シンガポールの象徴的存在。いつかは泊まってみたい!と憧れ続けたマリーナベイ・サンズ
そもそもシンガポールについておさらい!
熱帯雨林の気候に包まれたこの国は、年間を通じて気温30℃前後。つまり、いつ行っても“サマーリゾート”。街はコンパクトで移動もスムーズ。地下鉄(MRT)やタクシーを使えばどこへでもストレスフリーにアクセスが可能! 衛生管理がしっかりされていて、街がとてもきれい。ひとり旅でも、はじめての海外でも不安を感じる場面はほとんどないはず。日常の会話はほぼ英語で通じ、多民族国家ならではの料理、街並みが魅力です。通貨はシンガポール・ドル(SGD)。1SGDはおよそ110円前後(変動あり)。物価は日本よりやや高め(とくにお酒!)ですが、屋台ごはんやフードコートなら、程よい価格で本格的なアジア料理を楽しむことができます。
マリーナベイ・サンズってどんなところ?

シンガポールのランドマークとして知られるマリーナベイ・サンズは、ラグジュアリーと非日常を同時に体験できる特別な場所。地上約200mの屋上に広がるインフィニティプールは、まるで空に浮かんでいるような開放感!
3つのタワーは57階建ての高層ホテルで、全体で約1,850室の客室があります。3棟はゆるやかなカーブを描いてそびえ立ち、見た目にもユニーク。3つのタワーの屋上を一本でつないでいるのが「サンズ・スカイパーク」。全長12,400メートルの空中庭園で、700本以上の木や植物が植えられています。シンガポールの絶景を高層から楽しめる非日常空間。それぞれのタワーは屋内でもつながっているため、館内の移動もスムーズなんです。
まずはラグジュアリーな客室をチェック!

客室はモダンで機能的、窓から広がるパノラマビューが旅の高揚感をさらに引き立ててくれます。大きな窓からはマリーナベイの街並みが見渡せ、この風景を眺められるだけでももう極上の時間に。

今回宿泊したのはサンズ・プレミアルーム。大きくて快適な寝心地のベッド、外をゆっくり眺められるチェア、大きなモニターのテレビ、足を伸ばして入れるバスタブ。どこかに出かけなくても、部屋の中にいるだけでリフレッシュできるほど居心地のいい空間。


2つの洗面台で広々! ひとりには贅沢すぎるスペースでした。メガネを無造作に出しっぱなしにしていたら、メガネ拭きを下にそっとセットしておいてくれたり、充電器のコードがぐしゃっとなっているのを、オリジナルのケーブルベルトでまとめておいてくれたり細やかなケアが本当にうれしかったです。さすがのホスピタリティ!

アメニティも充実していてザ・サンズコレクションの客室及びスイートにはジョー・マローンが2011年11月に新たに創設したフレグランスブランド「Jo by Jo Loves」が。

お部屋にこもってのんびりしたい!そんな日はインルームダイニングで
インルームダイニングは24時間利用できて、「お店は閉まってるけどちょっと小腹が空いたな」「朝はお部屋で済ませたいな」なんてときも快適。電話で英語でのオーダーは、語学力にちょっと緊張しちゃうけれど、テレビやスマホからもオーダーができるのでスマート。

持ってきてくださったときも「どこにセッティングする?」「今日1日楽しく過ごせた?」などと話しかけてくださり、あったかい雰囲気。そんなあたたかな雰囲気&シーザーサラダが本当に美味しくて、遅延に遅延を重ねたフライトで疲れた初日の夜の体に沁みました。
宿泊者限定! 天空のインフィニティプールで過ごす極上のひととき
マリーナベイ・サンズに宿泊したら足を運ばない理由が見つからないインフィニティプール。 57階、地上約200mにある世界で最も壮観な屋上プールに入ると、視界に広がるのはシンガポールの街並みと空の境界線。

朝、昼、夜、それぞれの風景がとにかく素晴らしく「ずっとここにいたい…」という気持ちになる場所です。入り口でタオルはもちろん、ミネラルウォーターをもらえるのもうれしいポイント。デッキチェアにごろんとし、広く抜けるような空を眺めていると日頃のモヤモヤなどどこかに吹っ飛びます。

遅めの時間は人がかなり少なくて静けさの中で夜景を独り占めでした♡
感性を満たす見どころがあちこちに

マリーナベイ・サンズには、単なる観光ではない体験がたくさん詰まっています。 建物が印象的な「アートサイエンス・ミュージアム」では、さまざまな展示が行われていて、「アイリス・ヴァン・ヘルペン展」のファッションの世界観がとても素敵でした!イベントプラザでは光と水が織りなす無料の噴水ショー「SPECTRA – 光と水のシンフォニー」も開催されていました。

そのほかにもマリーナベイ・サンズの「The Shoppes」B2階にあるチームラボによるインスタレーション「Digital Light Canvas by teamLab」が。こちらは夜、静まり返った「The Shoppes」の上のフロアから見下ろしたのですがデジタル空間にすっかり魅了されました。

「スカイパーク展望台」もぜひ行って欲しい場所! ホテルタワー3の56階に位置していて、シンガポールの街を一望できる開放感あふれる特等席。


昼の爽やかな景色、夕暮れのサンセット、きらめく夜景。時間とともに移ろう街の表情を、存分に楽しめる絶景スポットです。事前にチケットを購入して向かうのがおすすめ!ちなみにあまりにいい天気で心地が良かったのでビールを1人、楽しみました。

ちなみに缶ビールは1本S$10でした
スカイパーク展望台チケット/大人:S$35(オフピークタイム)
マリーナベイ・サンズのすぐそばに広がるのは、未来感と自然美が織りなす「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」。一歩足を踏み入れるだけで、忙しい日常からふっと抜け出し、その世界観に浸れる空間で、シンボリックな「スーパーツリー・グローブ」がお出迎え。

正直、暑くて無理かも…と思っていたら、ドームの中は快適な冷房空間! ゆっくりのんびり快適に自然を満喫できます。ちなみに二つのドームがあり、ひとつは「フラワー・ドーム」。世界中の花と緑が咲き誇り、ドームの中とは思えない開放感でとにかくフォトジェニック! そしてもうひとつは「クラウド・フォレスト」で屋内にまさかの約35mの滝が。クラウドウォーク と呼ばれる回廊を歩きながら、現在コラボ中の『ジュラシック・ワールド:ザ・エクスペリエンス』の世界観を堪能しました。

食べる時間もスペシャリティ
食のバリエーションも、ここは豊富すぎるほど。ホテルタワー1にある「RISE RESTAURANT」の朝食は、世界各国の定番料理が揃っていて、絶対に全部食べきれないけれど、可能な限り食べたい!と思わせるラインナップ。朝からお腹がはち切れるほどに美味しい食事をいただきました。

また「The Shoppes」にも名店がずらり。「Mott 32」は伝統的なレシピやアジアの洗練された風味を引き立てる本格的な中国料理が楽しめるお店。内装がとてもモダンで落ち着いた雰囲気。自分へのご褒美としてぜひ足を運びたいスポットです。


ギリシャ料理のお店「estiatorio Milos」も全力でおすすめしたいお店!目の前に新鮮なシーフードが並ぶオープンキッチンスタイル。


マーケットのように並べられたシーフードを実際にみながら食べたいものを選ぶことも。ここで美味しかったのが“Milos Special”というズッキーニやナスをスライスした素揚げをタワーにしたもの。

こんなに美しいのに、テーブルに運ばれた後は崩してしまうんです。もったいない!と思いつつ、中から出てきたサガナキチーズ(ギリシャ風焼きチーズ)もまた絶品♡ 塩釜焼きのお魚も美味でした。


また、シンガポールといえば!のTWG Teaや、BACHA COFFEEのほか、Angelinaなどもあり、食事だけでなくカフェタイムも堪能できちゃいます。
「The Shoppes」は270以上のブランドが集まるショッピングモールで、お買い物欲も満たしてくれます!いろいろなお店をぶらぶらしながら歩いているだけでも楽しさ満点。

そして、ウォーターフロント・プロムナード沿いにある、水上ブティック”ルイ・ヴィトン アイランド・メゾン”や浮かぶApple Storeも必見ですよ!

こちらはApple Store。

こちらはルイ・ヴィトン。どちらも水面に映り込むファサードが素敵すぎます。

ちなみに、対岸にはこちらもシンガポールのシンボルであるマーライオンさまがいらっしゃいます(15倍ズームで撮影しました)。静けさ漂う夜、敷地内をゆるりとお散歩しているだけでも景色に癒される。本当に最高のステイとなりました。
仕事も日常もひと息ついて、自分と向き合いながら過ごせる場所として、忙しく働く女性たちにぜひ一度訪れてほしいラグジュアリーな統合型リゾートです。私もまたいつか絶対に行きたい!
デジタル担当 岡野亜紀子
Oggiのデジタルを担当。趣味は推し活で隙あらば渡韓を目論んでいる。体にいいことがしたいと思い、マシンピラティスを始めようか悩んではや半年。