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2023.10.08

向き不向きより「前向き」に! 私がアナウンサーを志した理由|徳島えりか連載vol.40

日本テレビアナウンサー徳島えりかさんの連載。まさにOggi世代の徳島さんが、アナウンサーというお仕事の舞台裏を、月に2回のペースで配信します! vol.40は、原点に立ち返って徳島さんがアナウンサーを志した理由について。

アナウンサーという職業を志したきっかけ

この連載も40回目!ということで、今回は原点である、私がアナウンサーを志した理由、そして「適性」への思い、というのをお話させてください。

まず、私がアナウンサーを目指したのは、大学2年生の頃です。

ひとりっ子で、子どもの頃からインドア派だった私は、テレビ、マンガ、雑誌、映画などが好きで、そうしたものを作る側、お届けする手伝いができる仕事につきたい、と漠然と思っていました。

大学に入り、就活に向け、マスメディアで実際に働いている方が来て話をしてくださる授業を取りました。そこで広告会社のコピーライターの方や新聞記者さんなどから、日々目にする情報の裏側の話を聞かせていただき、非常に刺激的だったのですが、なかでも、あるテレビ局のアナウンサーさんが話してくださったエピソードが心に刺さりました。自分で取材をして、その取材相手の思いを、自分の声と言葉で伝えられた、という“やりがい”を話すその方の瞳がきらきらと輝いていて…。

アナウンサーは原稿を読むもの、と思っていた当時の私にとっては衝撃でしたし、同時に、この仕事を私もやりたい!と強く感じました。そこから慌てて、短期間ですがアナウンススクールに通い、テレビ局で働くOG訪問などをし、運よく日本テレビに入社できました。

徳島えりかさん
▲学生時代、学食にて

以来、アナウンサーという仕事を続けられていますが、大学2年生の授業を受けた際の衝撃のままに、半ば勢いで受験してしまったため、全く自分に向いている仕事ではありません。

アナウンス部のHPでも、座右の銘は向き不向きより前向きと書いています(笑)。

というのも、私は、コミュニケーション能力抜群でウィットにとんだやりとりができる、ということはまったくありませんし、鈴を転がすような美声も持ち合わせていません。

それでも、この仕事が好きで、やりがいを感じているので、楽しく続けられています。

仕事への「適性」がすべてではない!?

徳島えりかさん
▲『シューイチ』の衣装も秋めいてきました!

最近、web広告などでも「適性診断」「適職判定」なんて文字をよく目にします。もちろん判断材料の一つとして有効でしょうが、それがすべてではないと、社会人13年目の私は思います。

そもそも、1つの仕事に求められる適性は、複雑で多岐にわたるもので、1つではありません。この面では向いていると言えなくても、別の面を見れば向いているかもしれません。

私も、アナウンサーにとってまず必要だと思いつくような適性は備えていませんが、なんでもやってみると好きになる、人の話を聞くのが好き、新しいことを知ったり調べたりすることが好き、なんていう部分は、アナウンサーの仕事に活きたなと我ながら感じています。

例えば、スポーツ番組担当として色々取材をしたことでスポーツが大好きになり、休みにも野球や大相撲を見に行くようになりました。

徳島えりかさん
▲今年の大相撲九月場所を見に両国国技館に行った際の写真です

そして仕事というのは多くが一人でするものではありません。自分が100%の適性を持っていなくても、誰かと補い合うことができれば、仕事というのは円滑に進んでいくものでは、とも思います。

なにより自分が積極的に、前向きに取り組めることが大切です。どうしても人生のある程度を占めてしまう仕事ですから、せっかくなら好きだと思えて、やりたい!と熱を持つことができれば幸せですよね。

適性がないかも、と事前に不安になってしまっても、いざ挑戦してみたら、自分とマッチする部分が見つかるかもしれません。

自らの強みを活かせる仕事に就くのは大事なことですが、その活かし方はさまざま。就活や、転職活動中のみなさんには、どう活かせるか?を考えてほしいですし、適性がないから、と諦めるよりも、まず一歩を踏み出してほしいと、心から応援しています。

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日本テレビアナウンサー徳島えりかさん

日本テレビアナウンサー 徳島えりか

1988年9月生まれ、東京都出身。O型。慶応義塾大学 法学部政治学科卒業後の2011年4月、日本テレビに入社。現在は、『シューイチ』『news every.』を担当。
Instagram → @tokushima_erika
Twitter → @tokushima_erika

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