会話が続かないときはどうしたらいい?
親しい友人と話したくてたまらないネタがあるときはともかく、「話のネタに困ったことがある」とか「沈黙が苦手!」という経験はほとんどの方がされているのではないでしょうか?
そんなとき、「暇つぶし」になるような話のネタをストックしておくと、「沈黙…」というシチュエーションになってしまったときに助けられそうです。
誰でも簡単に話がふくらむ話のネタを紹介!
特に話のネタに困るのが、初対面の人と会うとき。そんなときはやはりテッパンの「天気」の話で乗り切りましょう。他にはどんな話のネタがあるのでしょうか?
1:好きな食べ物
天気の話と同じくらい、テッパンの話のネタと言えるのが食べ物の話。食に興味がない人ってなかなかいないので、好きな食べ物の話や話題の食べ物の話などは初対面でも盛り上がること間違いなし!
もしかしたら、会話から「一緒に食べに行こう!」と話が発展するかもしれません。デートにつながる場合もあるので、会話に困ったら食べ物ネタを出してみるのがおすすめですよ。
2:出身地の話
どんな人でも話を振られると、つい熱く語ってしまいがちなのが出身地の話です。「ご出身は?」と話を切り出してみましょう。
「京都なんです」などと教えてもらえたら、「どんなところなの?」「名産品はなに?」など、相手の情報を聞いているだけで結構盛り上がります。
誰でも地元には思い出や思い入れがあるものです。困ったときの話のネタとして押さえておくといいでしょう。
3:共通の友達の話
間違いなく盛り上がる話題と言えば、共通の友人についての話題です。
「Aちゃん、最近どうしてるか知ってる?」などというように、共通の友人についての質問を投げ掛ければ、相手もきっと食いついてきてくれるでしょう。共通の話題があると、会話のネタにしやすくなります。
避けたい話のネタとは?
反対に、どんなに沈黙が怖いからといっても、避けたほうがいい話のネタもあります。
1:子どものこと
特に女性が相手の場合、子どもの話は避けたほうがベター。子どもがいることがわかっている場合はいいのですが、子どもが欲しくてもできないという場合もあるからです。
また、自分の子どもの話ならいいだろうと思って自分の子どもの話をあれこれする人もいますが、聞いているほうからすれば「どうでもいいわ」とも思われそう。いずれにせよ、子どもの話は避けたほうがいいでしょう。
2:悪口
これは言うまでもありませんね。悪口を聞いて、いい気分になる人はいません。人の悪口や噂話などは、どんなに話のネタに困っても話すべき内容ではないでしょう。
3:お金のこと
日本人は特に、お金の話をタブーとしている節があります。年収や持ち物の値段など、お金に関することは話のネタといっても避けたほうがよさそうです。
4:宗教・政治
信仰や政治の関する話題は基本的にタブーだと思っておくこと。個人的なことですし、人がとやかく言うことではないからです。
世間話のように宗教や政治について話す人がいますが、相手がその宗教を心から信仰している場合だってあるのです。人の心に土足で踏み込むようなことはしてはいけません。
5:自分のことばかり話す
相手のプライベートな部分に踏み込んではいけないと注意するあまり、自分のことをペラペラと喋りすぎることがあります。これもNGですね。相手はうんざりしているかもしれません。話のネタがないときに「自分をネタにしよう」としているのかもしれませんが、それを聞かされても相手は楽しい気持ちにはなれないでしょう。
話のネタに困ったときは?
話のネタに困ったとき、天気などの当たり障りのない会話からスタートすることもあるかと思いますが、それだと会話が続かないですよね。そんなときは、相手と自分の共通点を探していくといいですよ!
好きな食べ物やドラマ、趣味など共通点が分かると、お互いに安心してくるので、話せる話題が次々に見つかるようになるでしょう。また心も通い合ってくるので、会話も弾みます。気を付けたいのは、自分だけ話すぎたり、逆に聞くばっかりになったりすること。会話はキャッチボールだということを心得ておくことが大切です。
心理学では、“最初と最後の印象が相手に残りやすい”と考えられているそうです。また、コミュニケーションは言葉以上に、笑顔などの視覚情報や、話し方などの聴覚情報が影響するとも言われています。
初対面なら、最初に出会ったときの笑顔、話している途中のアイコンタクトや落ち着いた口調、そして別れ際の笑顔。これらがあれば、多少沈黙があったり、緊張でうまく話せなかったとしても、相手に悪い印象を与えることはありません。
話のネタの集め方は?
日常の中で話のネタを収集しておくのもいいですね。どんな風にしておくといいのでしょう?
1:通勤経路を変えてみる
いつもと違うルートで帰宅してみましょう。「案外早く帰れた」「途中で見つけたお店のお惣菜がとてもおいしい」というように新しい発見があるかも。たくさんインプットすれば、自然と「話したい」という気持ちも生まれてくるのではないでしょうか?
2:占い
案外、男女関係なく喜ばれるのは占いです。「あ、そのネクタイの色。今日のラッキーカラーですよ」「山羊座の今月はね…」などと言うように、会話のとっかかりに使いやすいネタだと言えます。
最後に
「うまく会話ができない」「話を膨らませるのが苦手」と、会話に尻込みしてしまう人も多いのですが、まずは「会話を楽しもう」という気持ちが大切です。おもしろいネタを常に持っている必要などありません。「いい天気ですね」の一言でも笑顔で話しかけることができれば、相手も笑顔で言葉を返してくれるでしょう。
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