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LIFESTYLE

2025.05.16

本物を横浜で! フラの世界最高峰「メリーモナークフェスティバル」9月に開催 <公認アンバサダー&旅コラムニスト 山下マヌー>

“本物のフラ”が日本にやってくる! プラチナチケット&プラチナイベントという「幻のフラ大会」の魅力を、旅行コラムニスト・山下マヌーさんがお伝えします。

山下マヌー Manoue Yamashita

“本物のフラ”を見たことがありますか?

それは、ビーチ沿いのホテルでゆったりと踊られる観光用のフラとは少し違います(アレはアレで悪くないけど)。

本来のフラとはハワイの自然や歴史、そして人々の心を映し出す、神聖で深い意味を持つ踊り。本来は祈りであり、物語を紡ぐ言葉が込められているもので、それはハワイの人々や文化の芯でもあるとされています。

そんな“本物のフラ”が集結する世界最高峰の舞台が、ハワイ島ヒロで毎年4月に開催されている「メリーモナーク・フェスティバル」。

ハワイ中から観戦者がやってくるため、チケットはもちろん、大会期間前後のホテルもエアチケットも確保することが困難、どれもがプラチナチケット。

メリーモナークのルーツは1963年に遡ります。ヒロを襲った大津波の被害から立ち直ろうと、その復興のシンボルとして、地元の人々が立ち上げたのがこのフェスティバル。

「メリーモナーク」というネーミングは、19世紀にフラを宮廷文化として復活させた“お祭り好きな王様”ことカラーカウア王のニックネーム「Merrie Monarch(陽気な君主)」にちなんで名付けられたものです。

最初はローカルなパレードやマーケットイベントだったものが、次第に本格的なフラ競技大会へと成長。今では出場すること自体が名誉であり、フラを学ぶ者の憧れの舞台となっています。また、普段は静かなヒロの街ですが、大会の前後は多くの人で賑い、まさに「年に一度のお祭り」状態。

世界最高峰のフライベントがこの秋横浜にやってくる!

そんなメリーモナークの世界唯一の公式イベントが日本で開催されることが決定しました。イベント名は「Nā Po’o Kela(ナーポオケラ)」。開催地はかつて多くの日本人がハワイへ移民として旅立った場所、横浜。

昨年、史上初めてメリーモナーク側から「日本での公認開催」が認められ、今年はその第2回。今年のヒロの大会で入賞を果たしたトップチームたちが、本場のステージそのままに来日して踊ります。つまり、“今、世界で最も美しいフラ”が日本にいながらにして見られるという、奇跡のような時間がやってきます。

ハワイが恋しいあなたへ。今、日本で一番ハワイに近い場所

コロナから急激な円安で、ハワイへ行く機会が減ってしまったという方も多いはず。そんな今だからこそ、このイベントの存在は特別。

会場となる横浜の「ぴあアリーナMM」では、本場さながらのステージセッティングが施され、ハワイアンフードやローカルグッズの販売もあり、ヒロのメリーモナーク会場が再現される予定。ハワイが恋しい人にとって、日本で最も“ハワイを感じられる場所”になる(はず)。

フラを知らなくてもハワイ好きなら、絶対見るべき

「ハワイは好きだけどフラは詳しくはない」… そんな人にこそおすすめしたいのがナーポオケラ。なぜなら、本物のフラは“踊り”というよりもハワイの“祈り”であり、“言葉”であり、“物語”が凝縮されたものだから。

フラを通じて見えてくるのは、自然と共に生きることの美しさ、人と人とが支え合うアロハの精神、そしてどこか懐かしさを感じる温かさだったりします。フラファンだけでなく、見た人すべての人の心に何か特別な感動と感傷を残してくれるはずです(実際に2024年にステージを観た際、アツいものが込み上げてきて気がついたら感涙したというのはホントです)。

ちなみにヒロの本大会に行こうと思ったら、それはもう相当にハードルが高い。先程も書いたようにチケットはほぼ即日完売、ホテルは数年前から予約必須というプラチナチケット&プラチナイベントというある意味「幻のフラ大会」。「フラ? 興味ないかも」という人も、一度は見るべき素晴らしいイベントです。きっと踊りを超えた“魂”が見えてくると思います。

【イベント情報】
『ANA presents ナーポオケラ2025』
日程:9月27日(土)・28(日)
会場:ぴあアリーナMM(横浜)
チケットの詳細はこちら

とりあえず「ナーポオケラ」という名前のメモを!

山下マヌー Manoue Yamashita

雑誌編集者を経て旅行文筆家に。渡航回数400回超、著作数は65タイトル。2022年よりANA「翼の王国」スーバーバイザーを務める。

After a career as a magazine editor, became a travel writer, embarking on over 400 journeys and authoring 65 books. Since 2022, has served as a supervisor for ANA’s 「Tsubasa no Ōkoku」

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