綺麗な顔ってどんな顔? 可愛い顔との違いって?
バランスが整っている顔が「綺麗な顔」と言われやすい
「綺麗な顔」という言葉に絶対的な定義はありませんが、一般的にバランスが整っている顔立ちの人を「綺麗な顔の人」と言うことが多いでしょう。
綺麗な顔の人はどちらかというと「美人」と言われ「可愛い」とは少し違います。
ある程度バランスが整っていれば「綺麗」と表現されることが多い一方で「可愛い顔」の定義は実にさまざま。
目が大きい人を可愛いと感じる人もいれば、笑顔が素敵な人を可愛いと感じる人もいます。もともとの顔関係なく、愛嬌がある人を見ているうちに顔も可愛く見えてしまう、なんてことも。
「可愛い顔」の範囲はとても広く、好みによっても大きく分かれるため、一概には言えないのです。
綺麗な顔と言われる人に共通する6つの特徴
肌が綺麗
綺麗な顔と言われる人に共通することのひとつ目は「肌が綺麗」であること。
もともと肌が強く綺麗な人もいますが、20代を過ぎてから美肌をキープするためにはある程度根気や時間、お金が必要になってくるもの。
そんな中うるおいのあるもっちり肌を保っていられるのは、他でもない「努力」です。
ARINAが運営する美容レビューサイト「mellow-メロウ-」が行ったアンケート、『美容ケアでいちばんお金をかけているものは?』に対しても、みなさん肌にはしっかりお金や時間をかけていることがわかりました。
1位:乾燥
・潤いがないと老けて見えます。
・かさかさするだけでなく、そこからかゆみにも発展してしまい、かいたりして悪化してしまうので。
・なんと言っても乾燥に対するケアが一番大事だと感じているため。
・乾燥するのでパックをしています。
・基本なので。
2位:毛穴/美白(同率)
【毛穴】
・鼻の毛穴が一番気になっているので手をかけています。
・毛穴が開いていると年をとって見えるからケアに力を入れている。
・毛穴が目立って黒ずんでいるから。
・毛穴が汚れていると不潔感が増すから。
・まだシワやタルミは気にならないです。キメの細かい肌を目指して、現状は毛穴が目立たないようにケアを頑張っています。
【美白】
・元が色白だからそれを保ちたい。
・肌が白いとメイクが映えるから。
・頬のシミが気になるから。
・シミを作りたくないから。
・美しくありたいので。
・日焼け止めや日傘や服などアイテムが多いから。
4位:ニキビ
・肌荒れしたまま人と会うのは、恥ずかしいなと感じるから。
・昔からの悩みなので口コミを色々調べてニキビに効く化粧水や肌に優しい化粧品などを使うようにしている。
・もともとニキビができやすい体質のため、ニキビケアに1番かけている。
・もともとニキビがひどく病院や化粧品にお金をかけているから。
・ニキビがすぐ出来るからです。
・マスクを着けているので蒸れるのと、摩擦でニキビができやすいからです。皮膚科に通っていますし、食事にも気を付けています。
5位:シワ
・乾燥が原因のシワを防ぐために高級なクリームを塗り込んでいる。
・目元のシワに効くであろうアイクリームにお金をかけている。
・シワはセルフケアが難しいから美容クリニックでお金をかけてケアしてます。
・年齢が上がってくると顔のほうれい線が気になってくるから。
・目尻のシワがかなり気になるので、目元専用のものを使っています。
・老けて見えるから。
リアルに“最もお金をかけている美容ケア”は? 1位はやっぱりアレだった!
すっきりとしたフェイスライン
もたつきがなくすっきりシャープなフェイスラインであることも、綺麗な顔と言われる人の共通点。
どんなに目鼻立ちが整っていても、たるみや二重あごが目立つ輪郭ではちょっぴり残念。骨格を自力で変えることはできませんが、表情筋の使い方や日々のケアで、たるみ・むくみのないすっきりシャープなフェイスラインは作ることが可能です。
鼻筋があり横顔も綺麗
綺麗な顔と言われる人は、Eラインがあり横顔も綺麗。Eラインとは横顔を見たとき、鼻先からあごの先までを結んだライン。そのラインから唇がはみ出していないと、一般的に綺麗な顔と言われています。
また、このEラインがある人は鼻が高く、鼻筋も通っていることが多いため、綺麗な顔立ち認定されやすいようです。
モテるのはなぜ?「中性的」の意味や当てはまる人の特徴、近づくための方法も紹介
意志がある澄んだ目
綺麗な顔と言われる人は、目にも特徴があります。
クリッと丸い目は「可愛い顔」と言われる人に多いですが、綺麗な顔と言われる人はどちらかというとキリッと意志のある目をしています。
吸い込まれそうな澄んだ瞳をしているのも特徴的。
「クールビューティー」な女性とは? モテる? モテない? 見た目や性格、行動の特徴まとめ
歯並びのいい口元
歯並びや口元の綺麗さも、顔の印象を左右する大事な要素。
どんなに澄んだ目と鼻筋を持っていて、キュッと締まったフェイスラインでも、口元に清潔感がないと「綺麗な顔」認定は難しいでしょう。
口元、とくに「歯」は、顔の造作よりも美人度や清潔感を左右するものなのです。
働く30代は【歯】も命! 第一印象が変わる美しい歯の手に入れ方
美しい姿勢
意外かもしれませんが「姿勢」も綺麗な顔認定される重要な要素のひとつ。
「顔ではないじゃないか」と思うかもしれませんが、顔だけでその人の顔の印象は決まりません。顔のパーツがそれほど整っていなくても、姿勢が綺麗な人を「美人」「綺麗な人」と感じたことはありませんか?
顔立ちやスタイルがいい以上に、姿勢がいいことは綺麗を決める重要事項なのです。スッと伸びた背筋は周囲に自信を感じさせ、それだけで雰囲気美人が完成します。
誰もが惹かれる「雰囲気美人」になるには? 5つの特徴をご紹介
綺麗な顔になるために努力したいこととは
メイクよりも素肌に手をかけて
メイクで綺麗な顔を作るのも大事ですが、土台が綺麗であることはもっと大事。つまり素肌を綺麗に保つために手をかけてあげることは必須です。
綺麗な肌を作るための基本中の基本、正しいスキンケアのポイントは以下。
・摩擦レスを徹底する
肌は擦ると負担になり、色素沈着や肌荒れの原因に。できるだけ触らず・擦らずを意識したスキンケアを心がけましょう。
・スキンケアアイテムの使う量を見直す
どんなコスメを使うかも大切ですが、アイテムをどう使うかで肌が変わる可能性もあります。もっとも注意したいのは「使う量」。使う量が十分でなければ出るはずの効果も出ません。洗顔料は両手いっぱいの泡を、化粧水は500円玉大、美容液は直径1〜2cm程度を目安にして。
・美容液で保湿する
美容液とは特定の肌悩みに対し、効果的にアプローチ可能な集中ケアコスメ。化粧水と乳液だけのシンプルケアは卒業し、ぜひ美容液を投入しましょう。綺麗な肌を作る上で避けられないのが「保湿」です。ヒアルロン酸・アミノ酸・セラミド・コラーゲン・エラスチンなど保湿成分が配合されたものをスキンケアに取り入れてみてください。
・紫外線対策を徹底する
朝は紫外線対策までがスキンケア。紫外線対策をしっかりやるかやらないかで、5年後、10年後の肌を大きく変えます。こちらもスキンケア同様、使用する量を見直してみて。理想は皮膚1平方cmあたり日焼け止め化粧品2mg。いつも使っている量の4倍くらいを目安にするといいかもしれません。確実に紫外線カットするために、上からパウダーファンデを重ねるのも有効です。
きれいな肌の作り方。汚肌の原因は勘違いスキンケアかも? 正しいケアと生活習慣
メイクは清潔感を第一に
メイクで綺麗な顔を作ろうとしてやり過ぎてしまうのは逆効果。基本的には土台である素肌を育てつつ、清潔感あるメイクで綺麗な顔を目指すのがおすすめです。
顔を横から見たときの鼻の高さやEラインをすぐに変えることは難しいですが、綺麗な顔の人に共通する正面から見たときの「鼻筋」はメイクで作ることができます。低い鼻や団子鼻に悩んでいる人は、ぜひ鼻筋がすっきり見えるメイク方法にチャレンジしてみましょう。
ポイントは以下。
・団子鼻さんは小鼻に影を入れる
シェーディングパウダーを眉頭から目頭のくぼみに入れることで鼻筋がシュッとしますが、団子鼻さんは小鼻にも影を加え、鼻を引き締めてみましょう。
・面長さんは鼻筋を強調し過ぎない
顔の長さが気になる面長さんは、鼻筋を強調しすぎると縦のラインでより顔が長く見える恐れがあります。面長さんの場合は、目頭のくぼみと小鼻の横、鼻の下に影を加えましょう。
・やり過ぎは逆効果
ノーズシャドウは色を濃くし過ぎたり、入れ過ぎたりするのは不自然です。骨格をナチュラルに際立たせるポイントは「少し物足りないくらいで仕上げる」こと。「あ、ノーズシャドウを入れてる」と思われた時点で△です。
ノーズシャドウの入れ方レッスン【鼻の形・顔型別】鼻筋スッキリ美人メイク
姿勢よく上品な所作を心がける
美しい姿勢や所作は、無意識で身につくまでは時間がかかるかもしれませんが、習得すれば顔立ちやスタイルに関係なく誰でも美しく見せてくれる最高のボディメイクと言えます。
背筋を伸ばし、行動一つひとつを丁寧に音を立てず行ってみましょう。たとえばドアの閉め方、歩き方、ものの置き方、渡し方…。見直してみると意外と改善できるところは多く出てくるはず。
素敵な大人を目指したい!「上品」の意味とは?「上品」な人の特徴、「上品」になるための方法をご紹介!
美容整形や歯科矯正なども視野に入れて
リスクが伴うものなので強く推奨はできませんが、どうしても改善が難しいコンプレックスがある場合は、美容整形も視野に入れてみてもよいかもしれません。
今は、顔にメスを入れなくてもできる美容整形は多くあります。
たとえば小顔効果やシワ解消を見込めるボツリヌス菌毒素注射や、たるみを改善して引き締めるハイフなど。安全性と効果が実証されたものもあるので、医療の力を借りてみるのもひとつの手です。
また、歯科矯正も美しい歯並び、整った口元のラインを作ることができる施術。噛み合わせがよくなることで健康面でもメリットが多いものです。
費用や時間はかかりますが、見た目に自信が出て心がポジティブになるのなら、思い切ってチャレンジしてみる価値はあるでしょう。
気になる顔の輪郭やエラに効く?【美容皮膚科医監修】最新の小顔治療4
TOP画像/(c)Adobe Stock