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「LINEやってない人」は本当に存在します
LINEの交換を提案したときに「LINEをやっていない」と言われると、嘘なのではないかと感じてしまう場合もあるでしょう。
いまや仕事の連絡手段としても使われるほどスタンダードなツールなので「やっていない」と言われると、にわかには信じがたいと思っても無理はありません。確かにLINEをしたくないために嘘をついている可能性も潜みますが、LINEをやっていない人は本当に存在するので、こう言われたからといって必ずしも相手が嘘をついているとは言えないのです。
本当に「LINEをやっていない人」の理由3選
嘘ではなく本当にLINEをやっていない人には理由があります。代表的なものを3つ見ていきましょう。
♦︎面倒そうだから
LINEの利用は、慣れている人からすると簡単なように思えるかもしれませんが、まだ使っていない人から見ると新しいアプリを導入する手間や、友達や家族に周知する面倒くささなどが、億劫に感じることもあります。
また新しいものを取り入れるのが苦手な性格の場合には、どんなに流行っていても自分は手を出さないと決めている場合もあるでしょう。
♦︎セキュリティが心配だから
度重なる報道によって、LINEのセキュリティに関する懸念が深まってしまっている人もいます。
プライバシー侵害やデータ漏洩のリスクを考えると、簡単に使うべきではないと考え、アプリをダウンロードしないよう決めている場合もあります。
個人情報の管理に不安を感じる人ほど、現時点ではLINEの利用を避けたがる可能性も低くはないでしょう。
♦︎他のツールを愛用しているから
LINEはポピュラーなコミュニケーションツールですが、現実にはLINE以外にもたくさんの似通ったコミュニケーションツールが存在します。
例えば、WhatsAppやFacebook Messengerなど、他のアプリをすでに使っていて、さらに日ごろから連絡をとる相手はLINE以外のツールを好む人が多いコミュニティにいると、LINE以外のツールに慣れ親しんでいるために、新たにLINEを利用する必要性を感じにくい傾向もあります。
本当はLINEをしているのに「やっていない」と嘘をつく理由5選
他方で、本当はLINEをしているのに「やってない」と嘘をつく人もいます。嘘をつく人の背景にある事情として、典型的な理由を5つ見ていきましょう。
♦︎交換をしたくないから
単純に、LINE交換を提案してきた人と「交換したくない」と感じたら、嘘をついてでもアカウントの交換を避けようとすることがあります。
このようなシーンでは「自分はLINEをやっていない」と主張すると話が早く、それ以上のやり取りを回避できるだろうと期待する心理が働きやすいのです。
♦︎登録はしているがほとんど使っていないから
LINEのアカウントを持ってはいるけれども、ほとんど使っていない場合もあります。
普段は通知を完全にオフにしていたり、登録をしたまますでにアプリを削除していて日常的には使っていなかったりすると、すでに自分のLINEを知っている人とも積極的には活用していないために「やっていない」と言うことがあります。
♦︎LINE以外のツールで連絡をとりたい相手だから
LINE以外の手段でコミュニケーションを取りたい場合には、わざとLINEの存在を隠したり「やっていない」と嘘をついたりして、他のツールでの連絡を取れるように誘導しようとする場合もあります。
悪気があるわけではなく、単純に「連絡は取りたいけれど、LINE以外のツールを使いたい」と思っているだけなので、本人は意地悪を言っているつもりもないケースが多いでしょう。
♦︎プライベートに踏み込まれている気がするから
LINEはビジネス相手とは使わずに、友人関係などのプライベートな間柄でのみ使用しているという人もいます。
オンとオフをしっかりと分けるにあたって、連絡手段として使うアプリも区別をしたいというこだわりが強い人ほど、相手との関係性次第でLINEアカウントを持っていても「やってない」と口にしがちです。
♦︎LINEで連絡をとる間柄を自分ルールで決めているから
恋人や家族など、極めて近しい間柄の人とだけLINEを使って、その他の人とは一切LINEをしないという人もいます。
この場合、他の人に対しては「LINEをしていない」と言い張るのが一番簡単ですし、友人にもLINEを教えていない人が多いため、対外的には「やってない」に等しい状況とも言えるでしょう。
「LINEやってない」と言う人と距離を縮める方法3つ
気になる相手から「LINEやってない」と言われてしまうと、どうやって距離を縮めればいいのか迷ってしまうものです。でも、LINEがなくても距離を縮めることは可能です♡
「LINEやってない」と言ってきた相手と、距離を縮める方法を3つご紹介します。
♦︎SNSアカウントを教えてもらう
InstagramやXなど、SNSのアカウントを教えてもらうと、LINEではないプラットフォームでつながることができるので、コミュニケーションの手段を増やせます。
SNSを日常的に使う人同士だと、直接的に連絡を取らなくても、相手の投稿を頻繁に目にしあうことで、お互いの関係性を深めることができますし、次に会ったときの話題も見つけやすくなります。
♦︎メールで連絡をしてみる
メールは古典的ながらも確実なコミュニケーション手段なので、LINEをやっていない人との距離を縮めるならば、メールで連絡を取ってみるのも効果的です。
名刺交換をした間柄であれば、まずは名刺に書かれているメールアドレスに連絡を入れてみるのもいいでしょう。
ただしいきなり長文や重要な情報を送ると、相手が引いてしまう可能性もあるため、相手との関係性に応じてボリュームや内容を調整しましょう。
♦︎電話で話せる仲を目指す
LINEを使わずに距離を縮めていくならば、電話でコミュニケーションを取れる仲になるのが近道です。
お互いの声を聞くことでよりリアルなコミュニケーションができる点は、むしろLINEのやりとり以上に相互の理解が深まるうえに距離感も縮まります。
定期的に電話で話せる仲になれば、関係の進展もスピーディーに進みます。
「LINEやってない」には事情が隠れていることが多い
「LINEやってない」という言葉を口にする人には、その人なりの事情が隠されている場合が少なくありません。単純に「交換したくないから嘘をついている」というケースだけでなく、仕事の関係や周囲の人間関係が理由で「やっていない」と言っている場合もあるため、このフレーズを返されたからと言って必ず拒絶されているわけではない点には注意しましょう。
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並木まき
ライター・時短美容家。シドニー育ちの東京都出身。28歳から市川市議会議員を2期務め政治家を引退。数多くの人生相談に携わった経験や20代から見てきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様を活かし、Webメディアなどに執筆。