「It’s water under the bridge.」ってどんな意味?
英語には、そのまま直訳すると意味がわからない独特な表現がいくつもあります。特に映画などでネイティブの会話を聞いていると、そのような表現に出合うことも多いのでは。
たとえば、私が好きな海外ドラマ『SUITS』でも登場したこのフレーズ。
「It’s water under the bridge.」
直訳すると「それは橋の下の水だ」ですが、ドラマのセリフとしてはどうもピンときませんよね。
そう、実は別の解釈ができるのですが、どういうことを言いたいのかわかりますか?
前回の記事はこちら>>「I drink like a fish」意味は? 魚のように飲むって…
正解は?
橋の下の水を想像してみてください。とめどなく流れていく様子が目に浮かびませんか?
そこから転じて「もう過ぎ去ってしまって、どうにもできない」ということを表します。日本語でも「水に流そう」と言いますが、まさにこの言い回しと同じような意味ですね!
ということで今回は、つい口から出てしまうホンネの英語表現をいくつかご紹介! 特にちょっとした嫌みを言い合う場面や、言い争いをしている場面などで使われる表現を中心にピックアップ。
どれも映画や海外ドラマでもよく使われる表現なので、ぜひ覚えてみてくださいね。
・「See? I told you.」(ほらね。だから言ったじゃないの)
・「That’s going too far.」(それを言っちゃおしまいよ)
・「It’s now or never!」(今こそチャンス! 林先生の名セリフ「今でしょ!」に近いかもしれません)
・「So what?」(だから何?)
・「Who do you think you’re talking to?」(誰に向かって言っていると思ってるの?)
・「Don’t get fresh with me.」(甘くみないでよ)
・「Who do you think you are?」(何様だと思ってるの?)
・「You’ll see.」(今にわかるよ)
・「Time will tell.」(時が経てばわかるよ)※「You’ll see.」と同義
machi
小学生~社会人を対象とした英語教室を運営する英語講師。英検1級/国家資格・通訳案内士/TOEIC 900点以上
生徒のリクエストによっては、数学や化学まで教えることも。○十年前の記憶を引っ張り出し奮闘中。
ただいま周回遅れで韓ドラがブーム! 本当は仕事も家事もせず1日中韓ドラを観てぐ~たら過ごすのが理想。韓国語も習得したい。