とっても気まずい沈黙の間…
お互いのことをあまり知らない微妙な間柄や、気になるお相手との初デートなど、会話が続かずに気まずい思いをしたことのある人はいませんか? 特に初デートであれば、絶対成功させたいのに緊張して会話が続かなかった… なんてことは避けたいですよね。
それだけでなく、普段から会話に苦手意識を持っている人も少なくないのではないでしょうか? そこで、本記事では、会話が続かない人の心理や原因、会話が続かないときに意識したい会話術、そして会話が続かなくなったときに役立つ話題について、紹介します!
積極的に活用して、話し上手への階段を駆け上がりましょう!
会話が続かない人の心理や原因とは?
それではさっそく、会話が続かない人の心理や原因について見ていきましょう。会話に苦手意識のある人は、会話を続けられずに困ったことがあるのではないでしょうか。反対に、「この人、どうして話してくれないんだろう」と思ったことのある人は、会話が苦手な相手の心理を理解することで、今後のコミュニケーションの取り方に役立てられるかもしれません。
1:相手の気持ちが気になってしまう
会話が続かない人は、「これを話したら嫌な気持ちにさせないかな」「どう思われるんだろう」と、相手の気持ちを過剰に気にしてしまう傾向があります。
そのため、何も言えなくなってしまい、会話が続かないという状態になってしまうのです。相手の様子を窺うよそよそしい態度が、気まずい雰囲気をつくり出してしまうなんてこともあります。
2:自分に自信がない
自分に自信がないことも、会話が続かない人の原因と言えるかもしれません。心理1にも関わってきますが、自分に自信がないため、自分の言ったことに対する反応が気になってしまっていると考えられます。
自分や自分の発言に自信がないので、相手から否定されることを過度に恐れてしまっているのでしょう。
3:相手に興味がない
他人に関心がないと、会話は続きにくいです。「会話はキャッチボールだ」という例えがよくされますが、相手に関心がないとボールはキャッチできませんよね。話を聞くにしても、話題を広げるような質問ができなかったり、話すのは自分の自慢話ばかりしてしまったりしてしまうため、なかなか会話が続けられないということが多いようです。
会話が続かないときはどうしたら良い? 会話術を紹介
では実際に、会話が続かないときはどのように対応したら良いのでしょうか。気まずい沈黙を打破しようと焦ってしまい、余計状況を悪化させてしまうなんてことがないように、今からイメージトレーニングをしておくと安心して会話を楽しむことができるのではないでしょうか。
1:相手の話を最後まで聞く
先ほど、キャッチボールを例に挙げて、相手に興味がないとうまく会話が続けられないというお話をしましたね。会話を続けるコツは、「相手の話を最後までしっかり聞くこと」です。相手の話に真摯に耳を傾ければ、「どうしてこう思うんだろう?」「この話を詳しく知りたい」など、相手に対して疑問や興味がわいてくるはず。
相手の目を見ながら、うんうんと相槌を打って聞く姿勢を心がけましょう。
2:質問を織り交ぜながら話す
具体的な会話術としては、「質問を織り交ぜながら話す」というのがおすすめです。話の流れで、関連した質問を混ぜていきましょう。会話が広がりますし、更に相手を知る手掛かりにもなりますね。「いつ(時間)」「どこで(場所)」「だれと(人)」「なぜ(理由)」「どのように(具体的内容)」などを気にしながら会話してみると良いかもしれません。
過度な自分語りはマイナスイメージですが、「○○なら私も行ったことあるんですが、~がおいしかったです。ちなみにおすすめのメニューはありますか?」など、自分の体験談を少し混ぜることで、親密感が増すのではないでしょうか。
3:予め話す話題を用意しておく
言葉まで用意していく必要はありませんが、何を話すのかなど話題をいくつか持っておくと、会話が無くなりそうなときに役立ちます。相手のプロフィールや好きなもの、嫌いなことなど、相手を知ることができる話題などは、話を広げやすいかもしれませんね。
このあと、会話が続かないときに役立つ話題を紹介しますので、そちらもぜひ参考にしてみてください。
会話が続かないときに役立つ話題を紹介!
実践で使える、会話が続かないときに役立つ話題を紹介しましょう。気まずい沈黙をなくして、お互いにとって居心地の良い空間にするために、ぜひ活用してみてくださいね。
1:地元の話題
地元の話題は誰でも話しやすく、また盛り上がるネタの一つです。相手の地元の特産物や観光名所、伝統などを聞いてみましょう。方言なども面白いですよ! 地元では当たり前のように使っていた言葉が、実は方言で通じなかった… といった笑い話は盛り上がること間違いなしです。
ひょっとしたら、出身地が同じなんて共通点も見つかるかもしれません。
2:好きなことやもの、趣味の話題
自分が好きなことやものは、人にシェアしたくなるもの。普段は無口な人でも、好きなものの話になると、途端に饒舌になる人も少なくありません。相手の意外な趣味嗜好が明らかになって、一気に距離が縮まるなんてことも。
3:話題のニュースや時事ネタ
ビジネスシーンでの話題や初めて会う相手には、プライベートな話題を避けたほうが良い場合が多いもの。そうなると、話題の幅も狭まってしまいますが、そんなときは今話題になっている著名人の話や時事ニュースなどを話してみましょう。社会に広くアンテナを張っていることもさりげなくアピールすることができます。
最後に
本記事では、会話が続かない人の心理や原因、会話を続ける方法、話題などを紹介しました。話すことが苦手な人は、緊張してしまって頭が真っ白になってしまうこともあるかと思います。ですが、緊張しなくて大丈夫。リラックスして、素直な気持ちで相手との会話を楽しみましょう。
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