地震にまつわる英語の表現
こんにちは。英語講師のmachiです^^
先日は、南海トラフ地震臨時情報も発表され、防災意識が高まっている人も多いのではないでしょうか。かくいう私もこの機会に、改めて防災リュックの中身を見直しました!
さて、そんな今回ご紹介するのは、覚えておきたい地震にまつわる表現。
勘違いするとちょっと困る英語イディオムは、こちらでも!
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みなさんは、“Shakeout”(シェイクアウト)という言葉を耳にしたことはありますか?
そもそも“shake”には口語で「地震」という意味があるので、“Shakeout”は、直訳すると「地震をやっつけろ」というような意味… なのですが、アメリカの地震研究チームが「地震に備えよ」という掛け声をイメージして防災訓練のために発案した造語なのです。
最近では、自治体がこの“Shakeout”(“Shakeout drill”)、日本語でいうと「シェイクアウト訓練」を行なったりしていますね。
従来の避難訓練(“evacuation drill”)は一般的に、参加者が集まって揺れが収まってからの避難を訓練するもの。
対してシェイクアウト訓練は、地震が起きたとき、参加者それぞれがいる場所で命を守るための安全確保行動をとるための訓練というわけですね。
その安全確保行動というのが、「「1. DROP!(体を低くして!)、2. COVER!(頭を守り!)、3. HOLD ON!(動かない!)」というものなのです。
より丁寧にいうと、
「Drop to the ground.」(地面に伏せなさい)
「Take cover under something sturdy like a desk or a table.」(机やテーブルのような頑丈なものの下に避難しなさい)
「Hold on to it until the shaking stops.」(揺れが収まるまでしっかりとつかまってじっとしていなさい)
ということですね。
★今日のひとこと★
This is what you are required to do when an earthquake happens. これこそ、地震が起こったときにするべきことですね。
Earthquakes can strike any time without warning. Be sure to check if you prepare for them. 地震は警告なしにいつでも起こりうるもの。備えができているか確認しましょう。
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この連載「大人の英語塾」では、意外と知らない英単語の意味や、勘違いしやすい英語のイディオムなどを、サッと隙間時間にでも読める内容でお届けしています。思わずクスッとしてしまう英語ならではのユニークな表現から、海外ドラマでよく登場するあのセリフまで盛りだくさん! Oggi.jpにて定期的に配信していますので、ぜひ覗いてみてくださいね♡
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machi
小学生~社会人を対象とした英語教室を運営する英語講師。英検1級/国家資格・通訳案内士/TOEIC 900点以上
生徒のリクエストによっては、数学や化学まで教えることも。○十年前の記憶を引っ張り出し奮闘中。
ただいま周回遅れで韓ドラがブーム! 本当は仕事も家事もせず1日中韓ドラを観てぐ~たら過ごすのが理想。最近、手相占いの勉強も始めました!