「We belong together.」ってどんな意味?
こんにちは。英語講師のmachiです^^
今回ご紹介するのはこんなフレーズ!
「We belong together.」
どこかで聞いたことがある人もいるでしょうか?
言わずと知れた世界の歌姫、マライア・キャリーの大ヒット曲のタイトルにもなっていますし、映画『トイ・ストーリー3』のエンドロールで流れる、ランディ・ニューマンによる曲のタイトルにもなっていますね^^
さて、どんな意味でしょうか?
正解は?
『トイ・ストーリー3』では、邦題は「僕らはひとつ」となっていますが…
「We belong together.」は、「私たちは気が合う」「私たちは一緒よ」というような意味になるんです!
今風(ではなくもやは死語ですかね?^^;)の言葉でいうなら、「ズッ友」に近いでしょうか。
“belong”というと、「~に属する」という意味がお馴染みですが、ここでは「しっくりくる」「馴染んでいる」のようなニュアンスで使われています。
では、“belong”が他にどんな意味があってどんな使い方をするのか、チェックしていきましょ~^^ できるだけ簡単な単語を使った例文で紹介していきます!
■1:~に所属する
・「I belong to the tennis club.」(私はテニス部に所属しています)
■2:~の所有物である
・「This bike belongs to me.」(この自転車は私のものです)
■3:(人や物が)あるべきところにある、ふさわしい
・「He doesn’t belong in this neighborhood.」(彼はこの近所には住んでいません)
・「I felt I didn’t belong at such a fantastic party.」(自分はこのような華やかなパーティーには場違いだと感じたんです)
・「This herb belongs with fish dishes.」(このハーブは魚料理と合うね)
■4:社交性がある
・「He doesn’t belong. So he is unwilling to go to the party.」(彼は社交性がないから、パーティーにも行きたがらないんです)
※“unwilling to ~”:~するのに気が進まない
★今日のひとこと~補足~★
「■2:~の所有物である」の使い方に関連して、「Who belongs to this bike?」という表現もあります。
勘のいい方なら、「え、文法的におかしくない?」と思うかもしれません。
たしかにそうで、「この自転車は誰のもの?」と聞きたいのであれば、本来であれば「Who does this bike belong to?」またはシンプルに「Whose bike is this?」と聞くのが一般的ですよね!
ですが、あえてふざけた感じで「Who belongs to this bike?」と言うこともあるんですよ。
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machi
小学生~社会人を対象とした英語教室を運営する英語講師。英検1級/国家資格・通訳案内士/TOEIC 900点以上
生徒のリクエストによっては、数学や化学まで教えることも。○十年前の記憶を引っ張り出し奮闘中。
ただいま周回遅れで韓ドラがブーム! 本当は仕事も家事もせず1日中韓ドラを観てぐ~たら過ごすのが理想。最近、手相占いの勉強も始めました!