ただでさえ憂鬱になりがちな生理期間中。特にナプキンのムレやかぶれなどに悩んでいる女性も多いのでは。
そんなナプキン使用時の不快感を軽減するのに一役買ってくれそうなのが、〝布ナプキン〟。
とはいえ、一部のアンケート結果によると、布ナプキンを使ったことがないという人も多数。(アンケート詳細はこちらから)
そこで今回は、布ナプキンにまつわるあれこれについて、布ナプキン専門店 ジュランジェに教えていただきました!
前回の記事はこちらから
布ナプキンのメリット
1. 肌にやさしくかぶれにくい
柔らかい肌ざわりで、デリケートな肌をやさしく守ってくれる布ナプキン。
肌が弱くて生理中はいつもかぶれてしまう… という人は、一度試してみる価値アリ! 布ナプキンを使い始めてから、かゆみやかぶれが軽減された、という人も。
2. いやなニオイがしにくい
生理のときの嫌なニオイの正体は、化学反応やムレなどによって経血に雑菌が繁殖したもの。
紙ナプキンは吸収力の高さがメリットですが、それによって長時間使用したり交換頻度が減ったりすると、雑菌の繁殖に繋がってしまう可能性が。
布ナプキンは通気性が良いので、ニオイが軽くなった、という人も多いのです。
3. 体が冷えにくい
一般的な紙ナプキンは、吸収体である高分子吸収体ポリマーが水分を含むと、吸熱効果のあるゼリー状に凝固するため、冷えに繋がることも。
布ナプキンは、布を重ねて縫い合わせただけのシンプルな構造。吸収力を出すため厚みがあるけれど、その分、あたたかくて冷えにくいというメリットが。
そのため、生理中はもちろん、普段の温活アイテムとしてもおすすめなのです。
4. 長く使えて経済的
紙ナプキンは、コンビニなどでも手軽に購入できるところが便利な一方、常に買い置きが必要。
一方、布ナプキンは、正しい使い方をすれば3年以上は長持ちするので、買い置きの必要がありません。
繰り返し使えて経済的なうえ、サステナブル。また、災害時の備えとして揃えておくのも◎
5. 好きな柄を選べる
自分好みのデザインを選べるところもメリットのひとつ。
華やかな花柄、大人フェミニンなレース柄、シンプルでシックな柄などさまざまなデザインの中から、服や下着を選ぶ感覚で楽しく使えます。
布ナプキンのデメリット
1. 購入しづらい
布ナプキンは、主な購入先がECサイトであることが多いのが現状。
そのため、紙ナプキンよりも手軽に買いづらかったり、また、初期費用が高くついてしまったりするケースも。
2 慣れるまで洗濯が大変
使い捨ての紙ナプキンと違って、布ナプキンは洗濯が必要。
コツを掴めば思ったよりは楽… ということも多いのですが、慣れるまでは手間がかかるもの。
基本的に、予備洗い→つけ置き→本洗い~干すという3ステップで完了します。
どうしても洗濯をするのに抵抗があるという場合は、使い捨ての布ナプキンを使うという選択肢も。
3. 持ち歩かなければいけない
外出中に替えた場合は、使用済みの布ナプキンを持ち運ぶ必要が。
従来の使い捨ての紙ナプキンに慣れていると、持ち歩くのに抵抗がある人もいるはず。
ニオイが不安な場合は、防臭機能付きの袋やポーチに入れて持ち運ぶのがベター。
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情報提供/布ナプキン専門店 ジュランジェ