「That’s something!」ってどんな意味？
こんにちは。英語講師のmachiです☆
今日も、直訳するとちょっと意味不明な英語のフレーズをお届け！
「That’s something!」
ご存じのとおり“something”には「何か」という意味があるので、そのまま訳すと「それは何かだ」となりそうですが…… それでは何のことやらさっぱりわかりませんよね！
さて、どんな意味でしょうか？
前回の記事はこちら＞＞「You have a point.」と言われたら… ？ あなたはポイントを持ってる!?【連載 大人の英語塾】
＊
＊
＊
正解は？
実はここでの“something”は、いわゆる「何か」という意味合いの代名詞ではなく、名詞として使われているのです！
では、名詞としての“something”にはどんな意味があるのかというと、「重要なもの（人）」「大したもの（人）」というニュアンスが！
そのため「That’s something!」は、「それはすごい」ということ！ 何かに感心したときなどに使われます。
また、“really”をつけて「That’s really something.」（大したものだ）というように強調することもありますよ！
ex. 「She has finished this work on such a tight schedule. That’s really something!」（彼女はぎっしり詰まった予定の中この仕事を仕上げたとは、大したものだ！）
ex. 「We managed to achieve the sales target. That’s something!」（なんとか売り上げ目標を達成できたね。よかった！）
※“manage to ～”：なんとか～する
名詞としての“something”の他の使い方もあわせてチェックしていきましょう～。
・重要人物
ex. 「I hear he is something in this field.」（話によると、彼はこの分野の大物らしいよ）
・ある真理
ex. 「There is something in her opinion.」（彼女に意見には一理ある）
前回の記事で、「You have a point.」という表現を紹介しました。「それも一理あるね」という意味ですが、最後の使い方はこれに近い表現ですね！
＊＊＊
この連載「大人の英語塾」では、意外と知らない英単語の意味や、勘違いしやすい英語のイディオムなどを、サッと隙間時間にでも読める内容でお届けしています。思わずクスッとしてしまう英語ならではのユニークな表現から、海外ドラマでよく登場するあのセリフまで盛りだくさん！ Oggi.jpにて定期的に配信していますので、ぜひ覗いてみてくださいね♡
TOP画像／(c)Adobe Stock
machi
小学生～社会人を対象とした英語教室を運営する英語講師。英検1級／国家資格・通訳案内士／TOEIC 900点以上
生徒のリクエストによっては、数学や化学まで教えることも。○十年前の記憶を引っ張り出し奮闘中。
ただいま周回遅れで韓ドラがブーム！ 本当は仕事も家事もせず1日中韓ドラを観てぐ～たら過ごすのが理想。韓国語も習得したい。
