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LIFESTYLE

2023.11.09

仕事や生活をリセットするための【移住】、キャリアや生活は? 地方暮らしを始めたOggi世代にインタビュー

コロナ禍を経て、大きく変わった私たちの働き方や価値観―― 結果、都心を離れて暮らすという選択をしている、Oggi世代の人たちは少なくありません。どんな理由で、どこに暮らすことを決意したのか、3人の女性にインタビュー! 地方暮らしの実例から、最新の移住の実情と暮らしぶりをレポートします。

地方&郊外で暮らしながら働く女性にインタビュー

20~30代で移住した、働き盛りの移住は「一大決心だったのでは?」と想像しがちですが、リアルな体験談は予想外に軽やか! ひと昔前の「緑豊かな山奥への移住」とは違う、今どきな地方暮らしが見えてきました。

「仕事や生活をリセットしたかった」働く女性の移住ヒストリー

今回は、「仕事や生活をリセットしたくて」という理由で移住&地方暮らしを決心した3人の女性にインタビュー。それぞれの暮らしぶりや移住後のキャリアなどをお聞きしました。

東京都→福島県会津若松市

須田茉衣子さん

▲須田茉衣子さん(28歳・ヨガ&サップヨガインストラクター/キャリアアドバイザー)

移住ヒストリー

須田茉衣子さんの移住ヒストリー

移住と同時に複業も開始。キャリアを見直すきっかけにも

東京ではIT系人材会社に勤めていました。仕事はとても楽しく成果も出していましたが、もうちょっと自分の時間が欲しくて転職を考えていたんです。

ちょうど同じころ、福島県に移住していた元同僚から「ゲストハウスを一緒に立ち上げないか?」と誘われて…。旅好きな私にとって、ゲストハウスはほかの旅行者と出会える魅力的な場所。

スノーボード

それに、少し前からスノボや登山で、磐梯町の隣の猪苗代町を訪れていて、起業などでエネルギッシュに活動している同世代の知人が増えていたんです。大自然と刺激、両方ある環境にひかれて、移住を決意しました。

◆昇進・転職・移住。3択の中でいちばんワクワクする道に! 

その少し前に、会社から昇進の打診もあったのですが、「会社員としての将来は想像がつく。福島県に行ったほうが、人生は豊かになりそう!」と思ったんです。

とはいえ、ゲストハウス立ち上げ当初は正直、収入が見込めなかったので、移住前にキャリアアドバイザーの業務委託の仕事を決め、資格をもっていたヨガやサップヨガインストラクターの仕事も開始。

自然の中でのヨガ教室

移住は、「将来から逆算して今何をすべきか」「場所を選ばない働き方を確立しておきたい」など、具体的に考えるきっかけにもなりました。

その後、ゲストハウスの運営からは離れましたが、「キャリアアドバイザーはリモートでできる。ヨガのクラスは大自然の中で続けたい」という気持ちが強く、今も福島県に住み続けています。

◆仕事と趣味を両立させ、充実した毎日に

ちなみに、こちらで出会ったパートナーと暮らし始めたのも大きな理由ですけど(笑)。仕事は順調で、ぶっちゃけ東京にいたときと同じくらい働いているかも?

キャンプをする様子

でも仕事と趣味を融合させられるし、ビジネスのビジョンも見えてきて、「休みたい」という気持ちも今はほとんどナシ。起業に向けた準備もあり、毎日充実しています!

移住して変わったことは?

「売り上げベースで、会社員時代のお給料より150~200万円ほど上がりました。毎日運転するのでガソリン代の高騰はイタいですが、家賃、外食費は大幅ダウン。美容院やネイルなどにかかるお金は以前と同じくらいです」(須田さん)

福島生活の様子はインスタグラムでも発信。

東京都→広島県尾道市

Oggi専属読者モデル・オッジェンヌ 高瀬貴子さん

▲Oggi専属読者モデル・オッジェンヌ 高瀬貴子さん(32歳・アパレル会社経営)

移住ヒストリー

高瀬貴子さんの移住ヒストリー

オンとオフを切り替えるため二拠点生活をスタート

昨年起業してからしばらく、週末もダラダラとPCを開くことが続いていて。そんなとき、あるYouTubeがきっかけで、「場所が変わったら、気持ちも切り替えられるんじゃないか」と考えるようになったんです。

東京でモノを扱う会社を経営しているので完全な移住は難しいですが、二拠点ならできるかも、って。

尾道は、旅行で訪れて気に入っていた場所。片道4時間かかりますが、新幹線でPC作業もできますし、駅に降り立った瞬間に海がバーッと開けるのが気持ちいい!

◆場所を変えることでアイディアが湧いたり気持ちもリフレッシュ

何回か通って、地元のお店の方に「移住者もなじめそうですか?」と聞くなど感触を探ってから、海が見える賃貸マンションを契約しました。

平日は尾道でも仕事をしますが、夕方は早めに仕事を切り上げ、休日はひたすらのんびり。しっかり休むと、平日の活力が湧いてくるんです。「とりあえず2年、合わなければやめればいい」くらいの気持ちで始めましたが、今のところ、マンションの契約は更新するつもりです。

移住して変わったことは?

しまなみ海道と自転車

「本州と四国を結ぶ〝しまなみ海道〟を自転車で渡るなどアウトドアの趣味ができました!

家ではパウンドケーキを焼いたりすることも。近所に行きつけのお店が10軒ほどあり、移住してきた方たちと話すと、東京とは違う刺激を受けます」(高瀬さん)

東京都→栃木県鹿沼市

武藤小百合さん

▲武藤小百合さん(29歳・鹿沼市役所)

移住ヒストリー

武藤小百合さんの移住ヒストリー

心身が疲れていたとき〝元気をくれる場所〟に住みたくなって

生まれも育ちも東京都荒川区。新卒で航空会社に就職し、客室乗務員として働いていましたが、不規則な生活にちょっと疲れてしまったんです。それで、実家を出て、仕事も辞め、以前から友達が住んでいた栃木県鹿沼市に移り住みました。

◆特急で都内から1時間15分〝少し遠めの郊外〟に引っ越すイメージでした

両親には「なんで急に栃木!?」と心配されましたが、何度か遊びに来ていて、車で10分も走れば自然があって、歴史や文化があって、面白い人たちもいっぱいいる土地だと知っていたから。「好きな場所で、好きな人たちと過ごしたい」という思いが募ったんです。

◆市職員に採用。彼も移住し、東京の企業でリモート勤務

結果的には、移住前に市職員への採用が決まって、両親も安心させられました。

武藤小百合さん
写真提供/栃木県「ベリーマッチとちぎ」

昨年には、東京に住んでいたパートナーも鹿沼に移り住んでくれて、結婚。彼はリモートで東京の企業に勤め続けています。今後は腰を据えて、街を盛り上げる活動にも参加していきたいですね。

移住して変わったことは?

「移住と同時に仕事も変わり、毎日決まった時間に出勤し、毎週末休む生活を初めて体験しました!」(武藤さん)

キャンドル

「そのおかげで、朝のトレーニングが日課になって、キャンドルづくりの趣味も続けられるように。自転車での街巡りも楽しいです♡」(武藤さん)

自転車での街めぐり

2023年Oggi12月号「30代で始める『地方暮らし』って悪くない!」
構成/佐々木 恵・酒井亜希子(スタッフ・オン)
再構成/Oggi.jp編集部

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Oggi12月号で商品のブランド名に間違いがありました。114ページに掲載している赤のタートルニットのブランド名は、正しくは、エンリカになります。お詫びして訂正致します。
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