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2026.05.15

暑気払いはいつ行う? 意味や暑気払いにぴったりの食べ物を紹介

「暑気払い」とは、夏の暑さを払いのけること。本記事では「暑気払い」の意味や時期、暑気払いにぴったりの食べ物、よくある疑問と回答を紹介します。

この記事のサマリー

・暑気払いは、夏の暑さを払いのけることや暑さよけの工夫を指す夏の季節の言葉です。
・読み方は「しょきばらい」が一般的で、「しょきはらい」と読むこともある言葉です。
・暑気払いの時期に厳密な決まりはなく、梅雨明け前後から8月下旬ごろが目安です。

暑い季節になると耳にする「暑気払い」。読み方や意味はもちろん、いつ行うものなのか気になる人もいるでしょう。この記事では、暑気払いの基本から、暑い時期に取り入れやすい食べ物まで紹介します。

暑さを心地よくしのぐヒントとして、ぜひ参考にしてください。

「暑気払い」とは?

まずは「暑気払い」の意味から確認していきましょう。

「暑気払い」の意味

「暑気払い」とは、「しょきばらい」もしくは「しょきはらい」と読みます。意味は、夏の暑さを払いのけること、また暑さを避けるための方法を講じることです。

辞書では次のように説明されています。

しょき‐ばらい〔‐ばらひ〕【暑気払い】
《「しょきはらい」とも》夏の暑さを払いのけること。
暑さよけのための方法を講じること。《季 夏》「お仕着せの―にて候ぞ/友二」
引用:『デジタル大辞泉』(小学館)

「納涼」の意味は?

「暑気払い」に似た意味を持つ言葉に「納涼」があります。「納涼」は暑さを避けるため、工夫をして涼を取ることを表す言葉です。うだるような暑さが続くころに、涼を取る目的で開く会合は「納涼会」と呼ばれます。

暑気払いの時期はいつ?

暑気払いの時期に、明確な決まりはありません。夏の暑さを払いのけるための行為なので、暑さが厳しくなる時期に行うのが自然です。目安としては、梅雨明け前後から8月下旬ごろまでと考えるといいでしょう。

太陽
(c)Adobe Stock

暑気払いにぴったりの食べ物を紹介!

暑気払いでは、暑い時期に食べやすいものや、涼しさを感じられる食べ物・飲み物が取り入れられてきました。おいしい食事を楽しみながら、暑い季節を心地よく過ごそうという考え方です。

暑気払いにぴったりの食べ物

  1. ウリ科の果実
  2. 甘酒
  3. うなぎ

ウリ科の果実

スイカ
(c)Adobe Stock

暑い時期には、みずみずしく食べやすいウリ科の果実が好まれます。キュウリやスイカなどは水分が多く、夏の食卓にも取り入れやすい食材です。

ゴーヤは夏の料理によく使う食材で、独特の苦味が特徴。カボチャは甘みがあり、煮物やスープなどにも使いやすい野菜ですね。食欲が落ちやすい時期には、食べやすい調理法で取り入れるといいでしょう。

かき氷
(c)Adobe Stock

暑い時に欲しくなるのが、冷たい氷ですね! かの清少納言の書いた『枕草子』にも「あてなるもの」として「削り氷」が登場。「あてなるもの」とは「上品なもの」という意味で、清少納言は「削り氷にあまづら入れて、新しき金椀に入れたる」と書いています。

あまづらは「甘葛」と書き、蔦の樹液を煎じた汁のことで、ハチミツのような甘さがあったようです。削った氷に甘い蜜をかけて、あたらしい金属製のお椀に入れたさまが上品でいい、ということでしょう。

今では簡単に手に入るかき氷ですが、清少納言のように見た目の涼やかさも一緒に味わえば、すてきな暑気払いになりそうです。

甘酒

甘酒
(c)Adobe Stock

暑い時期の飲み物として、甘酒も知られています。米こうじから作られる甘酒にはアルコールを含まないものもあり、大人だけでなく子どもも飲みやすい飲み物です。ビタミンやアミノ酸などを含むことから、「飲む点滴」と紹介されることもあります。

甘酒は冬の飲み物と思っている人も多いかもしれませんが、じつは夏の季語。江戸時代には、夏場に甘酒売りが天秤棒を担いで街を売り歩いたともいわれます。古くから、暑い時期の飲み物として親しまれてきたことがうかがえます。冷やして飲むと、夏にも取り入れやすいですね。

うなぎ

うなぎ
(c)Adobe Stock

暑い時期の食べ物としてよく知られているのが、うなぎです。夏の土用の丑の日が近くなると、スーパーなどの店頭にもうなぎが並び始めます。

うなぎには、ビタミンAやB群、E、Dなどが含まれており、暑い時期の栄養補給を意識した食べ物として親しまれてきました。『万葉集』には、夏痩せした人にうなぎを勧める歌が見られます。古くから、暑い時期の体力維持を意識した食べ物として、うなぎが知られていたことがうかがえますね。

「暑気払い」に関するFAQ

ここでは、「暑気払い」に関するよくある疑問と回答をまとめました。参考にしてください。

Q1. 「暑気払い」の読み方は?

A. 「暑気払い」は、「しょきばらい」もしくは「しょきはらい」と読みます。

Q2. 「暑気払い」とはどういう意味ですか?

A. 「暑気払い」とは、夏の暑さを払いのけることや、暑さを避けるための工夫をすることを指します。現代では、職場や仲間内で開く夏の懇親会を「暑気払い」と呼ぶこともあります。

Q3. 暑気払いはいつ行うものですか?

A. 暑気払いの時期に厳密な決まりはありません。目安としては、暑さが厳しくなる梅雨明け前後から8月下旬ごろまでが自然です。地域の気候や、その年の暑さに合わせて考えるといいでしょう。

最後に

暑気払いは、夏の暑さを少しでも心地よく過ごすための昔ながらの知恵です。冷たいものを味わったり、気の合う人と食事をしたりする時間も、暑い季節の小さな楽しみになります。

涼を取りながら、体にも心にも無理のない、自分らしい夏の過ごし方を見つけていきたいですね。

TOP・アイキャッチ画像/(c)Adobe Stock

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