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【女性100人に聞いた】食事や遊びに後輩を誘うことがある?
※アンケートは20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。
まずは、どのくらいの女性が後輩を食事や遊びに誘うことがあるのかを知るべくアンケートを実施。誘うことが「ある」…11.5%、誘うことが「ない」…88.5%と、圧倒的に多かったのは「ない」という回答でした。
食事や遊びに後輩を誘う理由とは
では、約1/4と少数派ながらも、後輩を誘うことがあるという人たちにその理由を教えてもらいました。
【1】親しい間柄
間違いなく仲がいいと言える間柄の後輩であれば、普段も冗談混じりで会話していたり、中には恋バナをしているなんていう人もいますよね。そんな場合には、仕事上での関係ではあるものの、友達にも近い感覚で遊びや食事に誘うことがあるのも納得かも。
「気の合う後輩で、話したいことが仕事の時間内に終わらないから」(20代・石川県)
「後輩といえど、親しみやすい友人のような関係でいた方が気が楽だし、楽しく付き合えるから」(30代・埼玉県)
「年齢に関係なく、仲の良い子がいるため」(30代・大阪府)
【2】より仲良くなりたい
今はまだそこまで距離が近くないものの、ちょっとした話やプライベートが垣間見えたときに興味の合いそうな話があったときなどには、せっかくだから仲良くなりたいと誘うこともあるようです。また、仕事をする上で仲が良い方がスムーズと感じている人も多いよう。
「仲良くなりたいから」(30代・愛知県)
「話が盛り上がりそうだったから」(30代・三重県)
【3】先輩にしてもらった経験
自分が後輩だったときに、同じように先輩に誘ってもらったことがあったという人も。その際に先輩といろいろ話ができて嬉しかった、良くしてもらえたなんていういい思い出として残っている場合には、自分も後輩にしてあげたいと思うようですね。
「先輩に誘ってもらったから」(20代・埼玉県)
食事や遊びに後輩を誘わない理由とは
アンケートでは多数になった、後輩を食事や遊びに誘わないという人たち。それなりの理由があるようなので、無理はしないほうがよさそうです。
【1】人付き合いが苦手
後輩どころか、そもそもの人との付き合いが苦手という人は意外と多いですよね。人見知りをしてしまったりひとりのほうがラクに過ごせる、なんて思っている人にとっては、緊急でなければ後輩に声をかけるなんてことはしないですよね。
「あまり人付き合いが得意でないため。急用でないかぎりこちらから誘うことはありません」(20代・兵庫県)
「親しい後輩はいないから」(30代・埼玉県)
「ひとりの方が気楽なので」(30代・静岡県)
「そういう付き合いが煩わしいから」(30代・東京都)
「人見知りだからです」(30代・岡山県)
【2】後輩と関わらない
そもそも、後輩は後輩、歳の差があるので関わることがないという考え方をする人も。また、学生時代の後輩がいたとしても会わなかったりするのは、上下関係が厳しい体育会系の歴史が残っている可能性も。後輩同士で楽しくやっているところに顔を出してもね、と思っている人も多そう。
「あまり後輩と関わらないから」(20代・東京都)
「そのような関係の人はいないので」(30代・広島県)
「機会がないから」(20代・東京都)
「付き合いのある後輩がいないため」(30代・埼玉県)
【3】気を遣う
どうしても、先輩に誘われてしまうとある程度は気を遣うものですよね。でも意外に多いのは、逆に自分も同じように後輩に対して気を遣ってしまうという声。どのように接するのが正解なのか、嫌な思いをしていないかなどが気になってしまうと、食事や遊びどころではないですよね。
「気を遣うから」(30代・和歌山県)
「同い年のほうが気を使わなくてよいから」(30代・東京都)
「後輩との接し方がわからないから」(30代・大阪府)
食事や遊びに後輩を誘う際の注意点
誘いたい理由、誘わない理由とそれぞれに意見が寄せられましたが、実際に後輩を誘いたいと思ったときに注意をしておく点はあるのでしょうか。
【1】後輩の都合
自分の日程が空いたからちょうどいいという感覚で誘ってしまうと、後輩としては無理に合わせないといけないなんていうことも起こりがち。最初から後輩の都合も確認した上で、あらためて調整をするのが無難。
「相手の都合を考えて誘うべきだと思う」(30代・埼玉県)
「相手の要望にできるだけ応える」(20代・神奈川県)
「必ず相手の予定や、体調などをたずねたうえで今後の予定を立てます」(20代・兵庫県)
【2】偉そうにしない
つい先輩風を吹かせて「こんなやり方よりも〜」なんて言ってみたくなる人もいるかもしれません。でも後輩からしたら、わざわざ呼び出されて言われるということはよっぽどダメなのかも、と過剰反応してしまう人もいそう。年齢や立場的にどうしても偉い雰囲気になってしまうので、こちらから強い言い方になっていないかなどは注意していきたいところ。
「上から目線にならないように」(30代・北海道)
「高圧的にならないこと」(20代・埼玉県)
「パワハラのような発言をしないよう心がけている」(30代・福岡県)
「失礼にならないように気をつける」(30代・愛知県)
「敬語を使う」(30代・東京都)
【3】気を遣わせない
後輩からしてみたら、先輩に誘われたという時点でちょっと緊張することもあるはず。先輩を嫌な気持ちにさせたくないという気持ちが働くことも。そうはならないように柔らかな印象を心がけたり、和やかに会話できる雰囲気を作るのは腕の見せどころといえます。
「気を遣わせすぎないこと」(30代・岡山県)
「嫌ではないか雰囲気を探る」(30代・長野県)
「気を遣わせなうようにフランクに接するようにする」(30代・東京都)
「相手が断りにくいようにしない」(30代・秋田県)
【4】きちんと計画する
きちんとお店の予約をして、事前にどこで何時からなど先に提案しておけると、安心感を持って参加してくれるはず。お店をハシゴされるのかなどを気にする人は多いですよね。また、食べられないものなども聞いておくと料理をチェンジしたりとスムーズに対応できるので、食べながら腹の探り合いをする必要がなくなります。
「あらかじめスケジュールや内容を連絡する」(30代・大阪府)
「好きなもの嫌いなもの(アルコールや食べ物など)を事前にお互いにシェアすること」(30代・愛知県)
「店を決めたり、予約したりして気を遣わないでもらえるようにする」(20代・石川県)
最後に
あまり社内に女性がいなかったとしたら、せっかくの数少ない女性社員なのでなるべく仲良くやりたいと思っていたり、逆に女性が多い職場であれば、自分のことを良く知ってくれているような距離感の女性がいると、何かとやりやすい職場環境に持っていくこともできますよね。先輩としての人柄を知ってもらえるチャンスでもあるので、特に苦手でなければ、フランクな雰囲気で誘いたいものです。
TOP画像/(c)Adobe Stock
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