コーヒーメーカーの選び方
【1】抽出方式で選ぶ
コーヒーメーカーは主に、3タイプに分けられます。
ドリップ式
ドリップ式は、挽いたコーヒー豆にお湯を注いで抽出するタイプ。コーヒーを挽くところから抽出までを行ってくれる全自動タイプが人気です。
カプセル式
カプセル式は、カプセルをセットするだけでコーヒーを淹れることが可能なお手軽コーヒーメーカー。コーヒーの種類が異なるカプセルを選ぶ楽しみがあり、お手入れも簡単なものが多いという特徴があります。
エスプレッソ式
コーヒー豆を挽いたら、一気に圧力をかけ抽出するタイプです。雑味のない濃厚な仕上がりが特徴で、自宅で本格的なメニューを楽しみたい人におすすめ。
【2】容量で選ぶ
容量が少ないコーヒーメーカーでは、何度も水を補充しなければいけなくなります。
容量のあるコーヒーメーカーなら補充の手間が省け、1日に何杯も飲む人や大人数が利用する場合に便利。
一般的にはコーヒー5〜6杯分の容量を持つ製品が多いようですが、大容量メーカーが希望なら10杯分以上作れる製品を選ぶとよいでしょう。
【3】フィルターの種類で選ぶ
コーヒーをろ過するフィルターは主に「ペーパーフィルター」「メッシュフィルター」の2種類。
ペーパーフィルターはコーヒーの油分も吸着するので、仕上がりの味はスッキリ。メッシュフィルターは油分ごと抽出するため、コクのある味わいになります。また、メッシュフィルターは洗って繰り返し使えるため、ランニングコストを抑えられる特徴も。
【4】保温性で選ぶ
コーヒーを1日に何杯も飲むのなら、多めに作って保温しておくのが便利です。
コーヒーメーカーはサーバーの素材によって保温機能が異なり、ステンレス製とガラス製の2種類が主流ですが、保温性が高い製品をセレクトするならステンレス製がおすすめ。ステンレス製は時間と共に温度が低下してしまうものの、自然な保温力で温度をキープするため、加熱し続けることで起こる味の変化がありません。
ヒーターを使って保温するタイプもありますが、加熱し続けることでコーヒーが煮詰まり味が落ちてしまう可能性があるので注意しましょう。
ガラス製のサーバーは保温力は劣るものの、お手入れがしやすいというメリットがあります。汚れやにおいがつきにくいという特徴があるため、保温性がそれほど必要ないという方はこちらでもよいかもしれません。
ドリップ式|コーヒーメーカーのおすすめ4選
Toffy|Toffy 全自動ミル付カスタムドリップコーヒーメーカー
豆挽き〜ドリップまで、忙しい朝もおうちで本格コーヒーを楽しめるコーヒーメーカー。好みのモードや抽出温度、杯数、アロマを選択するだけの簡単操作です。水タンクは650mlまでの給水が可能で、およそ1〜5杯の抽出ができます。
豆挽きの粗さは、調整ダイヤルで繊細なグラインドが可能。豆タンクは120gまで充填でき、ドリップする際は自動で投入してくれる構造です。粉からのドリップに対応しているところも高ポイント。
抽出温度は「LOW(約83℃)」「HI(約90℃)」「アイスコーヒー(保温機能なし)」の3パターン。味わいは「マイルド」「ミディアム」「ストロング」の3段階から選べます。
さらにタイマー機能やクリーニングモードも搭載。本格的なコーヒーを楽しみながら、お手入れも簡単なのは嬉しいですよね。
バタバタな朝でも淹れたてを飲みたい! コーヒーメーカーはコレで♡
株式会社ユニーク|Oceanrich 自動ドリップ・コーヒーメーカー
自動回転でコーヒーを楽々淹れることができる、手のひらサイズのコーヒーメーカー。カップの上にコーヒーメーカーを置き、ボタンを押すだけ。繰り返し使用できるステンレスフィルターを使用するので、コーヒー豆が持つ本来の甘みと深い味わいを引き出せます。乾電池式でコンセント不要な点も嬉しいポイントです。
これ、オフィスで飲む【コーヒー】がめちゃくちゃおいしくなるのでは…♡
アイリスオーヤマ|全自動コーヒーメーカー
▲BLIAC-A600-B(ブラック)
本体にミルを内蔵後、豆挽きからドリップまでを自動で行ってくれるコーヒーメーカー。中挽きと粗挽きの2パターンから選べるうえ、コーヒー粉を用いたドリップも可能です。
どこぞのオシャレ家電と思ったら… アイリスオーヤマ! コスパも抜群♡
シロカ|カフェばこPRO
スッキリとシンプルな佇まいのスリムなコーヒーメーカー。豆の全自動軽量機能により、淹れる杯数に合わせて自動で豆を挽いてくれます。
摩擦熱が少なく、均一に豆を挽くことができる「コーン式ミル」を採用していて、スタートボタンひとつであっという間に豆が挽かれます。
さらにはコーヒーの温度や量も細かく設定可能。ボタンが少なくシンプル操作で設定ができるので、機械が苦手な人にも使いこなせます。
また、マグカップを置いて直接注げる機能も。サーバーには温め機能も付いています。
「水タンクやドリッパーも簡単に取り外せ、使うたびにささっと洗えるので清潔、という点も、個人的には高ポイント。豆の挽き具合、温度など、細かく調整できるので、コーヒーに強めなこだわりがある方でも満足できるのではないかなと思います!」(Oggi副編集長・小森智子さん)
本格派コーヒーがこんなに手軽に♡ シロカの最新コーヒーメーカー「カフェばこPRO」体験レポート
カプセル式|コーヒーメーカーのおすすめ2選
UCC|UCCドリップポッド DP3
ワンクリックで本格的なコーヒーを作ることができるコーヒーメーカー。「ストロング」と「アイス」の2つの抽出モードを気分やシーンによって変えることができます。横幅は約13cm。コンパクトな設計ながら「湯温」「蒸らし時間」「注湯スピード」と、プロ仕様の技術を搭載しています。
「緑茶や紅茶のカプセルなどもあって、種類が豊富。粉のレギュラーコーヒーを使った抽出もできるなど、気分によって使い分けられるのがうれしいですね」(『@DIME』編集長・石﨑さん)
コーヒーマシン・調理家電ランキング1位は? イチオシアイテムも紹介!〈Oggiアワード〉
BEEPRESSO|BEEPRESSO PIAZZA
スタイリッシュな見た目で本格的なエスプレッソやコーヒーを淹れることが可能な、コーヒーメーカー。業務用マシンに匹敵する、最大20気圧の圧力でコーヒーを抽出します。
手順はカプセルを入れてレバーを閉め、ボタンを押すだけ。電源を入れてからわずか30秒で抽出ができる優れものです。
静音性にも優れた設計で、物音を立てづらい場所やシーンでも使いやすいのが特徴。コーヒーカプセルは、グラン・グスト、サブライム、インテンソ、デカ(ノンカフェイン)、ルンゴの5種類で、1杯あたり65円から飲むことができます。