「kind of」ってどんな意味?
こんにちは。英語講師のmachiです。
突然ですが、皆さんは人と会話をするときについ言ってしまう口癖のようなものはありますか?
日本語だとたとえば、「ちょっと」「まあ」「なんていうか」「みたいな」のような言葉がありますよね!
断定的な言い方を避けたり、よりソフトに聞こえるようにしたりなどの目的で使われることも多いかと思います。
前回の記事はこちら>>「I don’t buy it.」の意味は? 私はそれを買わない… じゃないの!? 【連載 大人の英語塾】
まさに英語でそれに当たるのが、“kind of”や“sort of”なのです!
“kind of”はどちらかというとアメリカで、一方の“sort of”はイギリスで多用されているよう。
次の例のように、返答として単体で使うこともできます。
A:「Did you like the book I lent you the other day?」(先日貸した本、よかった?)
B:「Well, Kind of.」(まあまあだったよ。)
また、動詞や形容詞の前に用いて「多少」「ちょっと」「なんていうか」のような明言を避けたニュアンスを盛り込むことも!
ex. 「Did you kind of expect it?」(多少期待していたの?)
ex. 「I’m kind of tired.」(ちょっと疲れた。)
ちなみに“kind of”はよく「カインダ」と発音され、“kind o’”, “kinda”, “kinder”などと表記されることもあるんですよ。
最後にもうひとつ、“kind of like”という表現をご紹介。
これで「みたいなもの」という意味合いになり、正確な表現が思いつかないときなどに使われます。
ex. 「Shogi is kind of like chess.」(将棋はチェスみたいなものです。)
* * *
TOP画像/(c)Adobe Stock
machi
小学生~社会人を対象とした英語教室を運営する英語講師。英検1級/国家資格・通訳案内士/TOEIC 900点以上
生徒のリクエストによっては、数学や化学まで教えることも。○十年前の記憶を引っ張り出し奮闘中。
ただいま周回遅れで韓ドラがブーム! 本当は仕事も家事もせず1日中韓ドラを観てぐ~たら過ごすのが理想。韓国語も習得したい。