s All Small Stuff』です。
この本、読んでみたくなりました^^
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machi
小学生~社会人を対象とした英語教室を運営する英語講師。英検1級/国家資格・通訳案内士/TOEIC 900点以上
生徒のリクエストによっては、数学や化学まで教えることも。○十年前の記憶を引っ張り出し奮闘中。
ただいま周回遅れで韓ドラがブーム! 本当は仕事も家事もせず1日中韓ドラを観てぐ~たら過ごすのが理想。最近、手相占いの勉強も始めました!