片思いからの失恋はショックが大きい
片思いをしていた相手が自分に対して恋愛感情を抱いていないと知ったときのショックは大きいもの。
告白をしてフラれてしまったパターンだけでなく、人づてに自分に対する気持ちがないことを聞いて想いが実らない現実を突きつけられる場合もあります。
片思いでの失恋は、相思相愛にならなかった想いのやり場がない気持ちになりやすく、虚無感や脱力感も大きくなりがちでしょう。
片思いの失恋から立ち直る7つのルール
片思いの失恋から立ち直るための7つのルールを解説します。
♦︎自分をフッた相手を美化しない
好きな人のことは無意識に美化してしまいやすいのですが、失恋をしたあとは相手を美化することなく、客観的に関係を振り返りましょう。
相手の欠点や関係の問題点も受け入れることで、より現実的な立場から自分の気持ちを振り返ることができます。
相手を美化している状況が続くと、フラれた自分への自信を喪失しやすくなるリスクもあるため、相手のことを考えないように努めるのも◎。
♦︎自分の行動を後悔しない
失恋をすると、過去の自分の行動や言動を後悔しがち。けれど「あのとき、あんなことをしなければ」や反対に「あのとき、ああしておけばよかった」などと過去を振り返らないことが大切です。
過去を振り返るほど、後悔や自責の念にとらわれやすくなるので、できるだけ考えないように心がけて。
♦︎相手に期待をしない
失恋をしたあとにも、相手への想いが強いほど「もしかしたら、考え直してくれるかも」や「この先、彼は私を好きになってくれるかも」などと期待をしたくなってしまいます。
しかし失恋をした以上は、自分の想いが実らなかった現実を受け止め、相手に期待をしないようにしましょう。
♦︎相手のSNSをチェックしない
失恋をしたら、相手のSNSをチェックすることは避けましょう。自分自身の心を守るためにも、フった相手とは物理的な距離を置くことが必要です。
相手の行動や情報に執着してしまうと、心が傷つくリスクが低くありません。好きだった相手にまつわる情報源は、できるだけシャットダウンを。
♦︎出会いの場に足を運ぶ
片思いからの失恋後は、できるだけ早めに新たな出会いの場に足を運びましょう。
新しい人との出会いや新しい経験を通じて、過去の失恋が遠いものに感じやすくなり、前に進みやすくなります。
♦︎好きだった人以外の興味があることに時間を使う
失恋をしたら、好きだった人にむけていた時間を、それ以外の興味があることに向けましょう。
過去の恋心から離れて趣味や興味を追求することができれば、失恋の悲しみを乗り越えやすくなります。
♦︎相手のことを知らない友達に話を聞いてもらう
失恋をしたあとは、自分でも感情の整理が難しくなりがち。誰かに話すことで、これまで秘めていた想いや感情を自分のなかで整理しやすくなる場合もあります。
相手のことを知らない友達に話を聞いてもらうことで、客観的な視点を得やすくなり、冷静な自分を取り戻しやすくなるでしょう。
また相手のことを知らない友達なら、話をしても好きだった人の周囲に話が伝わる心配も少ないので、安心して気持ちを打ち明けやすいはずです。
片思いの失恋がつらい理由3選
片思いからの失恋は、両思いだった人にフラれる失恋とは異なるつらさがあります。片思いからの失恋がつらいとされている理由から、代表的なものを3つ解説します。
♦︎相手が「本当の自分」を知らないでフッたから
片思いの失恋がつらいのには、相手が自分の本当の姿や魅力を理解していないまま終わってしまうことも関係しています。
自分の本当の魅力や価値を理解してもらえば、お付き合いに進む可能性があったかもしれない… と考えてしまうことで、失恋の痛みが増幅されることもあります。
♦︎相手の考えていることがわかりにくいから
恋人関係になることなく終了した関係では、相手の考えや感情が理解しにくいため、フラれた理由も納得がいかないものになりがちです。
相手の心の内を読み取れないために、失恋の本当の原因や意図がわからず、不安や焦りが募っていくことから、つらさが増してしまう場合も少なくありません。
♦︎相手に好きな人がいるかもしれないから
片思いでフラれてしまうと、相手に恋人や好きな人がいるかもしれないという不安が残ってしまうことも。
自分が好きだった人の心が、自分以外の誰かに向いている可能性があると考えると、失恋の痛みや喪失感がより強くなりやすいのです。
片思いからの失恋は上手に乗り越えて
片思いからの失恋は、つらい想いや後悔が深まりがち。相手と関係を築くことができなかったことや、相手の心情がわからないことによる不安が募ってきたとしても、深く考えすぎないことも大切です。
大丈夫! 今はつらいと思う失恋でも必ず乗り越えることができると信じて、前向きな気持ちを取り戻していきましょう♡
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並木まき
ライター・時短美容家。シドニー育ちの東京都出身。28歳から市川市議会議員を2期務め政治家を引退。数多くの人生相談に携わった経験や20代から見てきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様を活かし、Webメディアなどに執筆。