さっぱりヘルシーな酸辣湯レシピ
「仕事に集中していたらもう20時!」これからご飯を作るのも億劫だし、コンビニで済ませるのも罪悪感…。
20時に仕事を切り上げ、21時に食べる夜ごはんという絶妙なタイミングにぴったりの、働く女性のためのレシピを紹介。
前回は、「たことなすの和え麺」をお届けしましたが、今回は「トマトと豆腐のヘルシー酸辣湯」。
酸味と旨味が詰まった具だくさんスープで体を内側から温めよう
暑い日が続くとどうしても冷たい食事のオンパレードになりがち。そんな時こそお鍋ひとつで作れる具だくさんのスープを作ってみて。酸味を効かせた酸辣湯は暑い日にもぴったり! 食欲がない日にもおすすめです。
今回はトマトと豆腐でヘルシーにボリュームアップ。トマトから出た水分で旨味が増し、豆腐を入れることでスープだけでもしっかり満足感が出ます。じんわりと内側から温めて、体を労ってあげましょう。
【このレシピの簡単&ヘルシーポイント】
・トマトと豆腐でヘルシーにかさ増し
・お鍋ひとつで簡単
・とろみがつくことで満足感アップ
【材料/2食分】
・鶏ひき肉:100g
・トマト:1個
・豆腐:150g
・しいたけ:2枚
・卵:1個
・長ねぎ(白い部分):10cm
・しょうがすりおろし:小さじ1
・鶏がらスープの素:小さじ1
・酒:大さじ1
・醤油:大さじ2
・酢:大さじ2
・水:2カップ(400cc)
☆片栗粉:大さじ1
☆水:大さじ1
【作り方】
1. トマトはひと口大にカット、しいたけは薄切り、長ねぎは小口切り、卵は溶き、☆を合わせて水溶き片栗粉を作る。
2. 鍋に水、鶏がらスープの素、しいたけを入れて中火にかける。沸騰したら鶏ひき肉、酒を加え、アクを取りながら5分ほど煮込む。
3. 豆腐を手で崩しながら加え、さらにトマト、長ねぎ、醤油、酢、しょうがを加えて5分ほど煮込む。
4. トマトが柔らかくなったら弱火にし、水溶き片栗粉を加えてとろみをつける。中火に戻して溶き卵を加える。
5. 器に盛り、お好みで刻みねぎやラー油をかける。
【ポイント】
トマトから水分が出て、旨味たっぷりのスープに。最初は酸っぱさが際立つスープですが、煮込んでいるうちにトマトと酢の酸味が和らいでぐっとおいしくなります。トマトがトロトロに柔らかくなった時が頃合いです。
フードデザイナー 須賀いづみ
化粧品会社に勤めたのち、健康と美容の根本は“食”だと気づき、料理の世界へ。料理家のアシスタントに付き、苦手だった料理をイチから徹底的に学び独立。フードデザイナーとして、広告や雑誌のフードスタイリングやレシピ制作を行う。食を通してヘルシー&ウェルネスなライフスタイルを提案中。
Instagram @izumisuga