ぶどう狩りの時期がいつか知ってる?
ぶどう狩りの時期は基本的には7~9月
ぶどう狩りの時期は、7~9月が一般的です。しかし、地域や栽培品種、作付の時期などによっても異なるため、行きたい観光農園が決まっているときは事前に問い合わせておきましょう。品種ごとの目安は以下のとおりです。
・デラウェア:7~8月
・サニールージュ、キングデラ、甲斐美嶺、ピオーネ:8月
・巨峰、ゴルビー、マニキュアフィンガー、シャインマスカット、瀬戸ジャイアンツ:9月
西日本は7月から始まることが多い
西日本や東海エリアには岡山や鳥取などのぶどうの名産地が多数あります。観光農園も多く、岡山・鳥取以外にも、大阪や愛知などで広くぶどう狩りを楽しむことが可能です。
品種や観光農園によっても異なりますが、愛知県より西部は7月からぶどう狩りがオンシーズンを迎える傾向にあります。とくにデラウェアなどの小粒のぶどうは7月、8月に旬となるため、早めに出掛けるようにしましょう。
東日本・北日本は8月以降が一般的
東日本や北日本にも、山梨や長野などのぶどうの名産地が多数あります。人口が多い都心部からも日帰りで行ける観光農園もあるので、気軽なレジャーとして楽しめるでしょう。
品種などによっても異なりますが、東日本や北日本ではぶどう狩りのシーズンは8月以降となることが一般的です。巨峰やゴルビーなども8月、9月にオンシーズンになるため、大粒のぶどうが好きな方はチェックしておきましょう。
ぶどう狩りについて知っておきたいポイント
ぶどう狩りに行く前には、行きたい観光農園のホームページを見て、時期や収穫可能な品種について調べておくことが必要です。観光農園によって栽培している品種も時期も異なるので注意しましょう。
ぶどう狩りに行く前に知っておきたいポイントをまとめました。
人気エリアは山梨や愛知
山梨や愛知ではスーパーやデパートなどで販売するぶどうも栽培していますが、観光農園も多くあります。県内や近郊にお住まいの方は、ぜひ観光農園を探して出掛けてみてはいかがでしょうか。
ぶどうは比較的広範囲で栽培されているフルーツです。北海道から中国・四国地方まで幅広く観光農園があるので、気軽に楽しめるでしょう。
品種や農園ごとに料金が異なる
ぶどう狩りの料金体系は農園によって異なるため、注意が必要です。時間を決めて食べ放題のスタイルもありますが、試食をしてから購入したい分だけぶどう狩りを楽しみ、収穫したぶどうを重量で買い取るスタイルもあります。料金の目安は以下のとおりです。
・【食べ放題】1,500~2,000円(30~40分程度)
・【重量で買取】1,000円~(1キログラムあたり)
ぶどう狩りのスタイルによってだけでなく、品種によっても料金は異なります。同時期に複数の品種が旬を迎える観光農園では、品種ごとに料金が設定されていることが多いので、事前にどの品種のぶどうを食べたいのか決めておきましょう。品種ごとの料金目安は以下のとおりです。
<食べ放題>
・ピオーネ:1,000~1,200円(30~60分)
・巨峰:2,000~3,000円(30~60分)
・シャインマスカット:3,000~3,300円(30~60分)
<重量で買取>
・ピオーネ:1,000~1,500円(1キログラムあたり)
・ゴルビー:1,200~1,500円(1キログラムあたり)
・スカーレット:1,400~1,800円(1キログラムあたり)
・シャインマスカット:1,400~2,000円(1キログラムあたり)
食べ残したときは買取が一般的
時間を決めて食べ放題のスタイルの場合は、収穫したものはすべてその場で食べることが原則です。食べ放題の時間が終わる前であっても、食べ切れなさそうなときは収穫しないようにしましょう。
もし収穫しすぎてしまったときは、重量で買取することが一般的です。買取方式で対応する観光農園では料金所やホームページで重量あたりの価格が掲示されているので、確認しておきましょう。
予約を受け付けていることも。特に繁忙期は予約した方がベター
ぶどう狩りなどのフルーツ狩りでは収穫できる量に限りがあるため、1日あたりの入場者も制限していることがあります。先着順で入場できる観光農園もありますが、電話予約でのみ入場者を受け付けているケースもあるので、注意が必要です。
また、予約システムがない場合でも、不定期に休園する観光農園もあります。営業しているのかどうか調べるためにも、観光農園に直接電話をかけて次のポイントを問い合わせておきましょう。
・予約が必要か
・入場制限があるか
・開園日、開園時間
房を切ってから食べるのがマナー
時間を決めて食べ放題スタイルのぶどう狩りでは、房を切ってから食べるのがマナーです。房に枝がついた状態で、粒だけ手でもぎとって食べてはいけません。
また、袋がけした状態であっても、何度も上から房を触って選ぶのもマナー違反です。来園者すべてが気持ちよく過ごせるよう、切り取る房の袋だけを触るようにしましょう。
もし食べられないのにぶどうを触ってしまった場合は、買い取るほうが良いこともあります。「食べないものは触らないこと」を原則として、万が一のことが起こったときは農園のスタッフや責任者に尋ねてみましょう。
農園に電話をかけてから、ぶどう狩りに出かけよう
ぶどう狩りは、晩夏から秋にかけて楽しめるイベントです。旬のおいしいぶどうを食べられるだけでなく、季節を感じ、収穫の喜びを実感できる点もぶどう狩りならではの楽しみといえるでしょう。
ただし、入場制限や不定期の休園リスクもあるため、農園に出掛ける前にホームページをチェックし、予約方法を確認したり、営業時間や営業日、予約可否について調べるのは必須。電話で確認をとるほうが賢明です。
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