岡山のぶどうをたっぷり食べ尽くす!
くだもの王国とよばれる岡山県には、大粒・種なし・甘いと三拍子そろった「ピオーネ」や「シャインマスカット」、果肉のプリっとした食感が楽しい皮ごと食べられる「オーロラブラック」など、多彩で個性豊かなぶどうが豊富に揃っています。
そんなくだもの王国の岡山県産ブドウをより美味しく楽しむために、おいしいブドウの見分け方・食べ方や、都内で開催される「岡山ぶどうフェア」についてご紹介します。
◆見分け方のポイント
1.穂軸が明るい緑色をしていること(※シャインマスカットは例外)
ブドウの房の穂軸が明るい緑色しているかをチェック! ただし、シャインマスカットは、木になっているときから軸の一部が茶色くなることがあるため、枯れて黒褐色になっていなければ気にしなくてもいいそうです。
2.果粉(ブルーム)が濃く厚いこと
ブドウの表面が白くなっているのは「果粉」と呼ばれる果実が出す天然のワックスで、ブドウの水分を保ったり、病気の元となる雨水を弾く役目を果たしています。この果粉が濃く厚く覆われているほど新鮮さが保たれている証拠なんですよ!
購入した後もこの状態で冷蔵庫に保存しておけば美味しさが長持ちします。指で触った部分が黒くなっているのは果粉が取れてしまった証拠。なるべくブドウの表面を触らず果粉が取れないようにしましょう!
3.黒ブドウ、赤ブドウは色が濃いこと、緑ブドウは黄色みがかっていること
ピオーネなどの黒ブドウや紫苑などの赤ブドウは色が濃いものを、シャインマスカットなどの緑ブドウは黄色みがかったものが美味しいそう!
4.粒のハリ、冴えがあること
房の穂軸が明るい緑色をしているか、ブルームでしっかり覆われているか、色味はどうか、ハリはあるかと、見分け方のポイントは4つ! このポイントを押さえて美味しいブドウを購入してみて!
◆ひと工夫でさらなる美味しさを!
ただ冷蔵庫で冷やして食べるだけではもったいない! ちょっとした手間でさらなる美味しさを楽しんじゃいましょう! さらに美味しく食べるには、“皮付きのまま丸ごと氷水15分につけて冷やし、皮ごと食べること!”
皮には香りの成分のポリフェノールがたっぷり! 気になるようなら後から皮を出すのがオススメです。
◆少しでも長持ちさせたい! 気になる保存法は?
ブドウには追熟は必要ないので、買ってきたら早めに食べるのがオススメ。ごく短期間ならなるべく涼しい室温保存でOK! 冷蔵庫に入れる場合は、乾燥しないように軸は残したままビニール袋かタッパーなどに入れて保存しましょう。また、穂軸から果実を取ってチャック付き保存袋に入れれば冷凍保存もオススメです!
ブドウにはミネラルや食物繊維、ポリフェノールなど女性に嬉しい栄養成分がたっぷり! 岡山のぶどうは5月から12月頃まで品種を変えながら楽しむことが出来ます。そんなバラエティに富んだ岡山県産のぶどうが都内で楽しめる「岡山ぶどうフェア」が開催中。
9月14日〜30日に千疋屋総本店にて「岡山ぶどうフェア」が、9月21日〜23日に新宿高野にて「おかやま葡萄フェア」が開催され、店頭でのぶどうの販売のほか、試食やぶどうを使ったオリジナルスイーツの販売が行われます。
岡山県から届く、色も形も様々な旬のぶどうを是非味わってみて!
【新宿高野「おかやま葡萄フェア」】
日程:9月21日(土)〜9月23日(月)
場所:新宿高野本店 地下2階入り口付近
【銀座三越「岡山フェア」】
日程:8月28日(水)〜9月3日(火)
場所:銀座三越 地下2階・3階 ギンザフードガーデン
【千疋屋総本店「岡山ぶどうフェア」】
日程:9月14日(土)〜9月30日(月)
場所:千疋屋総本店日本橋本店など計14店舗
チョコレートアドバイザー Yuko
学生時代からアルバイトで稼いだお金で、海外ブランドの菓子類につぎ込むなど、ショコラ愛好歴は20年以上。2011年よりチョコレートに関する情報ブログを運営。
2014年、チョコレート鑑定家クロエ・ドゥートレ・ルーセル氏が講師をつとめた、日本コネスール デュ ショコラ協会認定のシニアアドバイザー(チョコレートアドバイザー)の資格を取得。
現在はチョコレートに関するサイト365chocolats.netを運営するほか、食にまつわる様々な記事をWebメディアへライターとして寄稿している。