「ふふ」と言えば、日本各地、土地ごとの魅力を存分に活かした、大人のための滞在を提供してくれるホテル。Oggi世代にもファンが多いのも頷けます。
「ふふ 東京 銀座」は、11月16日にオープンしたばかり。銀座一丁目駅から直結という抜群のアクセスの良さと、銀座中央通りを見下ろすロケーションは、これまでの「ふふ」にない都会型の新しい滞在を提案してくれます。
東京に暮らす人にも、訪れる人にも。その魅力を再認識させてくれるステイに

「ふふ 東京 銀座」は、これまでの「ふふ」同様、土地や歴史を踏まえた施設づくりがされています。エントランスから、昔使われていた瓦を再構成したアートのような壁面がお出迎え。チェックインを行うロビーには、銀座の土を使用した泥染めアートなども印象的で、東京の今と昔を肌で感じることができるデザインがされています。

ロビーのスーベニアの棚には、本来ならば日本各地の「ふふ」に出向かないと買うことができないものが一部、販売もされていて、ここにも東京らしい、日本のいいものが集まるという側面を感じさせてくれます。
お部屋は全部で34ルーム、11タイプ。私が泊まったのはエグゼクティブコンフォートスイートでしたが、お部屋のバルコニーに出ると銀座の中央通りもちらりと覗くことができました。

お部屋の中は、コンパクトでありながら非日常を感じされてくれるモダンで洗練されたインテリアや、広々としたひのきが香る温泉などが備わっていて、日々頑張る自分を解きほぐしてくれそう。これほど中心地にありながら、意外と静かなのもびっくりしたポイントのひとつでした。

お部屋に備え付けのスキンケア&ボディケアアイテムも、一部は「ふふ」の各地のホテルで使用されているものが。以前、軽井沢で滞在したボディケアアイテムに再会できたのですが、東京でこういった出会いができるのも、ならではの体験です。(いい香り♡)

お部屋の冷蔵庫に準備されたお茶は、熱海の川根茶。こちらは、「ふふ 熱海」で出会うことができるお茶ですが、東京のお部屋で楽しむことができます。

絨毯も特注のデザインだそう。銀座を詠んだ俳句から着想し、絨毯にオリジナルデザインをいちからおこしたとのことで、お部屋ごとの表情の違いを楽しむこともできそうです。
温泉は毎日、熱海から直送! 最高のご褒美時間に

「ふふ」の魅力の大きなひとつともいえるのが温泉。これまでは、日本各地の温泉地に立地することでその場所の温泉を楽しめていましたが、銀座ではなんと、毎日熱海から温泉を運んできているそう! そのおかげで、銀座の中心でも客室内での温泉が楽しめるというから驚きです。

ルーフトップラウンジでは、このお湯を足湯でも楽しむことができ、夕方からはフリーフローも提供。銀座の中心で、足湯をしながらお酒をたしなむ…そんな時間も、「ふふ 東京 銀座」だからできることのひとつです。
心もおなかも満腹!日本各地の魅力をぎゅっと詰め込んだ料理も要チェック

「ふふ」を語る上で、欠かせないのが料理。滞在するからには、料理もしっかり楽しんでほしい、と以前「ふふ 軽井沢 陽光の風」に滞在した際にお話を伺ったのですが、そのマインドは銀座でも受け継がれていることを実感できる圧巻のラインナップでした。
夕食は、和のテイストにまとめられつつ、“東京”という日本の中心地である土地柄を活かした、日本全国のよいものが一同に会するような印象の日本料理コース。

個人的には、先付の北海ずわいと湯葉の味噌漬け、そして美しい御造りがお気に入りになりました。お魚からお肉、お米まで、とにかくたっぷり楽しめるので、滞在される際はぜひおなかを空かせてから行かれることをおすすめします!

また、お酒が飲めない私にうれしいな、と感じたのはノンアルコールのペアリングがあること! 各地へ旅に行っても、その土地ごとのお酒をたしなむことができないのが唯一、さみしいなと思っていたので、このサービスはすごく良いなと感じました。
もちろんアルコールのペアリングもあるので、お酒を飲まれる方、飲まれない方が一緒に滞在されても、お互い気兼ねしなくていいのもうれしいですね。

朝食は、がゆう膳というお膳のかたちで提供。和食の朝食が基本になっていますが、こちらも食にこだわる「ふふ」ならでは、朝からサラダやうなぎなども楽しむことができて、しっかりエネルギーをチャージできました。
忙しいからこそホテルステイは、自分を見つめなおす豊かな時間に

1泊2日の短い滞在でも感じられた「ふふ」らしい、唯一無二のステイへのこだわり。毎日を猛スピードで駆け抜ける、仕事にもプライベートにも全力な人にこそ、その豊かな時間を味わってほしいと思える仕掛けが満載でした。
この冬の旅は、都心で温泉と食事でパワーをチャージ! 「また明日からも頑張ろう!」と背筋がシャキッと伸びるような、心と体の栄養を蓄えることができるはずです。
Oggi編集部
「Oggi」は1992年(平成4年)8月、「グローバルキャリアのライフスタイル・ファッション誌」として小学館より創刊。現在は、ファッション・美容からビジネス&ライフスタイルテーマまで、ワーキングウーマンの役に立つあらゆるトピックを扱う。ファッションのテイストはシンプルなアイテムをベースにした、仕事の場にふさわしい知性と品格のあるスタイルが提案が得意。WEBメディアでも、アラサー世代のキャリアアップや仕事での自己実現、おしゃれ、美容、知識、健康、結婚と幅広いテーマを取材し、「今日(=Oggi)」をよりおしゃれに美しく輝くための、リアルで質の高いコンテンツを発信中。
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