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LIFESTYLE

2023.11.22

子育てのために【移住】を決断! 地方暮らしで得たものとは?〈働くOggi世代のセカンドライフ〉

コロナ禍を経て、大きく変わった私たちの働き方や価値観―― 結果、都心を離れて暮らす選択をしたOggi世代の人たちは少なくありません。どんな理由で、どこに暮らすことを決意したのか。今回は、子育てを理由に地方移住した2人の女性にインタビュー!

子育てのため地方移住を決意! 働く女性の移住ヒストリー

20~30代という働き盛りでの移住は「一大決心だったのでは?」と想像しがちですが、リアルな体験談は予想外に軽やか!  今回は、「子育てに適した環境に移りたい」という理由で移住&地方暮らしを決心した2人の女性にインタビュー。それぞれの暮らしぶりや移住後のキャリアなどをお聞きしました。

東京都→長野県長野市へ移住

小松愛実さん

▲小松愛実さん(35歳・インテリアコーディネーター/染色作家)

移住ヒストリー

移住ヒストリー

◆自然豊かな場所で子育てしたくて…。夫の地元に戻り、起業も実現

子供を思いきり遊ばせたい! その思いが移住の後押しに

結婚後、夫はよく「いずれは故郷の長野に戻りたい」と話していて、私も了承していたんです。話が本格化したのは、出産直後にコロナ禍に入ってから。

公園に出かけても人が多くてピリピリ。夫は忙しく家に子供とふたりきりでいると追い詰められて…。自然の中で自由に育てたいという気持ちが強くなり、夫の独立を機に、長野市に移住しました。

草木染めブランドの立ち上げも

その後、仕事を再開して保育園に預けることになり、せっかくなら長野でしかできないことを… と、子供のおくるみなどをつくる草木染めブランドを立ち上げました。今はインテリアコーディネーターの仕事をメインにしつつ、新しく始めた事業も楽しんでいます。

自然素材のそめもの

▲自然素材を使った肌に優しい染め物

慣れないことも多いけど、子供ののびのびとした姿が嬉しい

東京にいたころから虫や植物が大好きだった息子は、お義父さんのリンゴ農園を駆け回る日々。義実家との関係も、畑の手伝いなど、慣れないことも多いですが、まあまあうまくやれているかな。

家族写真

息子がのびのび遊んでいる姿を見ると、長野に来てよかったと思えます。

◆移住してから変わったことは?

野菜をたくさん食べるようになりました!

リンゴ農園を営んでいる夫の実家ではお米や野菜もつくっています。夏場は食べきれないほど届き、消費するため料理のレパートリーが豊富に。夫婦とも自宅で仕事しているので、食卓を囲む時間も自然と多くなり、家族との会話もぐっと増えました。

東京都→埼玉県久喜市へ移住

七五三掛南海子さん

▲七五三掛南海子さん(38歳/商社)

移住ヒストリー

移住ヒストリー

◆リモートワークで仕事を続けながら、緑豊かな環境で子育てを

実家のサポートを受けるため、地元近くの街にマンションを購入

娘は今7歳で小学校1年生。以前は仕事と子育てを両立するため、職場に近い都心に住んでいましたが、勤務先でリモートワークが可能になったこと、また、実家の子育てサポートを受けたいと思い、小学校入学を前に移住することに。

実家のある茨城は会社の住宅手当の範囲外だったため、少し都心よりの埼玉で物件を探しました。結果、会社へは電車で1時間、保育園や小学校へも近く、自然豊かな久喜市のマンションを見つけ、購入を決断。

親子写真

▲実家は車で30分ほど

自然との触れ合いも楽しめる子育て

現在、仕事はリモートと出勤が半々くらい。フレックスなどの制度を使いやりくりしていますが、いざとなったら実家に頼れる安心感は絶大。

娘にとっても、保育園の最終学年に移住したため、園のお友達と一緒に小学校に入学できたのがよかったですね。徒歩圏内に公園がたくさんあるので、虫や植物の観察など、自然との触れ合いも楽しんでいるようです。

◆移住して変わったことは?

自然豊かな環境で、子供が活発&丈夫になった!

自然の中で遊ぶ子供

こちらでは田植えなど、郊外ならではのイベントがたくさん。また、久喜市は土地が広くマラソンに力を入れている街。娘もよく走るようになって心身ともに丈夫になりました。

2023年Oggi12月号「30代で始める『地方暮らし』って悪くない!」
構成/佐々木 恵・酒井亜希子(スタッフ・オン)
再構成/Oggi.jp編集部

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Oggi12月号で商品のブランド名に間違いがありました。114ページに掲載している赤のタートルニットのブランド名は、正しくは、エンリカになります。お詫びして訂正致します。
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