「自分の話ばかりする人」の特徴5選
まずは、自分の話ばかりする人によくある共通点からチェック!
♦︎会話の主導権を握りたがる
どんな場面でも常に会話をリードし、自分の話題に話を引き戻すしたがる傾向は、自分の話ばかりする人によくある行動のひとつ。
誰かが話し始めてもすぐに自分の話題に切り替えることが多く、こういった会話の癖を持つ相手とはコミュニケーションをとるのが難しいと感じる人も少なくありません。
♦︎他人の話にあまり興味を示さない
他人の意見や経験に関心を持たず、聞く姿勢が浅いか、または形だけは聞いているように見えるけれど心は上の空。
相手の話を聞くときに適切なリアクションをしない場合も多く、きちんとしたコミュニケーションがとれない傾向もあります。
♦︎自己表現の欲求が強い
自分の考えや感じていることを他人に伝えたい、共感を得たいという欲求が非常に強く、自分が考えていることが正しいと信じている傾向も。
自分の話を聞く相手がどう感じているかに気を配る余裕がなく、自己中心的な会話を延々と続けやすい面もあります。
♦︎他人の経験を自分の話にすり替える
相手が何かを話したときに、それをすぐに「自分も~」や「自分の場合は~」と返してしまって、人の話を聞くのではなく自分の体験談に変換してしまうのもあるあるのひとつ。
最初に話題を出した人が最後まで話せないまま終わってしまうケースも多く、会話をしていても健全なコミュニケーションがとれずに終わってしまう傾向に…。
♦︎話を奪う
誰かが話している途中でもまったく関連のない自分に関する話題を突然差し込んできて、それまでの話を遮ります。
聞いている人が混乱するだけでなく話の流れが切り替わってしまうため、込み入った話をしたいときや何かを決めたいときにコミュニケーション不全で終わってしまう展開もしばしば起こります。
自分の話ばかりする男性の心理って?
自分の話ばかりする男性とは、心を開いて会話をするのが難しいと感じることもありますよね。そんな男性たちの心理とは…。
♦︎競争意識が強い
人間関係に競争意識を持っていると常に自分の能力や経験を他人にアピールしたいと考えてしまい、それが会話にも現れてしまうことがあります。
他人の話を聞くよりも自分の成功談や体験談を披露することで、相手に対して「優れている」という印象を与えようとする行動をとりたがり、話を盛ってしまう場合も。
♦︎自己防衛本能が強い
他者に対して防衛的な心理が強い人は、自分の話を一方的にすることで自分の弱点や脆さを隠し、強みだけを見せようとします。
内面的な不安や劣等感を持っている男性が取る典型的な行動でもあり、常に自分の話をすることで他人からの批判や否定を避けようとしていることも。逆効果になる場合も多いのに、本人は気づいていない傾向もあります。
♦︎自己顕示欲が強い
自分をアピールするのが大好きな人ほど、コミュニケーションの主な目的は自分を知ってもらうことだと考えがち。
周りに自分の価値や実績を認めてもらいたい、尊敬されたいという欲求が強いほど、自分の話を一方的にする傾向も見られます。
自己肯定感を高めたいという意識が裏にあることもあり、こじらせている人ほど盛大な自慢話を披露しがちです。
自分の話ばかりする人へのスマートな対処法
自分の話ばかりする人には、批判や無視をするのではなくスマートに対処をしたいところ。
相手が男性でも女性でも使える、大人の女性が知的に対処する方法を解説します。
♦︎会話の主導権を取り戻す
会話を奪われても、タイミングを見計らって会話を遮りましょう。
相手が話している最中でも「ちょっと待って、今私もこれについて考えていたんだけど…」と適度に割り込んでみて。独壇場を続けさせずに自分の意見を適切に述べることで、話の流れをコントロールできます。
自分の話ばかりする人は話を戻してもまたすぐに奪おうとするので、根気よくめげずに会話を戻すことが重要です。
♦︎質問を投げかける
相手に自分の話ばかりさせないために、質問を使ってバランスを取るのも効果的。「それは興味深いテーマだけど、あなたはどう思うの?」などと相手のトピックに対して質問をすることで、相手に別の視点を提供したり考えさせたりする“間”が生まれます。
質問への回答をする流れができると、話の方向が双方向に変わりやすくなるでしょう。
♦︎場面を変える
長時間の会話で誰かがずっと自分の話をしている場合には、会話の場面を変えるのもひとつの方法です。
例えば「少し休憩しましょう」と提案をしたり「この部屋は次に使う人がいるので、カフェに移動しましょう」などと促すと、自然と話の流れが変わります。
自分の話ばかりする人には人望が集まりにくい
自分の話ばかりをする人には自己顕示欲を満たしたい心理がある場合も多いのに、皮肉なことにこういったタイプには人望が集まりにくい現実もあります。
コミュニケーションは双方向が大原則。そのため独壇場になってしまう人ほど、周囲からは煙たがられます。
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並木まき
ライター・時短美容家。シドニー育ちの東京都出身。28歳から市川市議会議員を2期務め政治家を引退。数多くの人生相談に携わった経験や20代から見てきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様を活かし、Webメディアなどに執筆。