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夫婦の寝室を別にすると不仲になるのは本当?
夫婦の寝室が別だと不仲になる、と聞くこともありますよね。コミュニケーションやスキンシップが減ったり、寝室にこもってしまい顔を合わす機会や会話が減ったりしてしまうかもという心配も。
しかし、夫婦の寝室が一緒でも別でも、それぞれにメリットとデメリットがあります。
夫婦別寝室のメリット・デメリット
◆メリット
夫婦の寝室を別にする最大のメリットは、1人でゆっくり眠れるということ。
夫婦で同じ時間に就寝できるならいいですが、同じ部屋で寝ているとどちらかが遅く帰ってきて物音で目が覚めてしまう、遅くまでスマホを触っていて光で落ち着いて寝られないといったことがありますし、同じベットで寝ている夫婦は相手の寝相が気になったり、無意識に布団を取り合うことになったりして夜中に何度も目が覚めるなど、安眠できないという声も多く聞きます。
また、相手に気を遣うことなく好きな時間に寝られたり、好きなインテリアで寝室を飾ったり、自分好みの寝具を揃えることもできます。
◆デメリット
寝室が別であることのデメリットは、コミュニケーションやスキンシップのタイミングがなくなってしまったり、すれ違いが起こりやすいことが考えられます。寝室が別の場合、ケンカをしたときにお互いの寝室で過ごしてしまうことで、仲直りのタイミングが作りにくくもなります。
夫婦別寝室の体験談
筆者は夫婦別室派です。その理由は、睡眠が浅く少しの物音で起きしまうため、夫が朝早かったり夜遅く帰ってくると物音で何度も目が覚めてしまうからです。それによって翌朝体がしんどくなってしまい、イライラが溜まって喧嘩に発展することも増えました。
同室にすることのメリットはたくさんありますが、デメリットの方が多いと感じたので別室を決意。別室にしてからは毎日ゆっくり眠れるので、イライラや疲労がなくなって夫婦仲も安定しています。
寝室が別でも円満に暮らすコツ
寝室が別であることは、けして夫婦関係にマイナスだとは思いません。筆者のように、同室であることのデメリットが多い場合は思い切って別室にするのもよし。別室であることが夫婦仲に悪い影響を与えていると思うのなら同室にすべきです。
別室であっても、スキンシップやコミュニケーションは欠かさないことが大切です。また、別室だからとどんなときでも自分の寝室で寝ることにこだわらず、たまに一緒に寝る日があってもいいかもしれません。
別寝室 or 同室か迷ったときに話し合いたいこと
夫婦の寝室を別にするか同室にするかは難しい問題。1人でゆっくり眠りたいけれど、夫婦仲の悪化が心配で別室にすることに抵抗がある場合は、シングルベッドを2台にして並べる、布団はそれぞれの分を用意する、ベッドの位置を離してみることから始めてみてもいいかもしれません。また、寝室をシェルフなどで二つに分けて、同じ空間のなかでテリトリーを別にするという方法も。
たとえ夫婦でも、自分だけの場所がないと息が詰まってしまいます。ベットの上だけは自分だけの場所、と決めることで心に余裕が生まれることもあるでしょう。
それに、夫婦の寝室を分けたからといって夫婦仲が悪くなるとは限りません。大切なのは、お互いにどうしたいかを夫婦で決めること。一方的に同室・別室を決めるのではなく、お互いの気持ちや生活スタイル、好みの睡眠環境や体調など納得いくまで夫婦で話し合うことが重要です。
TOP画像/(c)Shutterstock.com
ライター/コラムニスト コマツマヨ
WEBサイトライティングをメインに、インタビュー、コラムニスト、WEBディレクション、都内広報誌編集、文章セミナー講師など幅広く活動。